FF9 プレイ日記  DISC1


 

Step 0

・速攻でプレイに進みたい気持ちを押さえて、まずは説明書にあるキャラ紹介のページを閲覧。CGと天野原画とを見比べてみましょう。

ジタンガーネット :オゥ、CGキャラとはまるで別人じゃないですかッ! 天野絵だけ見てると”6”のロック&セリスみたいでやがります。

スタイナー :こちらもやはり別人です。って言うか、ヨロイの色が根本的に違いますよ? こっちの方が黒騎士のようで(某”エルリック”みたいで)遥かにかっこいいような気がします。

フライヤ :たしか職は竜騎士だったハズですが…手にしているものが杖っぽい上に衣装もアレなんで、どう控えめに見ても魔女にしか思えません。しかも、語尾がしっかり「〜〜〜じゃ」になってるし…。

ビビ :顔が特徴的なので、いかに原画と違っていても判別できました。しかし、ゲーム中よりも衣装が遥かに派手なので、ふと”5”のものまね師に見えたりします

エーコ :すいません、誰ですか? …髪の色とか形状とかが全然っているのでちっとも判別不能です。子供ゆえの身長(体格)が小さいに事しか原型を留めていないような…

クイナ :常に舌を出しているので判別は簡単ですが、どう考えても主人公サイドのデザインじゃないですよ? CGを見ただけでも十分に化け物だとは思いましたが、原画の方がさらに化け物度が高くて驚きでした

サラマンダー :あのぉ、誰ですか? CGじゃぁ人間かどうかも判別できないキャラだったのに、原画じゃ滅茶苦茶かっこいいですよ? 髪形と体格のおかげで某”カウボーイビバップ”に出てた兄ちゃんにしか見えません

・あぁ、さすがは世界の天野画伯ですね、ちゃんと肌の色が病的に白いあたりは「すばらしい」の一言に尽きましょう。って言うか、どんな変化したらあんなCGキャラになるんですかッ? ちっとも天野絵の意味無いような気が…。

 

 

Step 1

・波の描写がスゴいムービーが終わるといよいよ操作開始、操るのはプリマビスタにいるジタンです。部屋の中央にある蝋燭に点火すると、隣の部屋から3人の仲間が現れました。これからの計画について作戦会議をしたいものの、まだタンタラス団のボス(バクー)が来てないので話が進められないようです。次の瞬間、いきなり扉が開いて隣の部屋から竜仮面の人物が登場で戦闘開始です。

全然話が解らないんですけど?

しかし、AT式戦闘のおかげで迷ってるヒマはないのです。今はただ目の前にいるヤツを倒す事だけに集中しましょう。”ぬすむ”に執着したばかりに味方の1人シナが一撃で沈められたものの、どうにか勝利すると戦闘での損傷で仮面が壊れて男が姿を現しました。中身はバクーだったようです。

バクー :頭が痛ぇーっ! ちったぁ、手ぇ抜かねえかっ!

そっちも1人葬ったのでは?

一撃で殺られたシナ君の立場はさておき、人員が揃った所で奥の部屋へと移動して作戦会議が始まります。

・作戦内容は”劇間の混乱に乗じてガーネット姫を誘拐”と、セコい盗賊断にしては壮大なモノでした。一通りの説明が終わると、ちゃんと聞いていたかを試すようにジタンにも話が振られます。

マーカス :で、そのあとは、ジタン、おまえの出番だぜ!

ジタン :よし、わかった!その隙に、ブラーネ女王を誘拐すればいいんだな?

バクー :そうだ〜、我々が誘拐するのはこの太って醜い〜、ブラーネ〜〜〜

<………>

バクー :なんでじゃあ!!!

ジタン :よし、わかった!その隙に、ブラーネ女王を誘拐すればいいんだな?

あまりにツッコミのノリが良かったので、つい調子に乗って繰り返すと…

バクー :なんべんやらせるんじゃ!

仏の顔も三度まで、最後には怒られてしまいましたとさ。

・劇場艇がアレクサンドリア上空に到着するムービーが流れると今度はビビの番です。う〜ん、ムービーを見てて思ったんですが…

ビビって闇そのものですか?

光が当っていても陰のままだったので帽子の影で黒いワケではないような…。城下町を歩いているといきなり何も無い所で転倒し、近くにいた女の子に助け起こされます。転んだ時に落とした芝居のチケットもしっかり回収したらまずはチケットブースへ、ここでスタンプを押してもらわないと中には入れないからです…が、

チケット屋 :こりゃ、ニセモノだな

と言われてしまいました。楽しみにしていた芝居を見れなくなってガックリするビビですが、ここでジッとしていても何も始まりませんから気晴らしにでもテキトーに街を歩いてみましょう。茂みからカードを拾ったり、なわ跳びに挑戦したら3回しか跳べなかったり、酒場前にいるハトを追い散らしたりロイロと散策してから路地裏へと向かいます。つまずいた事で看板屋にどやされたビビが路地を抜けようとすると、先刻に体当たりで転倒されてくれた子供が現れました。何故かコイツはビビの持っていたチケットがニセモノである事を知っているようで、

ネズミの子 :俺の家来になれば、今日の芝居を見せてやる! 家来になるか?

とかエラそうな事をのたまいます。

あぁン? 「子分になれ」だァ?

否、断じて否であるッ!

どこの誰かも解らないようなヤツの子分になるくらいなら自分で方法を考ますよ。どうにかして芝居を見る、その方法を探すために再び城下探索に戻ります。とりあえずは手近な家に入ってみましょう。

って、不法侵入なのでは?

そして、1階で”目薬”を、2階で3ギルを拾うビビ

って、窃盗なのでは?

う〜ん、描写がリアルなだけに遥かな昔より繰り返されているその手の行為に問題を感じてしまうのは私だけでしょうか? その後も、引き続き街中を探索しますが何も見つけられません。悔しいですがこの場はヤツの子分になる事でしか芝居は見られないようですね、諦めてヤツの待つ裏路地へ向かいます。

ネズミの子 :家来になるか?

すいません、お願いします

・ネズミの子の子分になると、何を企んでいるのかは知りませんがいきなり路地の見張りを命じられました。そして、人気が無いのを確認してから先刻の看板屋が置いていったハシゴを奪取、そのまま尖塔まで逃走します。ヤツに促されるままに尖塔に登ろうとすると…何故か上からモーグリ(クポ)が降ってきやがりますよ? ヤツの言葉によるとこのクポは家来1号なんだとか。クポが家来2号であるビビとの挨拶を終えると、ヤツはハシゴを持ったまま器用に片手で尖塔のハシゴを登って行きました。

さすがはネズミ小僧!

だてに人外なワケでは無いようですね。続いてビビが登ろうとしていると、後ろから奇妙なカラーリングのモーグリ(スティルツキン)がやてきました。

クポ :クポ〜ッ、スティルツキン! その格好は、もしかして……また旅に出るクポ?

”奇妙な格好=旅支度”を意味しているようです。のん気に会話などしているとすでに登り終えて後続を待っているヤツが「はやく登ってこい」と叫びだしたので、それを聞いたビビは尖塔の上へ。途中、高さに驚いたビビが腰を抜かしたり、渡る途中で板が落ちて怖い目にあったりしながらも屋根伝いに移動、そして奪取してきたハシゴを使って城壁の中へと進むのでした。

 

Step 2

・舞台は移って夜のアレクサンドリア城。侵入に成功したネズミの子とビビは客席の影に隠れていて、特別席では主賓であるはずのガーネット姫がとても眠たそうです。そして、特別席にいる騎士の合図に合わせて花火と楽団の演奏がスタートし、その光と音の演出に大喜びのブラネ女王

…バケモノですか?

この女王様、アメリカンな悪役のような壮絶にイヤな造型です、”バットマンvsブラネ”とか造れそうなくらいの勢いでイヤです。しかし、大喜びの女王様をよそにガーネット姫は相変わらず眠たそうでした。んで、ここでムービーが終わって操作開始、タンタラス団演じる”君の小鳥になりたい”が始まります。台本に従って話は進み

レア王(バクー) :余に刃向かう奴は、この闇夜の露と消してくれるわ!!

ジタン :レア王よ、我が友の心の痛みを受けてみよ!我が友の心の悲しみを受けてみよ!

で戦闘開始。殺陣を盛り上げるためにウソ魔法(ポーリー、ファイダ、メデオ)を織り交ぜつつレア王を撃破し、次は観客席前でのジタンブランクのチャンバラです。少し操作を間違えたので満足した観客は39人、もちろん女王様は満足してらっしゃいませんでしたが、それはきっと操作説明に虚偽報告があったからです。

○と□って使わないのね…

だったら操作説明画面から消しとけってば

註) と思ったら、実はちゃんと使ってるんですね。おかしいなぁ、私がやった時には1回も出てこなかったのに…。もしかして、ものすごく運が良かったんでしょうか?

そして、おひねり165ギルを得た2人は観客の前から走り去ります。

・劇場を離脱してアレクサンドリア城内に侵入したジタンブランク。速攻で闇に紛れて警備兵を殴り倒し、装備を奪って警備兵になりすまします。ブランクの役目は女王に嫌がらせをする事、ジタンの役目はガーネット姫を連行する事、それぞれの役割を確認したらいよいよ誘拐作戦本体の始動です。姫の姿を求めてジタンが階段を上ると、ちょうど同じタイミングで扉の中からフードを深くかぶった女の子が現れました。先を急ごうとする女の子を引きとめるジタン

ジタン :オレ達、どっかで会ったことねえか?

白いフードの女の子 :いえ……、わたくしは……

ジタン :いいや、オレがこんなカワイイ子、見逃すわけがないんだけどなあ……

いきなりナンパですか?

こんな口に軽い主人公はシリーズ初なんじゃないでしょうか? ”5”のバッツでさえもっと大人しかったハズ…。無駄なおしゃべりをしているうちにフードの女の子は逃走、中身がガーネット姫である事に気が付いたジタンブランクをどやしながら後を追います。

・こっそり行動していたハズですがやはりガーネット姫の脱走はバレました。それが女王様の耳に入るとそばにいたベアトリクス将軍スタイナー隊長がその捜索を命じられます。ってワケで今度はジタンから移ってスタイナーの操作を開始。あぁ、そうそう、どうでもいい事ですが彼が歩く時にちゃんとヨロイが鳴っているのが良い感ですね。

スタイナー :プルート隊〜っ! 集合〜〜〜っ!

<…しかし、誰も来ません>

スタイナー :おやぁ〜っ? なぜ誰も来ん〜っ!

スタイナーが怒っていると、やっと2人だけが遅れてやってきました。

しかも裸で

まぁ、さっきジタン達が装備を強奪して行ったからなんですけどね

スタイナー :なんだ〜、貴様ら〜っ! たった、ふたりだけじゃないか〜っ!

しかも裸で

どうも隊長である彼にとっては、隊員がパンツ一丁で集合した事よりも遅れて来た事の方が重要なようですね。隊員を一喝したスタイナーは、ガーネット姫を探すべくホールを通って城外へ。ちなみに、このホールに飾られている女王様の肖像画は素晴らしいです、某”アダムスファミリー”の屋敷にあっても違和感がなさそうです。姫様を探すスタイナーが塔の上に出て周囲に目をやると…、隣の塔に白いフードをかぶったガーネット姫とそれを追うジタンの姿が見えました。やがて姫様はジタンに追い詰められますが、いたずらっぽく笑ったその次の瞬間にロープを手にして塔の頂上からダイブします。驚いたものの、同じ方法で追いかけるジタンスタイナー

待て〜、ルパ〜ン

(銭形警部の声で)

そんな感じの映像でした。ガーネットジタンは無事に降りたものの、”案の定”とでも言いますか、スタイナーだけは劇場艇の壁に激突して大穴を造ってますしね…。んで、ガーネットを追って劇場艇内へ、楽団員やら役者やらを蹴散らしながらついに追い詰めると…

ガーネット :あなたを見込んでのお願いがあります。 今すぐわたくしを誘拐してくださらないかしら?

なぬ〜!

それを早く言ってくれれば、あんなに苦労して追跡なくても済んでいたのでは?

ジタン :それでは、王女様! 今からわたくしめがあなた様を誘拐させていただきます!

イロイロとあったもののようやくコレで誘拐が(自発的に)成立、後はこのまま気付かれずに城から離脱すれば作戦成功ですよ。

ガーネット姫の誘拐には成功しましたがまだスタイナーの追走は続いています。とりあえずシナに誘導されて隣の部屋へ移動し、そこにある仕掛けを使って舞台の真下へと逃げ込みました。しかし、さすがのスタイナーもバカでは無かったらしく別ルートで先回り、さらには挟み打つように後ろからもプルート隊員が。

スタイナー :いいぞ〜! プルート隊、始まって以来のチームワークだ!!

もしかしてプルート隊って職務怠慢者の集合体なんでしょうか? んな事はさておき1対3で戦闘開始です。だって、駆けつけたプルート隊員の中身は変装したブランクだったから。圧倒的優位で戦闘進めるといきなりスタイナーが妙な剣技をブランクに炸裂させ、その衝撃でブランクの変装が外れて中に隠し持っていた蟲が周囲に散乱しました。

スタイナー :ブリ虫は苦手でござる〜!!

ブランク :ブリ虫はもう嫌だ〜!!

シナ :ブリ虫だけは勘弁ずら〜!!

…どうやら戦闘どころではなくなったようなのでジタンガーネットはこの隙に逃げ出しますが行き止まり、シナの指示で装置に乗って舞台の上へ出る事にします。そして、それを追うスタイナーも当然舞台上へ。ちょうどその頃、真上の舞台は最大の見せ場であるラストシーンでしたが、そこに乱入する3人。ギリギリで話を合わせて演技を続けます。

ブラネ :がおおおぉぉぉぉぉ! (感涙)

怪獣ですか?

(デブラスです)

ブラネ :あおっ、あおっ、あおっっっ!! (感涙)

アシカですか?

(アザラシです)

やっぱりバケモノにしか思えないブラネ女王を感動させて無事に終わった…と思われましたが、警備兵に追われて舞台上に逃げ込んだビビの魔法が暴発してガーネット姫の事がバレてしまいました。これ以上の演技続行を放棄するバクー、それに合わせてビビを助け起こしたジタン達も逃げようとしますが、スタイナーに阻まれてまたしても戦闘突入です。スタイナーを撃破すると劇場艇が浮上を開始しますが、それに怒ったブラネの指示で砲撃開始、そして劇場艇を固定したところでとどめの砲弾を発射します。このまま炸裂するのかと思っていたら、空中で割れて中からボムが出てきました

ポケモ○ボールですか?

しかし、そんな事態をちっとも気にしないスタイナーは、後ろに迫り来るボムを知らぬまままたも戦闘に突入してしまいます。

ジタン :おっさん、うしろを見ろ!

ガーネット :お願いスタイナー、後ろを見て!

ビビ :ボムがぁ

マーカス :ボムが爆発しそうっスよ

スタイナー :そのような手にはだまされんぞ!

そして、ようやくスタイナーがボムに気付いて振り向いた瞬間に大爆発を起こすのでした、南無三…。

教訓 :他人の忠告は素直に聞きましょう

どうにかボムの爆発に耐えた劇場艇はアレクサンドリア上空から離脱します…が、あまりに損傷が激しいので航続不能になってしまいましたとさ。

 

 

Step 3

・動力機関の損傷で高度低下を止められないプリマビスタが森へと墜落し大爆発&大炎上起こします。

全滅ですか?

しかし、ジタンは大した損傷もなく無事そのもの…、さすがは主人公ですね。ガーネットビビ、他の団員の事が気になってプリマビスタに戻りますが。怪我人やら出火やらで行方不明者の捜索にまでは手がまわっていないのでした。艇の処理の方は残りの団員に任せて自分は森へ捜索に出ると、ビビスタイナー、それに怪植物に捕らえられたガーネットの姿を発見して彼女を救出すべく戦闘突入! すると、いきなりジタンがトランス

オッス、オラ悟空?

尻尾の揺れ具合が初期のアレを連想させますね、裏技”フリーエナジー”もエネルギー弾っぽいですし…。トランスの破壊力で圧勝しますがガーネットの救出には失敗、捕らえられたまま怪植物は逃走してしまいます。そして、3人で話をしている所へさらに別の怪植物が現れ、今度はビビが捕獲された状態で戦闘に突入しました。今回は先の先頭と違って、捕獲されているビビも応戦してくれたので楽勝です。あぁ、ちなみに、ビビが”ファイア”を使う瞬間は「魔術師の赤!」と口走るのは基本ですよ? 怪植物の撃破には成功したものの、消滅間際に吐かれた毒を受けてビビスタイナーがダウン、とりあえずジタンガーネットの捜索続行を中止して2人を安全なプリマビスタへと連れ帰るのでした。

・無事にプリマビスタへと収容された2人は薬を飲まされます。んが、薬に対する対応が

ビビ :うぇ〜、なにコレ、変な味……

スタイナー :ん?! うまい……?

と全然違うんですけど、どっちが正常な反応なんでしょうねぇ? 2人が安静にしている間にジタンガーネットの救出作戦をバクーに提案しますがあえなく却下

バクー :気に入らねえなら、タンタラスをやめんだな

とまで言われてしまいました。「ボスの決定には逆らえない」と思い悩むジタンですが、やはりどうしてもガーネットの事が気になります。この間にATE”脱出するのだ”と”置いてけぼり”が発生ですが、

ルビィ :みんな、どこ行ったんや……。 うち、これからいったい、どうしたら……

とだけ言って”置いてけぼり”は終了。

もう終わりですか?

しかも、”脱出するのだ”の方も似たようなモンで、スタイナーの独り言を聞いただけ。キャラの動きだって両方ともほとんどありはしません

ATEシステムって必要無いような…

この程度の内容でしかないなら同時進行じゃなくても、今までの”後で説明”式でも十分な気がしました。やがて、意を決したジタンバクーにその事を告げ、退団時の掟によりボスとの決闘に突入します

バクー :本気でいくぞっ!

…そうボスは本気(マジ)でした。おかげで”ぬすむ”に気を取られていたジタンは敗北、そして

GAME OVER

 

 

 

 

 

まさか、まさか本当に殺やられるとはね………。気を取り直してもう1度、せっかくタンタラス団を抜けるのですからついでに

父ちゃん、もう盗みは止めるよ!

とでも誓っておきましょう、どう考えても先刻の死因はソレですからね。盗賊稼業を諦めてバクーと戦うと…さっきの敗戦がウソのようにアッサリ勝てました。これでもうボスの言葉に従う必要もありません。さぁ、捕らわれのガーネット姫を助けに参りましょう。って、まぁ、ジタンだけでは戦力的に無理があるので、その前にスタイナービビの連行が先ですけどね。スタイナーガーネットを守る事が仕事なのであっさりと説得完了、ビビの方はスタイナーの嘆願とジタン”漢理論”によって説得成功しました。プリマビスタを出る前に

ブランク :ほら、コイツを持ってけ、ジタン

ジタン :ホレ薬なんてオレには必要ねえよ、これ以上モテちゃったら困るだろう

アホですか?

ブランク :こいつはオッサンたちが食らったタネを取り除く効果がある薬さ

ジタン :な〜んだ、そういうことなら早く言ってくれよ、ブランク!

ブランク :おまえがいつも人の話を最後まで聞かないからだろーが!

やっぱりアホですか?

(アホです)

呆れられながらも”ブランクの解毒剤”(そのまんまな名前…)を受け取ったら、いよいよ3人はガーネット救出のために魔の森へと侵攻します。

・さすがに3人もいるとザコは圧勝ですね、ゴブリンを殴り倒し途中の泉で回復&セーブを済ませたらボス戦へ突入です。ビビの”ファイア”とスタイナーの”ファイア剣”でガンガン削りますが、相手の”サンダー”を直撃されてジタンが速攻でダウン、するといきなりブランクが乱入してきました。

ブランク :どいてな、俺が手本を見せてやる

でも、次の瞬間に”ファイア剣”が炸裂して焼き切っちゃいました。わざわざ出てきたブランク君の立場は…。救出されたばかりで意識の無いガーネットに薬を飲ませて一安心…かと思いきや、いきなり前後から現れた怪植物に囲まれそうになり、今は病人を抱えている事ですしブランクの指示に従って逃走します。途中で1度追いつかれて戦闘になったもののスタイナービビの火炎攻撃で瞬砕して逃走続行ですが、ここでジタンが森の異変に気付きました。後ろから無数に押し寄せる怪生物から全力で逃げるのですが、捕まりそうになったジタンをかばったブランクが代りに捕まってしまいます。そして、自分が助からない事を悟ったブランクは最後の力でジタンに地図を投げ渡してリタイヤ(再起不能)、魔の森と共に石化するのでした。う〜ん、石化犠牲キャラって”4”のパロム&ポロム以来なんじゃないですか? ってのはさておき、地図を託されたジタンは森の攻撃を回避しながらキリキリで出口へ到着します。しかし、森はすっかり入り口を閉ざしてしまったので今のままではブランクの救出は不可能、いつか助けに戻る事を誓って森を後にしましたとさ。

 

Step 4

・魔の森を抜けたしたジタン達は、”霧”に支配されたこの地域から脱出すべく氷の洞窟へ。どうやら、ここから外の普通世界に繋がっているらしいです。洞窟の中はさすがに”氷の”と冠されるだけあって、足元も壁もガチガチに凍っていて非常に寒そうです。しかし、このような状況であっても姫様ぶりを存分に発揮したガーネット

ガーネット :きれいな花……なんていう名前なのかしら?

ジタン :どうでもいいけどさ、寒いんだし、早く行こうぜ……

う〜ん、寒さよりもそっちが上ですか…、さすがは姫! 所々の氷壁をビビで爆破して隠された宝を回収しながら進むと、目の前に氷漬けのモーグリを発見、ついでだから爆破してみましょう

モーグリ :あっついやんけクポ〜! 何さらすんじゃワレクポ〜! はっ、動けるやんけクポ! おおきにクポ〜!

関西人をバカにしてますか?

って言うか、関西人でもそんな使い方するヤツはいませんって…。とりあえず、彼が復活したおかげで回復とセーブができましたから、この謎言語に対しては何も追求しない事にしましょう。さらに進むと、前方からの吹雪の寒さで4人とも眠ってしまいますが、鈴の音に気が付いたジタンだけは起き上がって原因を探します。すると、見上げた崖の上に羽の生えた魔法使いがいますよ?

黒のワルツ1号 :そのまま眠っていれば苦しまずに済んだものを…

ジタン :この吹雪を起こしているのはおまえなんだな?

むぅ、どうやらコイツが原因だったようですね。…って、そんな事はどうでもイイんです、本当に気になるのは

何がどう”黒のワルツ”なんですか?

(しかも1号)

って事の方です。”黒の”に関してはビビと同じ影顔なんで問題無いですが…どこがどのように”ワルツ”なんでしょ? サッパリ解りません。吹雪を止めるために戦闘開始、するといきなり氷の巨人とやらを召還されます。あれ? タイマンじゃないんですか? 1対2なんですか?

卑怯者ォォォ!

………おかげで2回も”GAME OVER”の文字を見るハメになりましたよ、やれやれ。死にそうになりながらもトランスを使ってどうにか倒すと

ソーン&ゾーン :ひとり目は倒したようでごじゃるが、他のふたりが姫を奪い返すでおじゃる!

の声が辺りに響きます。なぬ〜、こんなのがまだ2体も残ってる、と? 吹雪が止んで復帰した3人と合流したら坂を駆け上がって一気に洞窟の外へ、そこには”霧”の無い青い空がありました。イロイロとあったものの、どうにか普通世界に復帰できたようです。まぁ、おかげで2回も全滅しましたけどね…

・洞窟を抜けて丘の上から周囲を見渡すと村が見えましたから、とりあえずそこに向いましょう。って、このまま村に入ってガーネット姫を連れてる事がバレると面倒です。そこで、テキトーな偽名ででも呼ぶ事になりました。う〜ん、普段は標準設定の名前しか使わないんですけどねぇ、今回の場合は一時的な偽名ですから気楽に考えましょうか。

う〜ん

えぇッとォ〜

……しめさば……

せっかく頭に浮かんだ名前候補ですが…コレは止めた方がイイかもしれませんね、逆に目立ちそうな名前ですし。んなワケで、いつも使っている女性キャラ用の名前ストックから取りました。

ガーネット :わたくしはこれからアスタロトと名乗ります

さぁ、これで村人に怪しまれたりはしないでしょう。当面の問題を解決したジタン達は村に向かって歩き出します。

 

Step 5

・氷の洞窟を抜けたら辺境にあるダリ村へ、今後について話し合う場所と休息を求めて宿に入りました。アスタロト(面倒なので以下ガーネットに戻します)の話によると、どうしても隣国のリンドブルムまで行きたい、との事です。この辺境にあって、しかも交通手段が無い以上は進むも退くもどちらにしても簡単ではありません。ガーネットの望む場所に連れて行ってやりたいジタンと、女王の命令に従って城に連れ戻したいスタイナー、それぞれの思惑を抱えたまま眠りにつくのでした。

・朝、ジタンが目覚めると部屋には誰もいません、3人とも先に起きて出かけてしまったようですね。宿を出て風車前にいたビビに話しかけます。

ジタン :よお、ビビ。 何してるんだ?

ビビ :ちょ、ちょっと考えごと

ジタン :はっは〜ん。 ビビ好みの女の子がいたんだな?

キサマはアホか!

なんで毎回話がそっち方向に跳びますか? なんだかジタンはかなりレベルの高いアホキャラのような気がしてきました…。その後、話が終わってジタンと解れたビビは後ろから走ってきた村人に何故かさらわれます。

なぬ〜!

初対面のはずのビビに何か恨みでも?

って言うか、そんな簡単にさらわれるな!

う〜ん、なんだかとっても悪の香りがしますよ? でも、そんな事にはサッパリ気が付かないジタンは、道具屋でガーネットを発見して宿に戻ってしまいました。雑談をしながら残りの2人を待つジタンガーネットですが、いくら待っても戻ってきません。スタイナーはともかく声をかけたビビは戻ってきてもイイはず…、心配になった2人はビビを探しに出ます。

・村中を探し回った結果、どうやらビビは地下に幽閉されているらしいです。んなワケで、ガーネットジタンの2人は風車小屋の中で見つけた通路を抜けて、ヒミツがいっぱいありそうな地下へと潜入します。少し進むとすぐにビビを発見しますが、ガーネットの頼みによりココの秘密が解るまでは隠れている事になりました。んで、さらに先に進むと中から泣き声のする箱を発見、開けてみると中にはビビが詰められてます。コレで当初の目的は達成したので本来なら撤退することろですが、ジタンガーネットビビさえもここのヒミツが気になるようで、まだまだ先に進みます。奥の部屋で自分と良く似た黒魔道士型人形が量産されていてショックを受けるビビ。まぁ、個人的には帽子のてっぺんで人形を吊って運んでた事の方がショックなんですけどね

帽子も本体の一部だったのか…

ここのヒミツ知ってビビガーネットが固まっていると後ろから村人がやってきたので、慌てたジタンは2人を連れて装置の中へ隠れます。しかし、隠れた場所が悪かったのでしょうね、上から降ってきた箱に捕らえられて出荷用の樽に詰められてしまうのでした、南無三。

・さて、いきなり場面が変わって今度は別行動中のスタイナーの番です。って、あれ?

この場面こそATEにすべきでは?

あんなクズみたいなミニイベントばっかりじゃ意味無いでしょ? う〜ん、やっぱりこのシステムは失敗のような気が…。村で聞いた物見山でアレクサンドリア城からカーゴシップが来ている事を聞き出したスタイナーは、ガーネットを乗せて城へと連れ戻すべくカーゴシップへと駆け寄ります。すると、艇の前にあるあからさまに怪しい樽を発見、せっかくだから剣で突き刺してみましょう。

スタイナー :ハッ

<サクッ>

ジタン :いっ!! ってーーーーーーーっ!!

黒ヒゲ危機一髪

(ヒゲは生えてませんけど)

う〜ん、どうやら大当たりみたいですね。

ジタン :普通刺すか? いきなりっ!?

えぇ、刺しますとも。登山家が山を目指すように、クレイジーなクライマーがひたすらにビルを登るように、樽があったら剣を刺すのは鋼の掟ですジタンがカーゴシップの行き先を聞くとスタイナーは「リンドブルム行きだ」と声を詰まらせながら答えましたが、今までの行動を考えるとどうもウソっぽいですね。その事でジタンスタイナーが問答をしていると、後ろから謎の飛行物体(UnknownFlyingObject)がやってきました。

UFO :1号を倒したのはきさまか? 我が名は黒のワルツ2号

むぅ、こいつが2号機……別に戦術核を持ってたりはしないようですが、

ジオ○グですか?

(足なんかただの飾りです)

スカートの広がりっぷりがそんな感じです、きっと指先から粒子砲でも撃つのでしょう(妄想)。ガーネットを連れ戻すために遣わされた女王の使徒、こんな危険なヤツにガーネットを渡せるワケはありませんから当然のように戦闘開始です。んで、連発される魔法の前にビビが2回もダウンさせられつつも撃破、80%の完成度でなければ危ないところでした…(関係無い)。う〜ん、ビビは自分の存在に疑問を持つようになったり、ガーネットは女王への不信を深めたり、イロイロと複雑な感じになっきましたね。ジタンがカーゴシップを使ってリンドブルムに向かう事を提案すると、スタイナーが「自分が頼んでこよう!」と言い出して艇の方へ走りますが…非常に怪しいです。しかし、ジタンには何か策があるらしく、心配するガーネットビビを説得して出発寸前の艇に飛び乗るのでした。

・カーゴシップの中で働く量産型黒魔道士人形を見たビビは何度も話しかけようとしますが失敗、全然相手にしてくれません。完全に無視されて落ち込むビビガーネットに任せ、操縦室を目指すジタンは甲板へと上がりました。そして、人形から舵を奪ったら方向転換開始、強引に進路をリンドブルムに向けます。

スタイナー :き、き、き、き

ジタン :どうかしたのか? 奇声なんか出しちゃって

スタイナー :きっさま〜〜〜!! ゆるさんっ!!

<スタイナーパンチ…でも空振り>

スタイナー :フンガ〜〜!!

<スタイナーパンチ…また空振り>

スタイナー :おのれ、ちょこまかと〜っ!

一方のジタンはと言うと、尻尾だけで天井からぶら下がったりして余裕にあふれてやがりますよ? う〜ん、完全に遊ばれてますねぇ、ますますルパンと銭形警部のかけあいみたいです。んなアホな事をやっていると、艇内で働いていたハズの魔道士人形が操縦室の周りに集まってきました。スタイナーが陳謝すると去って行きますが、どうも言葉が通じたからではないようです。ちょうどその時、ガーネットに連れられて甲板に上がってきたビビの目の前に翼をもった黒魔道士が空から舞い降りました。

今度は”ウイング”ですか?

きっと、ゼロシステムを搭載していたり、バスターライフルを撃ったり、「おまえを…殺す」とか言ったりするのでしょう(妄想)。

黒のワルツ3号 :カカカカカ! 姫よ、じゃまなやつらを始末するまでそこで待っていろ!!

「カカカカカ」って…スゴい笑い方ですねぇ、某”キン肉マン”の三面六臂の悪魔超人(もしくは某”鉄鍋”のジャンみたい)ですよ? いきなりの事にビビガーネットが動けないでいると、後ろからさっきの人形集団がやってきてビビと3号との間に立ちました、どうやらビビを守ってくれるようです。本来なら意志が無いハズの人形がビビを守ろうとした事に怒った3号は魔法を炸裂させ、甲板にいた人形達を片っ端から叩き落すのでした。そして、それを見たビビが暴走して突撃、それを追ってスタイナージタンも駆けつけますがガーネットだけは舵を取るために残されます。んで戦闘、ビビが怒りのトランスで魔法を連発したおかげでアッサリ勝利です。でも、さすがに3号機ともなると少しは頑丈に作られているようで、捨て台詞を残して逃げられてしまいましたとさ。

・3号機を追い返したジタン達は国境ゲートへ向かいます…が、無理な強化改造がたたって暴走を始めた3号機が後ろから小型艇で追撃してきます。機動力の差があまりに大きいので回避は難しく、この場は全力でゲートが閉じる前に飛び込むしか手が無いようですね。途中、1度は追いつかれたもののビビの魔法が炸裂して撃退してよゲートへ飛び込みますが、魔法の直撃から立ち直った3号機はゲートの中でまたも追いついてきました。そして、風に煽られて不安定になっているビビに対して魔法を…と思ったら暴走した魔力が小型艇に引火して爆発炎上、高速のままゲートの内壁に接触してリタイア(再起不能)です。んで、ジタン達を乗せたカーゴシップの方はと言うと、キリキリでゲートが閉鎖される前に突破に成功してリンドブルム領内に入るのでした。

 

Step 6

・どうにか3号機を撃破(ついでに国境ゲートも大破)したジタン達は、そのままカーゴシップを駆って一直線にリンドブルム城へ向かいます。ただ、ビビは先の3号機との戦いでさらに自分に対する疑問を深めてしまったのでしょうね。

ビビ :ボクと……あの黒魔道士って呼ばれてた人たちって……。 ……おんなじ……なのかな?

スタイナー :何を気にされているのか自分にはわからないですが……

ビビ :……「わからない」

スタイナー :ビビ殿はビビ殿であって彼らは彼ら、ではありませんか? いったいなんのことを……

ジタン :おっさん、いいこと言うな!

スタイナー :

う〜ん、たしかに”いいこと”だけど…この場合は”本気でわかってない”だけのような気がするのは何故ですか? このやりとりで少しは”自分”を取り戻したビビを乗せて、カーゴシップはいよいよリンドブルム城へと入ります。しかし、乗ってきたカーゴシップが異様にボロい、さらには御付きの者が影顔魔道士に賊にさえない騎士、と怪しさ爆発なおかげでガーネットが素性を明かしただけでは衛兵に信用してもらえません。城から持ち出したアレクサンドリア王族の証を見せてやっと認めてもらえました。そして、奥から出てきた大臣に連れられて王の間にてシド大公に謁見します…が、玉座にいたのは大公ではなく巨大なブリ虫…。怒ったスタイナーが蟲を殴り飛ばすのですが、その時のあまりにも真剣な大臣の対応をみて

ガーネット :そのヒゲは、おじさまなんですね?

ヒゲ? よく見ると顔の所に何かありますね。でも、重力に抗って下から上に生えてるように見えますよ?

”ターンA”?

って事は…シド=ミード?

つまり、シリーズの原点復帰を目指した事を某”白ヒゲ”に重ねた、とでも? そして、最近のスクウェアがヘンなのは地球外生命体とコンタクトしたからだと? (妄想)

そうだったのか、キバヤシ!!

ブリ虫 :うむ、シド=ファブールであるブリ

……って、全然違いましたね、非常に残念です。大臣の口からシド大公が蟲に成り下がったワケを聞くと、夜中に襲撃を受けて魔法で変化させられてしまったのだとか…。オゥ、一国の主が襲撃を受けるなんて国家の一大事じゃないですか! まぁ、個人的にはそんな事件なんかよりも、蟲になると語尾も”〜ブリ”になる事の方が遥かにショックですけど。しかし今までにも小人とか蛙とか豚とかイロイロと妙な状態変化の多かったシリーズですが、ついに蟲にまで変化させてしまうとは…。エラいぞスクウェア! んで、本日のところはひとまず休んで明日に話を聞く事になり、シド大公に豪華な食事で旅の疲れを労われる のでした。

・食事を終えたジタンは城下町へ、先刻の上品な食事会が性に合わなかったようで酒場でやり直す事にします。んで、店のオヤジにスープを頼んでからいつもの調子で女の子を口説いていると、奥にいた人物が話しかけてきました。どうやらジタンの知り合いみたいです。

まぁ、オレは全然知らんけどなッ

う〜ん、事前説明が一切無いってのも困りものですね。だって、キャラが当然のように知っている事をプレイヤーの方は全然知らないワケですから。

カウンターの女 :この私を忘れたのかい?

ジタン :覚えてるさ! お静だろ?

カウンターの女 :……違う

ジタン :クリスティーヌだっけ?

カウンターの女 :違うっ!

ジタン :あ、わかった! 小さいとき、隣に住んでたネズ美だろ!

カウンターの女 :しつこいのじゃっ!!

いつものように遊んでるとやっぱり怒られました。それにしても”ネズ美”ってのはスゴい想像力ですねぇ、もしかしたら他人をバカにする才能においてはシリーズ中で随一の主人公かもしれません。怒られながらもジタンフライヤの事を思い出し、その3年ぶり(だから知らないってば)の再会を喜ぶのでした。あぁ、ちなみに、フライヤは基本的に細いのに加えて背の高い帽子を装着しているので、私の第1印象が”細長いヤツ”だった事もここに報告しておきます。

・さて、場面は切り替わってリンドブルム城最上層にいるガーネットに移ります。

この場面こそATEにすべきでは?

やっぱりどう考えてもこのシステムは失敗のような気が…。んな事はさておき、国の行く末を憂えたガーネット姫シド大公にに相談を始めました。

ガーネット :お父さまが亡くなられてからお母さまは人が変わったようになってしまって……

って言うか、”人じゃなくなった”では?

だって、ブラネ女王のあの素晴らしい外見はどう考えても人間じゃないですよ? んな事はさておき、ガーネットは最近の不穏な動向をシド大公に打ち明け続けます。

ガーネット :偶然にもその劇場艇には私を誘拐しようとタンタラス団のみなさんが乗っていて……

シド :うむ、タンタラスに姫の誘拐を依頼したのは他でもない、このワシブリ

なぬ〜!

まぁ、「ただの賊が考えるにしてはデカい計画だなぁ…」とは思てたけど、まさか裏で国王自身が糸を引いていたとはねぇ…。って言うか、それくらいプレイヤーに事前説明しろって! 今回の誘拐事件は、アレクサンドリアの不穏な動きを察知したシド大公が知り合いのバクーに頼んで起こした、ってのが真相らしいです。 んで、場所は移って飛空艇団のドックへ

シド :半年ほど前までここには新型の飛空艇があったブリよ

半年前…と言えば、ちょうどシド大公が蟲に変えられてしまった頃ですね。

ガーネット :まさか、おじさまをおそった人たちがその飛空艇も盗んだ……?

シド :いや、そこなんだが、実は……城下町の酒場にかわいい娘がいてな……。 その娘を見て浮ついていたワシは、怒ったヒルダの魔法でこの姿にされたブリ

なぬ〜!

もしかして、「襲われた」ってのはウソですか? 痴話喧嘩が原因なんて恥ずかしすぎるから大臣にさえもウソつきましたか? イロイロと衝撃の事実を知らされまくったものの、それでも最後にちゃんとシド大公ガーネットに力を貸す事を約束するのでした。

・シーンは変わって今度は宿屋で目覚めたばかりのジタンに移ります。1人で街を見たいと言うビビとは別れて、とりあえず自分は劇場区にあるタンタラスのアジトに戻る事にしました。途中、商業区の店で道具や武具やらを調達してたのでチョイと余計に時間を消費してアジトの到着、でも他の団員はまだ誰も戻ってないみたいです。ここれジッとしていても何にもならないので、子供との会話でガーネットの事が気になったジタンは部屋に向かいますが何故かそこにはスタイナーしかいませんでした。どうやらこっそりと部屋から抜け出してしまったようですね。探しに走ったスタイナーと同じくジタンガーネットを探すために部屋を後にします。んで、広間に戻ると前にも聴いた事のある歌が聞こえてきました。

歌はいいねぇ

(これは遺言だよ)

本当に静かでイイ歌です、ガーネットが歌っているのでしょうか? ジタンはその姿を求めて上層に向かいますが、大臣と一緒だった前回とは違って衛兵に止められてします。しかたないので、そばにいた職務怠慢気味の兵士からいつかのアレクサンドリア城でやったのと同じ手口で装備を奪って変装、怪しまれる事も無くリフトに乗って上層へ。さらに歌を追って最上部にある展望台へと出ると…いました、鳥に囲まれて歌うガーネットを発見です。がいつもの調子で話しかけてみるものの、何か悩みがあるようでガーネットの反応はあまりパッとしません。そこで、ジタンは気晴らしを兼ねて「望遠鏡を覗こう」と誘います。んで、まずジタンが覗いてみると…専用の画面に切り替わりました。

スナイパーモード?

わざわざこんな画面があるって事は、きっとデューク東郷みたいにターゲットの眉間をズギューンっと1発で撃ち抜くシーンがあるんでしょう(妄想)。周囲を見渡したらガーネットに交代しますが、覗いてる間も考え事が続いているようでそれを察したジタンガーネットを元気づけます。しかし、ガーネットの機嫌が直った…と思った瞬間、ジタンが失言を吐いて怒らせてしまいました。そこで、失言を挽回するためにジタンが言った次のセリフは

ジタン :よしっ、じゃあ、狩猟祭でオレが優勝したらデートしよう!

…って、全然関係ねぇよッ!

強引なジタンの提案に渋々と頷くガーネットですが、でも、1人で悩んでいた自分の話し相手になってくれた事には感謝しているようですけどね。

・兵士達の手によって街に獣が放たれました、狩猟祭の始まりです。しかし、フライヤジタンはともかく何故かビビが出場する事になっていて驚きます。

ビビ :え、えっ! ボクも出るの!?

ジタン :おまえならイイ線いくと思ってオレがエントリーしといてやったんだ

なぬ〜!

本人に無断で勝手に登録しておいて「エントリーしといてやった」はないだろ…。当然、ビビは嫌がりますが、

ジタン :そうだ! おまえがもし優勝したらガーネットとデートさせてやる!

ビビ :お、お姫さまとデート!?

で何故か説得されてしまうのでした。

…そんなにガーネットがいいのか?

まぁ、”8”のリノアよりは100倍くらいマシですけどねぇ。それぞれが望む賞品を告げ、所定の位置に着くとついに狩猟祭が始まります。

・選手が出揃ってやっと始まった狩猟祭、ガーネットスタイナービビが初期配置されている商業区の城壁の上から観戦します。ビビの危なっかしい戦いぶりにスタイナーはエキサイトしまくりで、「そう、そこっ、今だ!」とか「そこですかさずもう一撃っ!」とか「ビビ、後ろっ!!」とか、聞こえるハズも無いのに叫んでやがります。んで、一方の劇場区に向かった我らがジタンはと言うと、目の前で獣に襲われそうになっている老人を横目にボーっと立ってました。だって、優勝賞品を考えるとジタン以外が優勝してくれた方が良いのですよ、ビビの望んだカードであれフライヤの望んだアクセサリであれね。んなワケで、ジタンは動物愛護の精神を遺憾無く発揮し(ただのサボりとも言う)、1匹たりとも狩らぬままに制限時間が終了です。途中でイワンとか謎の食通とか「お前は誰なんだ? 」ってキャラがトップに立った瞬間もありましたが、最後はフライヤが121点でちゃんと勝ってくれました、さすが竜騎士(ネズミだけど)

・場所は移って玉座の前、優勝者であるフライヤが大臣から優勝賞品である”さんごの指輪”と、それに加えて”ハンターのしょうごう”も受け取りました。

ハンター試験だったんですか?

あぁ、きっとこの後は師匠を探し出して”念”の修行でもするのでしょう(妄想)。フライヤの武勲を皆で称えます。

ジタン :まいったよ、フライヤ

いや、オマエは何もしてないんだけどな…。すると、いきなり後ろから負傷したブルメシア兵(ネズミ)が現れ、ブルメシアが所属不明の部隊に攻撃されている事、その戦況は極めて劣勢である事、そしてその部隊はとんがり帽子をかぶっている事、それだけを伝えて絶命するのでした。盟友であるブルメシアの窮地にシド大公は援軍を派遣しようとしますが、兵団は狩猟祭のため出払っていてすぐには動けません、飛空艇団もアレクサンドリアを警戒して国境付近に配備してあるためやはりすぐには動けません。故国の危機にフライヤは援軍を待たず先に戻る事を決意します。そして、

ジタン :オレも行くぜ、フライヤ!

フライヤ :ありがたいが、おぬしには関わりのないことじゃ

ジタン :仲間の故郷が攻撃されてるんだ、これを聞いてだまっていられるか!

と半ば強引にジタンも同行を決定し、さらに”とんがり帽子の軍隊”が気になるビビも一緒に行くと決意します。当然のようにガーネットも同行しようとしますが…ジタンに「戦争についても”死”についても、まだ何も解ってない」と拒否されてしまうのでした。

・さて、歩いてブルメシアに向かうには下層にある地竜の門から外に出る必要がありますが、最近はずっと封鎖されていたのですぐには通れません。開門の準備ができるまでただ待っているのも無駄ですので、その間に先を急ぎたい気持ちを抑えてシド大公の提案したように腹ごしらえでもしましょう。しばらくすると目の前に伝統的な狩猟祭料理が並び、豪華な食事会が始まりますが、

ビビ :あれ……ボクおなかいっぱいみたい。 なんだか眠くなってきちゃった……

と言って倒れたビビとほぼ同時に、ジタンフライヤシド大公までもがダウンします。

スタイナー :し、しまった! 毒かっ!? 不覚! じ、自分も……苦しくなってきたようであります……!

ガーネット :そんなはずはないわ、スタイナーのには入ってないんだから

犯人はキサマかッ!

どうやら、自分の身を案じる周囲の人間を鎮圧するためにガーネットが前にジタンからもらった眠り薬を仕込んでいたようです。ガーネットの強い決意を聞いてスタイナーも同行を決意し、ダウンしたジタンに「ごめんね」と小さく謝って2人だけで旅立ちます。やがて、薬の効果が切れてジタン達も目覚めますが、その頃にはもうガーネットの姿はどこにもありません。いや、別にガーネットなんかはどうでもイイんですけどね…

オレの魔法騎士を返せ〜!

(読みは”マジックナイト”です)

せっかく、”火炎将軍剣(ただのファイア剣)”とか”天空剣Vの字切り(ただのサンダー剣)”とかで楽しんでたのに…。って戯言はさておき、トランス無し状態での最大の攻撃方法を奪われてしまったのは事実で、いくらフライヤが欠員を埋めるとは言っても戦力ダウンは回避できないのでしょうね。さて、ガーネット達が先にブルメシアへ向かったのならばまだ間に合うハズです。ジタン達は下層にある地竜の門を抜けて、ブルメシアへと繋がるギザマルークの洞窟へと向かうのでした。

 

Step 7

・地竜の門から”霧”の中へと出てからは門番に教えられたように根を頼りに北上、迷う事無くジタンビビフライヤの3人はギザマルークの洞窟へと到着します。んが、ココで1つ疑問が…

あれって何の”根”なんですか?

サイズから推定するに世界樹クラスです、もしかしてこの世界にはマナの木でもあるんでしょうか? ってな疑問はさておき、洞窟へ突入するとブルメシア兵死傷者がそこかしこに点在しいて、この状況にただならぬものを感じたフライヤは兵士から受け取ったベルで扉の封印解除(レリーズ)して先を急ぎます。そして次の部屋で魔道士人形団とソーンゾーンに遭遇し

ゾーン :奴は何者でおじゃる?

ソーン :知らないでごじゃる

ゾーン :とりあえず、消してしまうでおじゃる?

ソーン :それが良いでごじゃる

で、そばにいた魔道士人形との戦闘開始。瞬殺するとソーンゾーンは奥に逃げて行ってしまいます。2人を追走するべくまだ残っていた魔道士人形から奪ったベルで扉を開けて先に進むと、床に落ちた巨大なベルとそのベルに向かって呼びかけるモーグリがいました。

ジタン :モーグリじゃないか! どうしたんだ?

モグミ :あ、あたいの主人が、この大きなベルに入って……。 出られなくなったんです! クポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!

…説明を受けてもまだ何故こんなマヌケな事になっているのかがよく理解できないのですが、困っている者はとりあえず助けてあげましょう。

ジタン :だけど、このでっかいベル、普通のチカラじゃ、持ち上がんなさそうだぜ?

フライヤ :困ったのう……

助けるとは言ったものの救助方法が見つからず困っていると、モグミは匂いでビビが”クポの実”を持っているのは嗅ぎ当てました。

モグミ :あの、あの、あの、あの それいただけないかしら?

あげないッ!

(反応時間0.03秒で)

……10回くらいは繰り返したでしょうかねぇ? どうやら与えないと話が進まない事に気が付いたので、すっかり諦めて「あげる」を選ぶとモグミが”クポの実”を持ってベルの前で呼びかけます。

モグミ :あなた、あなた、あなた! あなたの大好物のクポの実よぉ〜〜〜〜〜!!

たかがクポの実1つでその巨大ベルが動かせたら苦労しません。

モグタ :クポの実、大好きクポ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!

…って、おもいっきり動いてますよ?

う〜ん、モーグリってスゴい力持ちだったんですね…、ここまでの大出力なら戦力強化のために連行したいくらいです。そして、奥へと走り去るモグタを追ってモグミも奥へと消えました。はあぁ、あの2匹はいったい何だったんでしょう…。残されたジタン達は巨大ベルの下にあった宝箱から得たベルで扉を開けてさらに先へと進みます。

・扉を開けて奥へ進むと…そこにはさっきのモーグリ夫婦がいました。天井からは光が差しています、上から外に出れるのでしょう。壁面に生えているツタで外に上がろうとすると

モグタ :外は危険クポ!

と止められますが、サラッと聞き流して外へ出ます。閉じられたエリアのようですが、まぁ、何がどう「危ない」のかを知りたいので少し歩いてみましょうか。平原を歩くうちに敵と遭遇してグランドドラゴン登場

…って、なんじゃこりゃ〜!

サイズがどう考えてもザコじゃないですよ?

ジタン - サンダガの2940点でリタイヤ

ビビ - ポイズンクローの1275点でリタイヤ

フライヤ - サンダガの2560点でリタイヤ

GAME OVER

 

 

 

 

 

……すいません、本当に危険でした。

教訓 :他人の忠告は素直に聞きましょう

・さっきのアレは無かった事にしてモグミの前からリスタート、部屋を出ようとするとモグタが”ホーリーベル”をくれました。コレで先刻は開けられなかった扉も通れるようになるのでしょう。封印解除して先に進むと、そこには負傷して座り込んでいる兵士がいます。

ブルメシア兵 :ギザマール様が変なふたり組にあやつられ……荒れ狂っております…・・

と言った瞬間に後ろから問題のギザマルーク様が登場して戦闘に突入しました。

…邪竜様ですか?

なんだかメチャ凶悪なデザインのような気がするんですけど…。とりあえず、ビビは魔法、フライヤは”竜剣”、そしてジタンは”ぬすむ”(懲りてない)で応戦すると、ビビの魔法に対抗して沈黙効果のある”サイレントボイス”を食らってしまいました。きっと、「アニメじゃない」とでも言いたかったのでしょう(妄想)。んで、魔法を封じられつつもどうにか撃破、事の深刻さを見せつけられたフライヤは王の身を案じ先を急ぎます。

・さて、場面は切り替わって今度はガーネットスタイナーの番です。

この場面こそATEに(以下略)

巨大な荷物に隠れたガーネットとそれを担ぐスタイナーはリンドブルム側から修復の進む南ゲートに入ろうとします。う〜ん、「先にブルメシアへ向かったのか? 」ってジタンの予想はハズレたみたいですね。

背の高いゲート兵 :こんなところに何しに来たんだい?

スタイナー :南ゲートの修復作業員の募集に応じてやってきた

背の低いゲート兵 :規則なんでな……その荷物、検査させてもらうぜ

う〜ん、もしかしていきなり作戦失敗でしょうか? このままだと中にガーネットを隠しているのがバレてしまうハズです…が、荷物の中に非常に臭い事で有名な”ギザール野菜のピクルス”を大量に仕込んでおいたおかげで

背の低いゲート兵 :んん!? なんだこりゃーーーーっ!!

背の高いゲート兵 :わかった、わかった、もう行っていいよ……

と、最後まで荷物を検査される事無く通過、関所破り成立です。しかし、いくら臭いとは言っても「毒か!? きさま何を考えている!!」とまで言わしめるとは、よっぽどヒドいんでしょうね。

…って、中にいるガーネットは?

ゲートをくぐって中へ、近くにある樽の陰から”マルチナラケット”を拾います。あぁ、きっとこれを使ってお蝶婦人と競い合ったり、エースを狙ったりするんですね(妄想)。んで、荷物に隠れているガーネットを開放すべく人払いをしていると後ろからさっきの兵士が追いかけてきました。

背の低いゲート兵 :おい、ちょっと待ちな!

もしかしてバレた? と思ったのも束の間、さっき渡し忘れた”ゲートパス”を届に来てくれただけでした。

背の低いゲート兵 :ここに置いておくから、おれが離れた後で、拾うんだぞ?

コレってよっぽど臭いんですね…。彼の置いていってくれた”ゲートパス”を拾ったら人通りのない通路へ移動、やっと荷物の中からガーネットを開放します。

ガーネット :〜〜ふ〜〜っ風が気持ちいい! ……でもこの臭い頭が割れそうだわ

あぁ、ちゃんと生きてましたか。その後は、山頂へと続く列車ベルクメアに乗り込みアレクサンドリア領を目指すのでした。

 

Step 8

・シーンが切り替わって再びジタン達の番です。ギザマルークの洞窟を突破してブルメシア領へと抜けたジタンビビフライヤの3人(正確には1人と1体と1匹)はまっすぐに王都を目指します。降りしきる雨の中を走り続けてやっと到着しますが、もうすでに街は破壊されていました。廃墟同然の街を進むといきなり家の窓からソーンゾーンが登場して、またも魔道士人形をけしかけてきますがそんなモノは瞬殺です。さらに奥へ、所々に置かれている宝箱から物資を回収しながら進むと、中にはフェイントでミミックも混ざっていて戦闘突入。

ヴァニラ・アイスかッ?

(このド畜生がァー!)

いや、別にどうでもいい事なんですけどね、”食べる”の攻撃モーションがすごく似てるんですよ。きっと腕だけ残して食べられたブルメシア兵が多数いるのでしょう(妄想)。上の階から床を落としたり、バルコニーから隣へと飛び移ったりしつつ、さらに先へと進みます。んで、辿り着いた寝室にはまだ息のある負傷兵がいました。

ブルメシア兵 :ベッドの向こうにありベルを持って王宮まで行き、王を……、王を!

言われたようにベッドの陰を探すと…ありました、”プロテガベル”を回収です。う〜ん、”ベル”って言ってもイロイロと種類があるんですねぇ。この調子だと、そのうち”マリーベル”とかも出てくるかもしれません(妄想)。これで先刻は開けられなかった扉が通れるようになり、いよいよ王宮へと続く通路に入ります。

フライヤ :ビビよ…… おぬし怖くはないのか?

ビビ :う〜〜〜〜〜ん。 だけどボクは……ボクがどんな人間なのかを知りたいんだ。 もしかしたら……人間じゃないのかもしれないけれど……

だって、”銀河鉄道の車掌”でしょ?

んな事を話し合っていると、王宮の方からブルメシア兵の一員であるダンが家族を引き連れて走ってきました。

ダン :何やってんだ、早く逃げろ!

フライヤ :それよりも……ブルメシア王はいずこじゃ?

ダン :王か!? 王には会わなかったぜ! とにかくいまの俺には王よりも家族が大切なんだ!

オヤジィィィィィ!

(サイキョー流です)

おっと、つい叫んでしまいました、それにしても素晴らしい家族愛ですね。家族を気遣って王都を脱出するダンとは別れて突き進みます。

・王の姿を求めて先を急ぐジタン達が王宮の広間で崩れ落ちる巨像から負傷兵を助け、像にの持っていたヤリを奪い、安置された宝箱から杖を回収し、モーグリから装備を買い揃えていると、何故か後ろからスティルツキンがやってきました。今しがた買い物は済んだばかりですが、彼の言うように”せっかくだから”ついでに3点セットも購入しましょう。その後で彼に話しかけると

スティルツキン :しかしこの雨、まいるよなぁ〜

と言われました。

って、戦争よりも雨が気になりますか?

イイ根性してますねぇ、まぁ、だからこそ旅を続けられるんでしょうけど。モーグリ達と別れて広場を抜けるとついに王宮内へと続く扉の前に出ます。しかし、ここもやはり破壊の痕がひどく、もうすでに王の命は奪われているのかもしれません。扉の前にひざまずくフライヤ、それを気遣ったジタンはビビと共にその場を離れようとしますが

フライヤ :誰かおる!

と叫んで目の前にあった巨像の上に飛び上がり、下で唖然としているジタンビビ

フライヤ :王宮の中に人の気配がする! おぬしらも、はやく登って来るのじゃ!!

と言い放ちました。

…って、15mは飛んでますよ?

(世界新記録達成です)

「はやく」って言われてもねぇ、そうそうマネできる跳躍力じゃないです。もしかして、この世界の重力はかなり弱いんでしょうか? ジタンは巨像を少しずつ登って、ビビはどこか侵入できるスキマを見つけてフライヤを追います。そして、ついに辿り着いた王宮内でブラネ女王ベアトリクス将軍の姿を発見。ちなみに、ブラネ女王はあまりに太っているので、まるで玉座ごとここにいるかのように見えます。とりあえず物陰に隠れて様子を窺っていると

ジタン :誰か来たぞ!

後ろから見た事の無い人物が歩いてきました。

謎の男 :素晴らしい雨じゃないですか まるで…… そう! まるで我々の勝利を祝福してくれているかのような……

誰ですか、このキザ野郎は?

盗み聞きによると、名前がクジャである事、黒魔道士人形団の黒幕はコイツらしい事が判明します。んで会話は続いて、クジャからブルメシア王が砂の都クレイラに逃げ落ちたと聞かされました。

ブラネ :ええい、クジャよ また、おまえの力でなんとかならんのか!?

クジャ :お任せくださいませ、陛下に御満足頂けるショーをこのクジャめがお届けいたします

何ですか、このキザ野郎は?

とか思ってたら

ジタン :あんなこといってるぜ!

フライヤ :うむむ……、だいたいあの気色の悪いやつは何者じゃ!?

いや、ジタンは”ブルメシア王追撃”について聞いてると思うんですが…、さすがのフライヤも今はクジャの方が気になるようです。王が難攻不落のクレイラに逃げ込んだと聞いて一安心していると、

ブルメシア兵 :おまえたちっ!! これ以上、ブルメシアを荒させはしないぞ!

まだ残っていたブルメシア兵士が後ろから走ってきました。しかし、対するは大陸随一と噂される剣技のベアトリクス、彼を見殺しにできないフライヤジタンは物陰から飛び出して間に入ります。

ベアトリクス :フッフッフ……私も甘く見られたものだ。 百人切りの異名を持つ私にとっておまえたちなど、虫ケラに等しいわ!

この前口上を述べているスキにようやくビビが現れました。

ありがとう、ベアトリクス

君がおしゃべりじゃなかったら2人で戦うところだったよ…。ってワケで、1人と1体と1匹が揃ったら戦闘開始ッ! 近頃めっきり魔法威力が弱くなったビビを回復係に、さっき拾った槍で強くなったフライヤを攻撃係に、そしてジタンはいつものように”ぬすむ”で応戦しますが、さすがに自分で「百人切りの異名を持つ」と言い切るだけあって強いですねぇ。ちなみに彼女は”雷鳴剣”なる技を使うので、きっとヤクザなヤシダ家復興を目指していたり、屈大Kからのキャンセル超連射雷鳴剣で相手を即死させたりするのでしょう(妄想)。んで、そろそろ回復が間に合わなくなってきた頃に

ベアトリクス :私に刃を向けるなど、100年早い!

で”ストックブレイク”を受けて全員の残りHPが1点になった所で戦闘が終了します。

…イベント戦なら先に言ってくれ

”フェニックスの尾”とか”ハイポーション”とかバリバリ使っちゃったじゃないですか、もったいない…。ベアトリクスの剣技の前にあっけなく倒れたジタン達に向かって

ベアトリクス :フッ、虫ケラどもが……

ブラネ :ベアトリクス、もうよいか? クレイラ侵攻の準備をするぞ!

と、トドメも刺さずに立ち去る2人。そして、残されたクジャ

クジャ :さて…… ドブネズミは置いといて……。 問題はこっちの少年だな

と言はいったものの、別に何をするでもなく竜らしき生物に乗って飛び去ります。ちなみに、その前の一瞬でクジャの衣装がハッキリと見えるんですが、

露出狂ですか?

胸から腰までは完全に裸だし。って言うか股間を強調しすぎだよ……

 

 

 

<ここまでのおはなしをセーブしますか?>

ほぇ? この記録方法は、もしや…

<DISC2に交換してください>

なぬー!

これでもう1枚目は終わりなんですか? まだ出てきてないキャラいますよ?

エーコは?

サラマンダーは?

って言うか、クイナは?

(それは自分が忘れてただけです)

全体の流れがちっとも見えなかったところに謎の露出狂クジャが登場し、謎が謎を呼びまくっただけで1つも解決しないままにDISC2へと進みましたとさ。

 

 

 

<DISC2へ進む>

 


<戻る>