FF9 プレイ日記  DISC4


 

Final Step

クジャが暴走してイーファの樹が復活で世界中が霧だらけ。何だかとっても困った状況になってますが、まずはビビの提案でテラから救出したシッポ族を預けに黒魔道士の村へ。同じ”造られた”同士なら、きっと仲良くお互いに助け合って生きられるのでしょうね。いよいよ最終血戦への出発、その前にスタイナーシドへの援護要請を提案しますが、国民の混乱を考えたガーネットは却下してしまいました。すると、今度は奥から悲観的な言葉を吐き散らしながら登場するミコトジタンが「お兄ちゃんの言うこと守って みんなと仲良くするんだそ!」と軽く流したらいよいよ出発。クジャが何を企んでいるのかは知りませんが、ガイアを道連れにさせないためにもイーファの樹へ向かいます。

・どこまでも霧に覆われた空からイーファの樹へ、上空にある謎の光にに向かって進むとそこから無数の竜が現れました。ジタン達は覚悟を決めてインビンシブルでその群れの中へ特攻、すると霧を破って現れたリンドブムル艦隊が援護射撃で進路を確保、その中にはバクー達のp姿もありました。さらに、追いすがる竜はベアトリクスの指揮するレッドローズがブロック、頼みもしないのにみんな集まってきてくれましたね。

んで、誰が死にますか?

FFシリーズと言えば、自己犠牲の精神でどんどんキャラが死に行くのがウリですから。んで、シド軍はともかく、旧式艦のレッドローズまでもが来てくれた事に驚くスタイナー

スタイナー :レッドローズ!? まさか……ベアトリクスか!?

ジタン :へっ! とんでもない女にホレちまったもんだな!!

スタイナー :貴様に言われたくはないのである!

ガーネット :ちょっとスタイナー! それどういう意味!?

堅かったスタイナーがやっと冗談の1つも言えるようになったところで光の中へ。そこで待っていた神竜を全力で殴り倒したら、艇内の転移装置から外へ出ました。ジタン達がその場所に降り立つと、テラの崩壊と共に消えたハズのガーランドの声がジタンにだけ聞こえてきます。

ジタン :その声波……ガーランドか!?

ガーランド :……私は今、おまえだけに話しかけている

ジタン :教えろ、ガーランド! オレたちがいるのはどこなんだ?

ガーランド :……ここは『記憶の場所』だ。 そう、ここはおまえたちの 記憶がつくりあげた場所だ……。 そして、全ての真実をここで目の当たりにするだろう……。 ……さあ、進むがよい 真実を知りたければな……

こう言ってガーランドの声は終了。さっきの説明ではココが何であるのか理解できないものの、来たからには進むしかありません。もうすでにザコとは呼べないレベルの雑魚を蹴散らしながら進みますが、無駄なレベル上げのおかげで少しばかり強かったのをイイ事にいつもの攻勢部隊(スタイナーフライヤビビ)で来てしまったので回復が少し大変です。んで、進むうちに火のガーディアン強化型のマリリスがいきなり登場して戦闘開始ッ! ここまでの対雑魚戦で少し(かなり)のダメージは残っていたけれど相手も打撃系だったので楽勝…、かと思ったら死に際の置き土産”剣の雨”を受けて全滅しました。

GAME OVER

 

 

 

 

 

………そんなのアリですか? まぁ、嘆いていてもしかたないので少し前にあったセーブポイントから再スタート。今度はマリリスの出現ポイントがわかっているので、直前にキッチリ回復してから斬り倒して置き土産にも耐えて先へ。次のエリアでは昔のアレクサンドリア崩壊やらマダインサリ崩壊やらを見せつけられた果てに風のガーティアン強化型のティアマットと戦闘、”はないき”で2人ほど吹き飛ばされながらも撃破します。んで、さらに進んだエリアでは5000年もの昔にテラがガイアを取り込もうとした時の映像を、その次はクイナだけが持っている海のイメージ(入水自殺の時のヤツか?)で溺れかけたり、相変わらずよく解らない”記憶”が続きました。そして、その先の海のエリアで、ジタンビビフライヤが知っているはずのない太古の出来事を何故か感じていると、水のガーディアン強化型のクラーケンが登場。通常打撃に対する反撃技に苦労しながらも粉砕しました。…って、あれ? 強化型って事は、水の祠でエーコガーネット組はコイツの原型と戦ったんですか?

…よく生きてたな

(2人が、です)

だって、回復魔法はともかく召喚獣は何も使えなかった(習得ゼロ、宝石装備ナシ)ハズですよ? しかも、当時の(今でも)あの2人の打撃力って200点くらいですよ? う〜ん、どうやって勝ったんでしょう 、スゲぇ謎です。ってな無駄話はさておき、さらに進むと今度はガイア誕生の場を抜けて、”猛毒パウダー”をバラまく最後に残ったガーディアンリッチを葬ると宇宙創造の場面になりました。そこで、ガーランドから”記憶”の本当の意味を、全ての経験も全ての記憶も命を通じて繋がっている、と聞かされます。ついでに、全ての命はこの先にあるクリスタルに始まっている事も…。

って、クリスタルぅ?

そう言えば、「今作ではクリスタルが復活します」ってのをどこかで見たような気が…。それにしても、この土壇場になって出すなんて扱いが酷すぎませんか、ねぇスクウェアさん? 余計な思考は止めるとして、ガーランドは「クジャを倒せ」と最後に残して完全消滅しました。そして、上下も左右もない原初の宇宙を抜けた先は辺り一面が結晶体に覆われたエリア、結晶の姿になったガーディアンを潰しながら進むとセーブポイント発見で、とりあえずテント&セーブ(編成は代えないまま)です。しかし、この敵地の真っ只中の堂々と寝るとは…かなりイイ根性してますねぇ。こんな無謀な事を某アメリカンRPGとかでやったら確実に寝込みを襲われて瞬殺されてますよ? 準備が済んだら奥へ、そこには中空に浮かぶクリスタルと相変わらずトランス続行中なクジャの姿がありました。自分勝手な理論でクリスタルを破壊し宇宙そのものを無に還そうとするクジャ、現れたジタン達に対してまずはデスゲイズをぶつけてきます。”メテオ”が痛かったもののどうにか撃墜です、でも、イイ加減に回復能力ゼロではキツくなってきたのでクジャと戦う前に編成をいじる事にしました。って言っても、別に回復役を入れる気はちっとも無いんで、余計なアビリティを削って防御回復系のヤツに付け替えただけなんですけどね。んで、いよいよ破滅に向かって突き進んでるクジャとの血戦、”フレアスター”が異様に痛かったものの編成をさっきいじっておいたおかげでどうにか耐て撃破…、と思ったらまた”アルテマ”発動で全員ダウン。しかし、今回は力尽きたクジャもどこかへと墜ちていきます。

・さて、相変わらず不完全だった暴走魔法のおかげでまだ生きているジタン達。しかし、気付いた時にいた場所はさっきまでとはまるで違って、もうクリスタルはどこにも見当たりません。

ジタン :……ここは……どこなんだ?

謎の声 :ここはおまえたちの世界とは別の次元、そして私は永遠の闇……

何だかよく解りませんが、3のときの暗闇の雲みたいなモンでしょうか? クジャの選択”世界を無に還す”をもって召喚され、クジャが倒れた今もそれを実行しようとしやがります。阻止しようと立ちあがるジタンですが…先刻の”アルテマ”のおかげでヘロヘロ、すると戦力外だったメンバーの魂がそれぞれの身体に力を与えてとりあえずは戦えるようになりました。

君達の死は無駄にしないよ

たぶん、きっと、力をくれた仲間は死んでくれた事でしょう。それが”FF”ってモンですから(しつこい)。そして、破滅を止めるために永遠の闇との最終空中血戦へ。おそらくのラスボスだけあって、さすがに攻撃が強力ですねぇ。通常の大魔法に続いて”グランドクロス”、惑星直列で大ダメージです。

…って、ペルソナですか?

(罪と罰です)

さらに追い討つように”ニュートンリング”、おかげで立ってるのがジタンだけになってしまいました。しかし、無駄にレベルが上がってるからですかね? ”いつでもリジェネ”で5秒に1回500点ほど回復してしまうジタンは、バカ長い魔法エフェクトのおかげで死ねない身体。味方の力を借りる事も無いままに殴り倒すと、永遠の闇は「私はいつでも復活する。 この世に生あるものと、そして死が存在する限り……」と言い残して次元の狭間に消えるのでした。

・永遠の闇を叩き返した直後に記憶の場所は大爆発を起こし、ついでにイーファの樹が完全な暴走を始めます。そして、別次元から送り返されたジタン達はそのイーファの樹の前へ、逃げられないかと思っていたら”声”に教えられたミコトの誘導でシドが飛空艇ですぐそばに降りてきてくれました。飛空艇に乗って逃げようとすると、ジタンの頭に「……ジタン、生きるんだ……」とクジャの声が響き、それを聞いたジタンはまだ生きているクジャを助けに行こうと決心します。今までのクジャの所業を考えて当然のように反対されますが、ジタンの意志は硬く思い止まらせる事はできませんでした。

サラマンダー :ふっ…… 本当におまえはバカなヤツだ

エーコ :ジタン、絶対死んじゃダメよ! エーコがぜ〜ったいに許さないからね!

クイナ :ワタシ、世界のおいしいモノ まだ食べつくしてないアル! すべて食べるために、ジタンの力がまた必要アルよ!

フライヤ :おぬいの性格をわかっていると思っていたが、ここまで自分にバカ正直とはな……。 また会おうぞ!

ビビ :ジタン、生きるってむずかしいことだね ボク、またひとつ大事なことを覚えたよ……

そう言って次々に飛空艇へと退避する仲間達、最後に残ったガーネットとも長い長い別れの言葉を交わし「でも…… おねがい、必ず帰ってきて……」を聞いたら、飛び去る飛空艇を見送って暴れる根をかいくぐって、クジャのいるイーファの樹の中へと向かいました

 

 

 

 

 

そして、月日は流れた……

 

 

 

 

 

ジタンのいない日々、アレクサンドリアに集まるかつての仲間達、そして、ビビのモノローグ。その中で、またはじまりの時のように、アレクサンドリア城でバクー率いるタンタラス団の公演が始まります。演目もあの時と同じですが、何故か今回はマーカス役がフード付きのローブをしっかりとかぶったままでその顔は見えません。そのまま劇は続いてクライマックスへ。

マーカス役 :信じるんだ! 信じれば、願いは必ずかなう! おお、月の光よ、どうか私の願いを届けてくれ!

<今まで深くかぶっていたローブを取り払って>

マーカス役 :会わせてくれ、愛しのガーネットに!!

何と、マーカス役を演じていたのはずっと行方不明だったジタンでした。王座にいたガーネットは、驚いて、宝珠のペンダントが落ちたのも気にせずに駆け寄って、抱き合って、そしてみんなに祝福されて。

 

 

   ねぇ どうして助かったの?

 

助かったんじゃないさ              

生きようとしたんだ             

 

いつか帰るところに帰るために   

 

 

 

だから うたったんだ

あのうたを

 

 

 

こうして、この長い長い物語もようやく終わるのでした。

 

 

 

感想

・何て言うか、”中途ハンパなゲーム”そんな感じでした。仲間が8人いる理由なんて全然ないし、アビリティシステムを楽しむには難度があまり高くないし、お話に集中するには前半と後半の流れの差が激しいうえに長くてダレるし…。でも、まぁ、FF8よりは確実に楽しかったですけど。言いたい事はイロイロとあるんですけどね、とりあえず1つだけ。

クリスタル、全然出て来ないですよ?

いや、マジで。これって誇大広告で某”じゃろ”に訴えられてもおかしくないレベルかも…。 って言うか、全然”ファンタジー”じゃねぇ! もっとちゃんと仲間を死なせろ! ……あ、しまった、これじゃ”1つ”になってませんね。まぁ、せっかくだから、ついでにもう1つだけ。

アルテマは最弱魔法だ!

偏見ですか? とりあえず、エンディングの音楽に旧のFFメインテーマがチョイと混ざってたので、そのためにだけこのゲームを3ヶ月半もやってた事にします。でも、とっても疲れたのでもう2度とやりません、未来永劫。あぁ、そうそう、最後にもう1つ。

チョコボってどこに居ましたか?

このプレイ中に1回も見なかったんですけど…。

 

 

 

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