修学旅行のおもいで


 

* 記憶が曖昧である為、当時のモノでない部分もありますが御了承ください

 

・あれは高校の修学旅行の時の事でした。よくあるように、装備品にはいろいろと規制がかかっていたのですが、当然そんなモノは守られるはずもなく私もいろいろと持ち込んでました。その内の1つに”身体衰弱”があったのですが、何故かこのゲームが友達連中には好評で、夜な夜な就寝前の時間を使っては遊んでいました。

 

・夜な夜な遊び続けていたので、いい加減に遊び飽きたかと思った頃に「これをバスでの移動中にやろう」と私が冗談で言ったところ、何故か誰も反対しなかったので本当にやるハメになってしまいました。私は心の中で「アホだ、バスの中で腕立てなんかやるヤツは絶対アホだ」と思ったのですが、周りに「どうせ俺らアホなんだし、いまさら気にすんな。と説得されて本当にプレーする事に…。

 

・まず、人前&バスの中では実行不能な(絶対やりたくない)カードが幾つか存在するので(逆立ち・1本等)、使用するカードを選定しなくてはなりません。選定した結果、随分とカード数が減ってしまいました。しかし、そんな事はこのゲームをバスの中でやったが為に、ヘンタイ呼ばわりされる事を思えば些細な事でしょう。

 

・いよいよ準備完了です。私達は他の人達がしゃべったり、トランプしたりしているのを横目に”身体衰弱”を開始しました。

 

 

* この部分は当時のモノではありません

私 :んじゃ、今から”身体衰弱”を始めます

一同 :パチパチパチ(拍手の音)

私 :でわ、まず私から

 

そして、何回かはずした後

 

アラー :腕立てはそこだったのか。サンクス、玄白

玄白 :しまったぁぁぁ!

アラー :もう遅い。ここと…確か……ここだ

 

”腕立て”を見事に合わせるアラー

 

アラー :誰にやらせてあげようか…

兄貴 :玄白にしておけ

アラーの視線が玄白の方へ

アラー : そうだな、親切にも教えてくれたことだし、せっかくだから玄白だな

玄白 : やっぱり…(何がせっかくだ、後でキッチリ返してやるからな、覚えておけ)

 

こんな感じでゲームは進み、終わってみると

 

odio : 腹筋、V字バランス

アラー : デンキアンマ、アイアンクロウ

玄白 : 腕立て、デコピン、息止め

兄貴 : デンキイス(ダブルで)、スクワット

 

となっておりました

 私と兄貴に関しては正しいです

 

 

・そして、楽しい実行タイムです。

私は腹筋とV字バランスが当たっていたのですが、腹筋は補助イスの上でやったら楽勝でしたが、V字バランスはバスが揺れるので、足を上げる事よりもバランスを保って倒れないようにする事の方が辛かったです。そして、何よりも前に座っている担任の先生が振り向く事の方が怖かったです。

他のヤツらはと言うと、デンキアンマでつい声が漏れて先生に気付かれそうになったり、アイアンクロウの時に「シャァァァイニングッ・フィンガァァァァ! 」と叫んでみたり(小声でですケド)、と楽しい事になってました。

 

・んで感想

「バスの中でこのゲームをやるヤツは絶対にアホだ! 」

 

わかりましたか? 良い子の皆さんはマネしてはいけませんよ。

 


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