FF9 プレイ日記  DISC3


 

Step 19

・アレクサンドリア城でトット先生やベアトリクス達によって新ガーネット女王即位の準備が進められている頃、ガーネットと離れた反動からかジタンは城下の酒場にて時を無為にすごしていました。何故か揃っているタンタラスの面々がどうにかジタンを元気付けようとするもののあえなく失敗、ジタンを置いてルビィの小劇場に行ってしまいます。ブランクが酒場を出ると、ちょうど走ってきたビビと激突して転倒しました。ブランクからアレクサンドリア脱出後の話を聞いた後、ビビは酒場で腐っているジタンを置いて1人でアレクサンドリアの街中に出るとATE発動です。

<ATE :なんて、おっきな……>

エーコ :まあっ!? なんて、おっきなおうちなのかしら!?

<アレクサンドリア城の大きさに驚くエーコ>

もりつけ名人 :おいしい料理をつくるのねぇ〜っ

<後ろから宮廷料理人登場>

エーコ :あっ! くんくん……。 なんだかおいしそうなニオイ

たまご名人 :おなかが減ってるのねぇ〜っ?

<恥ずかしそうに頷くエーコ>

かまど名人 :とても減ってるのねぇ〜っ?

<恥ずかしそうに頷くエーコ>

たまご名人 :がまんできないくらい すご〜く減ってるのねぇ〜っ?

<恥ずかしそうに頷くエーコ>

かまど名人 :かわいそうなのねぇ〜っ?

<そのまま立ち去る料理人達と暴れるエーコ>

…んで、オチは?

とっても時間の無駄だったような気がするのは何故でしょう? さぁ、気を取り直してもう1つ。

<ATE :アルティミシオン>

アルティミシオン :やあ、おまたせ!

<黒いモーグリが手紙を持って尖塔へ到着>

アルティミシオン :あっ、スティルツキン、久しぶり!

スティルツキン :おう、アルティミシオン! おまえ…… なんだか妙にハダのツヤが良いな!?

それは違うだろ!

だって、全身黒い(って言うか、むしろ紫)なんですよ? 「死相が出てる」と言うべきなのでは? まぁ、それはさておきATEに戻りましょう。

スティルツキン :まあ、そんなことはどうでもいいけどさ…… それよりもおまえ、まじめに手紙の配達してるか?

アルティミシオン :も、もちろん配達してるよー

スティルツキン :本当か? あちこちのモーグリに預けた 俺の手紙はちゃんと届けてくれたんだろうな?

アルティミシオン :ちゃんと届けたよーっ! たしか3通だったよね?

スティルツキン :う〜ん、3通ほど足りない気がするが……

んなワケで、本筋とはちっとも関係無さそうATEを片づけたらビビは路地裏へ、そこにはさっき別れたマーカスブランクがいました。何故かブランクが「一緒にルビィの芝居を見てほしい」と言ってきたので快承し、ブランクの言葉に従って先に地下劇場に入ります。すると、ルビィブランクと間違えられて怒られてしまいました。どうやら、コレが解っていたのでわざとビビに先行させたようですね。ビビとの会話でルビィの期限が直った頃にやっとブランクマーカスが入ってきました。

マーカス :どうやら、兄キのことは 忘れてくれたみたいっスね

ブランク :あんな奴、チョロいもんよ!

ルビィ :ブランク、後で話があるからな!

マーカス :兄キ、ばれてるっス……

う〜ん、昔のジタンとの会話にしても今回の会話にしても、ブランクって大口叩くわりにはかなり弱そうですね…

・場面は移って城内のガーネット、お付きのスタイナーに「ジタンと会いたい」と言ってはみるもののアッサリ却下されてしまいます。そして、後ろからやってきたトット先生から召喚獣の力が封じられた宝石を受け取ったらベアトリクスに手伝ってもらって着替え開始、その際にまた「ジタンと会いたい」と言いますがやはり却下されてしまうのでした。その頃、先のATEから城内に潜入していたエーコジタンに手紙を書く事を決め、ちょうど王の間から退室したトット先生に出会います。

エーコ :ねえねえ、ちょっと そこのエラそうなおじさん!

トット :ほっほっ、私がそんなに偉そうに見えますかな?

エーコ :うんっ、じゅうぶん エラそうに見えるわね!

…”エラそう”と”偉い”は違うけどな

そして、エーコはその”エラそう”なトット先生に手紙を習う事になり最初にジタンブランクが衛兵を殴り倒した部屋へ、トット先生も後に続きますがその頭の中ではかつてガーネットにもあった額の角の事を考えていました。エーコが手紙の書き方を教わっている頃、ドレスアップが完了したガーネットベアトリクスに自分の出生について明かしますが、ベアトリクスは離反するどころかより深く忠誠を誓ってくれます。そうしているうちにエーコの手紙は完成、トット先生に礼を言ってジタンのもとへと向かいますがホール2階にて横から出てきたバクーと激突してしまいました。幸いな事に1階へ叩きつけられはしなかったものの、初登場時と同じく宙吊りの状態です。

エーコ :あう〜〜〜、降ろして〜〜〜〜〜っ!!

バクー :すまねえな! 急に飛び出して くるからびっくりしちまったぜ! だけど、その高さじゃ、 俺には降ろしてやれねえな! ガハハハハハ!

エーコ :ガハハハじゃないわよ、このタコ! エーコを降ろせないんだったらね! その手紙をジタンって人に届けてちょうだい!

バクー :おう、ジタンに届けりゃいいのか? お安いご用だガハハハハハ!!

<エーコの手紙を持って悠然と立ち去るバクー>

エーコ :で、あたしはどうすりゃいいのよ〜〜〜っ!!

さみしく死んでください

(もしくはクイナに食われてください)

叫び散らすエーコを放置して去ったバクーは見回りの途中だったスタイナーに追い出されるようにして城を出ます…が、その時にエーコからの手紙を落とした事には全く気付いてません。しかも、その手紙を拾い読みしたベアトリクスが「まさかスタイナーからの…」と壮大な勘違いを始めるのでした。

・視点は移って酒場で腐り続けるジタンへ、ガーネットの事が整理しきれないジタンはタンタラスの面々に言葉をかけてもらうもののまだ答えが出せません。そこへやってきたバクーを見たジタンは自分を再びタンタラスに入れてくれるように頼みますが、今のジタンの状態を見抜いてアッサリと却下されてしまいました。そして、ちょうどやってきたビビの言葉に従ってガーネットに会いに行く事になり、バクー達とは別れて城へと向かいます。船着場で何故か血戦しそうになっているフライヤサラマンダーも引き連れて城へ、入り口でエーコを吊り下げたスタイナーと出会います。

エーコ :ぎゃ〜、放しなさいよ〜〜〜っ!

スタイナー :これ以上、騒ぐと 牢屋へぶち込むぞ!

エーコ :キィィィィィ〜〜〜!

ジタン :どうしたんだ、エーコ!

エーコ :あ、ジタン! 聞いてよぉ〜〜〜っ! あいつったら、わたしのことをソウゾウシイだの ウルサイだのサワガシイだのヤカマシイだの ひどいことばっかり言うんだから〜〜〜〜〜っ!

………その通りじゃないか

ならず者&ソウゾウシイ幼児の組み合わせを見たスタイナーガーネットへの面会どころか速攻で追い出されそうになりますが、「ビビ殿の頼みなら…」って事でどうにか許可を得て城内へと進みます。スタイナーに案内された場所で待つと、上の階からベアトリクスに付き添われたガーネットが姿を現し、わざわざ会いに来た一向に対して女王口調でねぎらいの言葉をかけます 。エーコビビも続いて新女王のガーネットに言葉をかけますが、肝心のジタンは黙ったままでした。やがて、短く一方的だった謁見は終了、去り際にガーネットは4つある宝珠の2つを召喚士の証としてエーコに譲り渡します。そして、ガーネットに会ってもなお復帰できないジタンをよそに、ガーネットは部屋に戻ってしまうのでした。

・時間は流れて夜空が月のペンダントで着飾る頃、バクーに託したジタンへの手紙が無事に届いたと思っているエーコは指定の場所でジタンの登場を待ちますが、昼間の一件でジタンの頭の中はガーネットでいっぱいなのに気付いたエーコは予定を変更してジタンとは会わず立ち去る事にしました。すると、何故かそこにブランクマーカスが登場、エーコは慌てて物陰に隠れます。

マーカス :兄キ、誰もいないみたいっスよ

ブランク :ちょっと来るのが 早かったかなぁ……

マーカス :……かもしれないっス。 でもいったい誰なんスかね? 兄キにラブレターを書いたのは…

ブランク、オマエもか?

バクーの落としたエーコの手紙は、流れに流れて今度はブランクに読まれてしまったのですね。あぁ、この”勘違い大作戦”はいつまで続くのでしょう? 今度は後ろから見回り中のスタイナーが登場、マーカスブランクも物陰に隠れますがその時に手紙を落としました。 そして、当然のようにスタイナーがそれを拾い上げて読みます。

スタイナー :まさか、自分がこの場所を通ることを知った者が この場所に手紙をさりげなく置いたのではあるまいな?

スタイナー、オマエもなのかッ?

だって、いかに名文とは言え書いたのは昼間に自分が吊り上げていたヤカマシイ幼児ですよ? どうして、揃いも揃って自分の都合のイイようにしか解釈しませんか? すると、後ろからやはり勘違い続行中のベアトリクスが登場して混乱に加速がかかります。

ベアトリクス :スタイナー……

スタイナー :ベアトリクス…… まさか、おぬし…

ベアトリクス :スタイナー……

スタイナー :ベアトリクス……

ゆっくりと歩み寄る2人に大人な展開を期待する物陰の3人ですが、今一歩の場面でいきなり現れたバクーのクシャミによって一瞬でブチ壊しになってしまいましたとさ。

ヘブションじゃないわよ、このタコ!

船着場からエーコが酒場に戻ると、ちょうどそこにトット先生エーコからいろいろと聞き出すためにやってきました。そして、エーコの「ここじゃなんだから、おじさんのお家で」と、外から戻ってきたジタンの「カード大会に出る」との発言により、気分転換もかねて全員でのトレノ行きが決定しガルガントを走らせます。その頃、ソーンゾーンガーネット女王に復権を願うべく街に戻って来ましたが、夜回りをする前に殴り倒された事のあるブランクマーカスの姿を見て早々に逃げ去るのでした。

 

Step 20

・ガルガントのおかげでトット先生の家に直で到着、でも話は後にしてとりあえずバラバラに街へと飛び出して行きました。んで、先に出たエーコを見失ったビビが1人で歩いていると、いきなり道行く男に話かけられます。

使用人のマルコ :またおまえに会うなんてなあ……

ビビ :あの時はどうもありがとう……

使用人のマルコ :いきなり、アレクサンドリアの劇場艇に 行く飛空艇に乗せてくれ、だもんなあ……

ビビ :へへ……

う〜ん、ビビって最初ッからアレクサンドリアに暮らしていたワケではないのですね、驚愕の新事実ですよ。

使用人のマルコ :どうだったい? 劇は面白かったか?

ビビ :う、うん

まぁ、舞台に乱入して放火したしな…

使用人のマルコ :おお、そういや途中でなんだか 大さわぎになったけど、大丈夫だったのかい?

ビビ :あ……、そ、その…… だいじょうぶ……かな?

まぁ、劇場艇が墜落した程度だしな…

そして、仕事に戻る前に「家にちゃんと帰れよ」と言われたビビは、育ての親であるクワンはもういないけれど帰ってみる事にして街から出ます。

・その頃、エーコモグと一緒に貴族の暮らしぶりを見ていました。

貴族の紳士 :この前実寸大の グリフォン像を買いましてな……

貴族の青年 :おお、それはまたすばらしい、さぞかし御立派なのでしょう

貴族の紳士 :いやいや、それが立派すぎましてな、 それを飾るため、屋敷に一部屋増やしました

貴族の婦人 :ほほほ、それはまた……

貴族の紳士 :まったく、出費がかさみますな!!

エーコ :ふうん……なんだか、都会の人たちも大変なのねぇ……

…それは違うだろ?

これってただの自慢話してるだけじゃないんでしょうか? んな事をやっているうちに、前方からから腕が4本もある男がやってきました。どうやら、少し前にエーコが外でサラマンダーと話しているのを見て、サラマンダーを捕らえるためにエーコを利用するつもりらしいです。しかし、そんな事はちっとも知らないエーコは男を無視して立ち去ろうとします。

4本腕の男 :おおっと、ごめんよ! そうだおいしいものとか食べたくないかい?

エーコ :おいしいもの?

4本腕の男 :そうそう! おいしいものだよ!

<男の背後からクイナ登場>

4本腕の男 :トレニーナジェラーととか、 水草のパスタとか……

クイナ :おいしいモノ、たくさんアルか?

<男は声のする方を振り向いて>

4本腕の男 :な、なんだよ、おまえは!

クイナ :ワタシおいしいモノ、欲しいアル

そして、クイナ「おいしいモノよこすアル〜〜」と叫びながら逃げ出した男を追うのでした。

勝手に話に割り込むな!

って言うか、いつ帰ったんだッ?

たしか、マダインサリに放置して進んだら勝手に行方不明になってたハズでは? …まぁ、ヤツに関しては考えるだけ無駄なので黙認する事にしましょう(自力で海を渡るだけの航続能力は無いハズですが)。

・今度はジタンの番、カードゲーム大会が開催されているスタジアムへ到着して、無事に参加登録を済ませました。しかも、受付係から「チャンピオンはかわいい女の子」と聞いてジタンはかなりやる気でやがります。でも、手札はザコから強奪したカードばかり、本当に勝てるのかどうかは非常に疑問ですね…。って、まぁ、知らない頭でイロイロと考えるだけ無駄なので、ココは1つおまじないでも。

じいちゃんのデッキを信じるぜ!

(主に千年アイテムの力です)

そう、信じれば何だって叶うのです。だから、カードの記号の意味がちっとも理解できてなくても、手札の約半数が”ゴブリン”だったとしても、連鎖の事を全然知らなくても、たぶんきっと大丈夫なんですよ(絶対無理)。

矢印の意味が解らずに完敗

連鎖の発動条件が解らずに敗戦

カードの体力値が解らずに(以下略)

壁越えが(以下略)

(以下略)

 

 

 

 

 

このゲームやめてもイイですか?

(もちろんFF9を)

だって、”大会”って言うからには1回負けたら終わりだと思ったのに、勝つまで再挑戦させられるんですよ? 数十枚のカードを奪われながらようやく勝ったのはそれから1時間後の事でした…。それからさらに2時間近く、やっとの思いで2回戦を突破する頃には当初80枚くらいあった手札が30枚くらいまで減ってやがりますよ? う〜ん、どのくらい負け続けたが良く解る数字ですね、やれやれ…。

ジタンがカードゲームに興じていた頃、クイナはさっき追い駆けていた男に逃げられたのか街を1人で歩いていました。

クイナ :お、おなかへったアルよ……。 食の道を極めるために…… 様々な街を旅しようと決めたアルが…… どうしてものを食べるのに『ギル』が必要アルか!?

当然です

やはりコイツには一般常識が欠落しているようですねぇ…。って言うか、アレだよ、そんなに腹が減ってるなら街人でも”調理”すれば?

クイナ :ああ、水面にきらめく光が 豪華な料理に見えてくるアルよ……。 もしかして、あそこに飛びこめば おなかいっぱい食べられるアルか?

むぅ、妄想が始まってしまうとは…かなり重症ですな。

クイナ :いや、そんなわけないアルよ… そんなことしたらおぼれてしまうアル……。

あれ? 社会常識は無くとも最低の判断はできるみたいですね。

クイナ :でも……おなか減った……。 おなか減ったアルよ〜〜!!

<水路に飛び込むクイナ>

って、結局ソレかッ!

老人 :およ、身投げかいな! ……ジョウブツせいよ……

……あぁ、もう、キサマのような”食いしん坊万歳”キャラは復帰してくれなくってイイです、真剣に成仏してください。んで、続いてフライヤサラマンダーに視点を移しましょう。オークションハウスの前で立ち話をする2人、そこでサラマンダーが賞金首になった経緯が明かされました。どうやら、かつてサラマンダーがこの場所で用心棒をやっていた時に、盗みに入ったジタンにハメられたんだとか。

<逃げようとするジタン、それを阻むサラマンダー>

サラマンダー :さあ……楽しませてもらおうか?

ジタン :なんだ……単なる拳闘バカかよ

サラマンダー :なんだと!?

ジタン :オレのもっとも得意とする相手だな! 1分もたたないうちに決着をつけてやるぜ!

サラマンダー :いいだろう、かかってきな……

<賊を追って衛兵が登場>

サラマンダー :邪魔はさせん……さあかかってこい

ジタン :なあに言ってやがる 勝負はもう決まったんだよ!

サラマンダー :なに?

<衛兵に駆け寄るジタン>

ジタン :た、たぁすけてくれ〜〜! オレが、この前を手折りかかったら、 奴があわてた様子でそこの扉から出てきたんだ! ドロボーじゃねぇかと思ってジロジロ見てたら いきなり殴りかかってきて……

ウソばっかりですね

しかし、よくもまぁ、これだけの言葉を一瞬で考え出したモノです。ただし、内容はちっとも主人公らしくないですが…

衛兵 :しかし、奴はこの屋敷の用心棒……

ジタン :だからあやしいんじゃねぇか! 見ろ! これがおとなしく人に飼われる奴のツラか!?

ヒドいですね

まぁ、どう控えめに見ても人間の顔じゃないから言ってる内容は正しいですけど。そして、衛兵が騙されている隙にジタンは逃走し、完全にハメられたサラマンダーは賞金首となって街を追われるのでした。ちなみに、この間に1分かかってないのでジタンの最初の言葉はウソじゃないですね(卑怯極まりないですけど)。この昔話を聞いたフライヤは笑い飛ばしたりもせず、ただ「生きていれば愚直は美徳じゃ」と言い残して去るのでした。まぁ、個人的には”愚直”って言うかむしろ”愚鈍”なんじゃないかと思うのですが…。

・さて、話をカード大会中のジタンに戻しましょう。3時間以上続いた激戦の末にいよいよ決勝へ、今度は負けたらそれで終わりらしいです。

…って、遅いよ

最初ッからそのルールにしておいてくれれば、こんなバカみたく戦い続けなくても済んだのに…。んで、前に受け付けのヒトが言っていたように、チャンピオンの女の子がスタジアムへと姿を現します…が、何故かブリ虫(しかもシド)を連れてやがりますよ? 会話から察するに、本当のチャンピオンはシド大公だけど蟲のままではアレなんで影武者を立ててる、ってトコなんでしょう。そして、勝っても負けても最後の決勝戦開始、チャンピオンに君臨するからにはきっと絶望的に強いハズです。…って、あれ?いきなり勝ちましたよ? 相手が”ブリ虫”のカードしか使ってこないので、こっちは”ゴブリン”で死角を突いてたらいつの間にか勝ってました。

今までの苦労は何ですか?

(第1戦と第2戦で40敗以上してます)

最強であるはずのチャンプにここまでアッサリと勝ってしまうなんて…、予想外すぎます。とっても拍子抜けする戦いを終えたら優勝賞品をもらって外へ、

ジタン :リンドブルムの飛空艇パイロットが チャンピオンだったとはね……

船乗りのエリン :お初にお目にかかります、 飛空艇パイロット、エリンでっす!

シド :何を言っとるブリ! チャンピオンはここにいるブリ!

ジタン :なんだいたのか、 ブリ虫のシド大公さんよ

シド :相変わらずの無礼な態度ブリ……

まぁ、相手が蟲だからな

だって、普通人に嫌われてる蟲に対して敬語使うのもおかしいでしょ? シドから新飛空艇のテスト飛行も兼ねてやって来た事を聞いていると、後ろからエーコが走って登場します。

エーコ :たいへんたいへん たいへんーーーっ!!

ジタン :なんだ、エーコじゃないか?

エーコ :たいへんなの! 今、トレノの モーグリから話を聞いたら……

シド :どうしたブリ!?

エーコ :アレクサンドリアが…… アレクサンドリアが……!!

ってワケで、あわててるエーコのおかげで事態がよく解らないまま場面移動でブラックアウト。ちなみに、最初の部分を「へんたい」で区切りそうになったのは私だけじゃない…ハズ。

 

Step 21

・さて、舞台は移って夜のアレクサンドリアへ、まだちっとも”たいへん”そうではありません。んな事を考えていると、いきなり広場の柱の影から声がしました。

? :明日の幸せを願って人は眠る…… 昨日の不幸をすべて忘れてしまうために……

ん? この言葉使いは…、

? :そして喜びに満ちた夢を見ることを願う…… そう……つらく苦しい現実を忘れてしまいたいから

この歌舞伎役者みたいにくどいセリフは…ヤツか? ヤツなのかッ? そう思っていたら、予想に違わず柱の影からクジャが現れました。そして、いきなりバハムートを召喚して街は炎上、新女王即位記念の大参事です。んで、今度はガーネット達の番です、城内には新ガーネット女王スタイナーベアトリクスの両将軍、さらにプルート隊の兵士がすっかり勢揃い。ガーネットは大暴れなバハムートから街を守るための指示を出します。

ガーネット :情報収集をお願いします

ワイマール&ハーゲン :ちょっと自信がありませんが がんばってみます〜〜〜っ!

ガーネット :城下町へ国民の救助に向かいなさい

バイロイト&ラウダ :ちょっと自信がありませんが がんばってみます〜〜〜っ!

ガーネット :シド大公に援軍要請文章を送ってください

トジュボン&メルゲンハイム :ちょっと自信がありませんが がんばってみます〜〜〜っ!

ガーネット :大砲を撃つ準備を行ってください

ブルツェン&コッヘル :ちょっと自信がありませんが がんばってみます〜〜〜っ!

…この国はもぅダメですね

何でみんなしてこの非常事態に「自信が無い」とか言ってやがりますか? …って、まぁ、ただ私の選択がマズかっただけなんでしょうけど。兵士達が指示された持ち場に向かったら、今度はそれを追うようにスタイナーベアトリクスの将軍セットも出撃します。城内に1人残されたガーネットはホールにかかった(化け物的)肖像画に祈りを捧げますが、何故か光がガーネットの身体に集まってダウンしてしまうのでした。

・街に飛び出した2人の将軍は前にも出てきた霧の魔獣から国民を守るべく戦います。

スタイナー :覚悟は良いか、ベアトリクス!

ベアトリクス :今宵、この命が露と消えようとも 私は一向に構いませぬ!

でも、ステータス確認して気付いたんですが、スタイナーは大昔にリンドブルムの睡眠薬食事会で別れて以降はほとんど成長してないのでレベルがまだ一桁です。むしろコイツの方が覚悟完了できてないような気もしますねぇ、霧の魔獣を倒すごとにレベル上がるし…。次々と現れる魔獣を蹴散らしながら進みますが、無敵将軍様とて連戦ともなるとさすがにツライらしくいよいよ本当の”覚悟”をする事になります。

スタイナー :ベアトリクスよ、おまえと言葉を交わせるのは、 もしかすると、これが最後になるかもしれんぞっ!

ベアトリクス :もとより覚悟はできています!

<魔獣の挟撃を受けて背中合わせに散開する2人>

スタイナー :もはや、おまえの顔を見ることすら かなわぬが最後にこれだけは伝えておこう!

何で眼帯ですか?

(関係ありありません)

ベアトリクス :いいえ、もうその先の 言葉は言わないでください!

どうやら眼帯については触れて欲しくないらしいです(チガウ)、きっと彼女の右眼はカカシ先生みたく写輪眼なのでしょう(妄想)。

スタイナー :いいや言わせてくれ!!

何でロール髪ですか?

(全然関係ありません)

ベアトリクス :いけません! その言葉は私たちが 再び生きて会うことができた時にっ!!

ってワケで、眼帯の謎とかロール髪の謎については後で考える事にして、覚悟のかかった一戦へと突入する将軍様なのでした。その頃、城内で倒れていたガーネットはどこからともなく聞こえるようになった音楽を辿って最上階へと移動します。すると、謎の光と共に最上階の構造が変化してさらなる建造物が出現、ガーネットは音楽の発信源を追って臆する事無く足を踏み入れました。しかし、途中で余計な考え事をしてしまい広場のような所で足を止めてしまうのでした。

・さぁ、今度はジタン達”トレノ組”の番、エーコの話を聞いたジタン達はシドのヒルダガルデ2号でアレクサンドリアへと急ぎます。

フライヤ :この船はやけに揺れるのう……

シド :仕方ないブリ……。 なにせワシがこの体で作った飛空艇ブリ…… あちこちにユルミとかタルミとかがあってもおかしくないブリ

ジタン :おかしくないブリ……って この船すんごくやばいんじゃねえのか?

シド :ふむ、ワシの勘が正しければ…… アレクサンドリアにたどり着くのが きっと精一杯だと思うブリ!

…って、自身満々に言うなよ

まぁ、飛空艇墜落ならすでに経験済みだから大丈夫でしょうけどねぇ。だって、プリマビスタの時は直撃で爆発してても生きてたしな。飛空艇の限界はともかくとしても、フライヤの言うように揺れがひどくてビビがダウン、サラマンダーの言葉に従って船室で休む事にします。そして、ビビが船室に向かおうとすると何故かエーコのペンダントに光が集まるようになり、それを見たエーコは「この光は、もしかして……聖なる審判? 」と意味不明な言葉を口にしながら船の突端部分へ。

ジタン :おい、ちょっと待てよ、落ちるぞ!

エーコ :召喚士が呼ばれている……。 いまこそが アレクサンダーの聖なる審判!

そう言って、エーコは飛空艇からダイブしてしまいました。

キサマも電波系なのかッ?

う〜ん、きっと額の角がアンテナになっていたり、そこから毒電波を放出して他人を操ったりするのでしょう(妄想)。ちなみに、飛び降りた場所はちょうどアレクサンドリア城上空(って言うか、ガーネットの真上)、普通なら”高速で地上物に激突して無念”になるところです。しかし、落ちてくるエーコと下で見上げるガーネットの視線があった瞬間、エーコはペンダントに集まった光に包まれて無事(対衝突速度0)に着地します。

飛行石ですか?

きっと、人型ロボを空からバラ撒いたり、「まるで人がゴミのようだ」とかエラそうに言ってみたり、最後には破滅の言葉で天空の城を崩壊させたりするのでしょう(妄想)。しかし、再会を喜ぶ間もなくガーネットエーコの言葉に従って”聖なる審判”を受け入れる儀式に入りました。すると、光が天に届いていきなり城に光の翼が生えた…のではなく、召喚士の求めに応じてアレクサンドリア城を守るようにアレクサンダーがその巨大な姿を現したのでした。それを見たバハムートは城に向けて火炎弾を射出、しかし城を完全に覆ったアレクサンダーの翼はその攻撃を完璧に防いでしまいます。んで、防御の次は反撃を、広げた翼から無数の追尾レーザー(レイストームもびっくり)を発射してバハムートを撃破しました。う〜ん、きっとガーネットエーコは「おかしいですよ、カテジナさん! 」とか「子供だって戦えるんだ、ヒカリノツバサでっ!」とか祈ってたのでしょう(妄想)。その時、クジャは街の広場で召喚獣同士の戦いを見上げていました。

クジャ :バハムートすらしのぐその力…… 僕はキミを待っていたよ、アレクサンダー!! キミを迎えに魔法の馬車を呼んでおいたよ 気にいってくれるとうれしいけどね……。 さあ来い、インビンシブルよ! アレクサンダーを我が手に!!

どうやら、クジャの狙いはアレクサンドリアの破壊ではなくアレクサンダーを奪う事だったようです。クジャの呼びかけに応じてアレクサンダーの真上から雲を破って巨大な”眼”が現れます、イーファの樹でブラネからバハムートのコントロールを奪ったのと同じヤツですね。

謎の男 :少々度が過ぎたようだな クジャよ……。

すいません、どちら様ですか?

いきなり、場面が変わって”黒鎧に黒マント”といかにも悪役っぽい衣装の男が1人でしゃべってますが…、このヒト、今までの話の中にカケラ程も出てきてなかったような気がするのは私だけでしょうか? そして、コイツについて何の説明も無いままさらに1人話は続きます。

謎の男 :今までおまえがガイアでどう暴れようと 好きなようにさせて来たが…… 己が存在の意味すら忘れるように なったおまえを見過ごすことはできん……。 おまえの刃向かおうとする 力の強大さを知るがいい……。 そしてジタン、おまえもだ……。

そして、振り上げた手が某シャイニングフィンガーが出そうな感じで光って何かの力を発動したら、場面は広場にいるクジャへと移ります。

クジャ :!? なぜ…… なぜ動かん、インビンシブル!! まさか……ガーランドか!! バカな!! ヤツが自らガイアにおもむくなどと……。 そんなことが…… 僕の計画が読まれていたというのか!? それならどうしてインビンシブルを!? ま、まさか……

黒鎧の男に続いてクジャまでもが(いつもの事だけど)1人話をしやがるので話がサッパリ解りません…。でも、黒鎧の男の名前はガーランドである事、ガーランドの力はクジャよりも上っぽい事、この2つは話の流れでどうにか判定できました。とりあえず、どう考えても今後の重要人物臭いので”鎧男”としてでも覚えておきましょうかねぇ。ちょうどその頃、ジタン達の乗ったヒルダガルデ2号がアレクサンドリア城に到着します。

シド :ふぅ〜っ、 えらい目にあったブリ!

サラマンダー :ひとつ間違えば、 えらい目では済まなかったぞ

フライヤ :その通りじゃ、 船とともに命を落とすところであった

う〜ん、よっぽどユルミとかタルミとかがいっぱいあったんでしょうねぇ。サラマンダーフライヤを怒らせてしまったので、もしかしたらそのうち踏み潰されるかしれません

シド :し、しかし、あの船を 出さざるを得なかったブリよ……

ジタン :いいじゃないか、みんな! 船はダメになったけど、 こうやって無事にアレクサンドリアへたどりつけたんだから!

シド :そ、その通りブリ

ビビ :だけどボク……、 もう飛空艇には乗りたくないよ……

って、話戻すなよ…

せっかく場の空気を見たジタンが流そうとしてるのにさぁ…。そんな会話をしていると後ろから兵士が登場、どうやらガーネットに何か報告があるようですが周囲には見当たらないのでジタン達に行方を聞きます。しかし、ジタン達もさっき来たばかり、「実はオレたちも探してるんだよ」と告げると諦めて去って行きました。そして、こちらもガーネット(と、ついでに”空から降ったサイコ幼女”エーコ)の探索を開始、すぐにガーネットがいる(エーコが落ちた)最上階の建造物に到達します。全員で進もうとすると、いきなりジタンが「ここからはオレひとりで行く! 」と道を塞ぎやがります。ガーネットの事で頭がいっぱいで他人を気にしてる余裕が無い、と説明するとみんなはおとなしく引き下がってくれます(そんな理由で納得するなよ…)が鈍感なビビだけは最後まで残ってました。

ジタン :ビビ……、分かってくれ……。 ひとを助けるのに理由が必要か? ひとが生きるのに理屈が必要か? そんなもの必要無いだろ? いまのオレはそんな気持ちなんだよ!

ビビ :ジタン……、なんとなく分かったよ きっとおねえちゃんやエーコを助けてね……

ってワケで、何が分かったのか説明の無いままにビビも撤退し、最後に残されたジタンは1人で謎の建造物にガーネット達の姿を探して進みます。んで、ジタンが階段を駆け上がっていると途中で空中の”眼”から光線発射。すると、それに対応するように建造物の中央にあった柱が光ってアレクサンダーを直撃、ついでに謎の電光が走ってガーネットエーコのいた場所を爆破します。そのおかげでガーネットが壊れた足場と共に落下してピンチ…ですが、間一髪で割り込んだジタンが出会ったときのように旗ロープを使って救出します。

…って、どこにあったんですか?

ムービーを見た感じでは、足場に飛び移った段階では何も持ってなかったハズなのに、次の瞬間にはロープにぶら下がってガーネットと抱き合ってやがりますよ? う〜ん、引田天功もびっくりの脱出マジックですねぇ。無事に着地した直後、”眼”から今度はレーザーが発射されてアレクサンダーを完全撃破し、大爆発が城も街も全てを包みました。そして、最後にまたガーランドが延々と謎の独り言を吐き散らして、今回のクジャのバハムート召喚に端を発した”アレクサンドリア大破壊”は幕を下ろします。

 

Step 22

・舞台は移ってリンドブルムへ、どうやら主役のみなさまはあの大爆発にも難を逃れてこちらへ避難できたようです。さすがFF! って言うか普通は死ぬ(むしろ死ね)シドが街を歩いているとクシャミをしながらバクーが登場しました。

バクー :よぉ、大公さん、具合はどうなんだ?

シド :全くもってひどいな、ひどすぎるブリ あれではもう再起不能だろう……

バクー :……。 そんなにひどいのか?

シド :うむ、最悪と言ったほうがいいだろう、 修理するより3号機を完成させたほうが早いブリ

バクー :あぁ…俺は ジタンのことを聞いとるんだが……?

んで、3号機は4thチルドレンが見つかってから考えるとして(関係無い)、肝心のジタンの方はと言うと、どう考えても爆心地にいたにも関わらず元気なようでバクーシドからの伝言を預かったブランクが様子を見に行く事になりました。ここで視点変更、今度は目覚めたばかりのジタンの番です。「なんでここにいるんだ?」と当惑しながらも、まずは部屋にある宝箱の回収を。この宝箱、前の狩猟祭の時にも獲った気がするんですけど…、誰が、何の目的で、開けられるのが解っているのに再びモノを詰めましたか? ちなみに、中には”エゴイストの腕輪”と”エリクサー”が入ってました。

本日も街の巨匠に感謝!

(って言うか、ただの窃盗です)

部屋を出ようとすると、ちょうど下から様子を見にブランクがやって来ます。まだうまく状況の状況の把握できていないジタンは、「あれからどうなった? どうやってオレはここに?」とブランクにイロイロと質問しました。

ブランク :あの大混乱の中、おまえたちを探すのは ホントに大変だったんだぜ……。 他のみんなはほとんど無傷だったけど、 おまえはムチャしたらしいな?

無傷、だとォ?

あの街全部を包むような大爆発の中で? ほぼ爆心地とも言えるアレクサンドリア城周辺にいたハズのみんなが? なんだかとっても納得できないんですが、そんな気持ちを無視して話は進見やがります。

ジタン :……ああ、エーコとガーネットを 助けないと、と思って……

ブランク :全くおまえらしいぜ……。 おまえはそのムチャのせいで、 かなりひどいケガをしてたんだぜ

かなりひどいケガ、だとォ?

どう考えてもあれば爆心地ですよ? 言い換えるなら、自分の頭上で原爆(リトルボーイ)投下されたのと同じですよ? とってもとってもとっても納得できないんですが、やっぱりそんな気持ちは無視されて話は進みやがります。

ブランク :で、港に停泊してた船をかっぱらって、 みんなを乗せて逃げて来たってワケさ

ジタン :そうだったのか……

さらに、ブランクジタンが3日以上も寝ていた事とシドが呼んでいた事もついでに教えてくれました。ってワケで、ジタンシドに会うために客室を後にすると、ちょうどATEが発生しました。

<ATE :漂流物>

見張りの兵士 :おいおい、こりゃヤバいんじゃねえのか?

サボり中の兵士 :ああ、死んでるかもな……。 それにしても、何なんだよ、これは?

<画面端にはクイナ…のような物体が>

上級兵 :仕事サボって何をしておる?

サボり中の兵士 :そ、それが…… ヘンなモノが漂着したのですが……

上級兵 :どれ、オレに見せてみろ

<漂着物に歩み寄る上級兵>

上級兵 :……。 こりゃ死んでるな……

しかし、上級兵の死亡宣告に対応したかのようにクイナは立ち上がり、それに恐怖した兵士達は一目散に逃げ去るのでした。

…復活しなくてイイのに…

食べ物の幻覚を挙句にソレが幻覚だと解っていながらも水面に飛び込むような”食いしん坊万歳”キャラは必要ありません。って言うか、どうしてコイツにはこんな感じのイベントしかないんですかッ? 他のキャラ、賞金首のサラマンダーや口軽なジタンにさえシリアスな話が見えてきたのに、クイナはと言えばあいもかわらず食い意地の張ったイベントばかり…。コイツ、本当に主人公なのかなぁ?

・さて、トレノで身投げしたクイナが漂着してるなんて少しも思わないジタン(ヘタするとトレノに来ていた事も知らない)はシドの所へ。ジタンの復帰を確認したシドは、当事者がそろったところで先のアレクサンドリア襲撃戦で解った事を伝えるための会議を開く、とジタンに告げ、すでに他のみんなが集まっている下の部屋へジタンも向かうように指示します。そして、傍にいたオルベルタジタンとが歩いて部屋を出ると、シドは一歩も動かずに玉座ごと下の部屋へ移動しました。すでに会議室にいた他のメンバーがいきなり降ってきた玉座とシドに驚いたところで会議を始めようとしますが、部屋の中にはガーネットの姿が見当らずエーコが探しに飛び出してしまいます。まぁ、仕方が無いのでガーネットエーコを欠いたままで会議はスタートし、先のアレクサンドリアで多くの住民が死んだ事、スタイナーと共に防戦にあたっていたベアトリクスが行方不明になった事が報告されました。ブルメシア、クレイラ、それに続いてアレクサンドリアまでも陥落させたクジャの目的は謎のままですが、とりあえず倒すべきはヤツただ1人です。さらに、シドからクジャがヒルダガルデ1号に乗ってアレクサンドリアから飛び去った事、その傍らには普通に会話のできる黒魔道士人形がいた事を聞かされて皆(特にビビ)は驚くのでした。

・その頃ガーネットはと言うと(ATE発動)、展望台に1人で「全ては自分の責任なんじゃないか?」と悩み続けていました(ATE終了)。んで、続いてはクジャのATEへ、アレクサンドリアからヒルダガルデ1号を駆って本拠地に戻っていました。

クジャ :くっ、危うくガーランドに 殺されるところだったよ……。 ……殺される? この僕が死ぬっていうのか? ハハハハハ……。 バカげた話だ、僕が死ぬだって? そんなことがあるわけないだろう? あるはずないんだよ! ハハハ……

…あいかわらずトばしてますね

(電波法違反です)

どうしてコイツは1人話なのに「〜〜だったよ」とか、誰かに語り掛けるような口調でしゃべりやがるんでしょう? まぁ、今までの言動から判定するにかなりレヴェルの高い電波屋さんですから、もしかしたら常人には見えないモノが見えちゃってるのかもしれませんけど…。帰還したクジャソーンゾーンの”おじゃる丸ズ”が出迎えますが(いつの間に拾ったのでしょう?)、アレクサンドリアでのガーランドによる介入で気が立っているのか「うるさい!」と一喝です。そして、さすがのクジャもあの大爆発のダメージは隠せないようで、黒魔道士に次の計画準備を指示して身体を休めました。

・さて、場にいない人の話が終わったら再び会議に戻りましょう。

ジタン :…ってことは、おっさんのブリ虫姿は、 怒った嫁さんにかけられた魔法のせいだったのか!?

シド :……かっこ悪い話ブリが、 ワシのスケベ心からこんなハメに……

あぁ、そう言えば、その話ってガーネット以外にはしてませんでしたねぇ。

…って言うか、会議はッ?

ちっともクジャ対策の話に関係無いような気がするんですけど…

スタイナー :……しかし、何故にヒルダガルデ1号が クジャの手に渡ったのでありますか?

シド :問題はそこブリ!

そりゃぁ、もう、ヒルダ様クジャのもっこり衣装にクラッときてスケベ心を出したからじゃないんですか? でも、シド蟲公はそんな発想には到達せず、ただクジャヒルダごとヒルダガルデ1号を強奪された、と思っていらっしゃるようです。

シド :何とかしてヤツから飛空艇と ヒルダを奪い返してほしいブリ!

フライヤ :……一国の主ともあろうお方が 何とも情けない話じゃのう

まぁ、シドのダメ王っぷりはあのターンAヒゲから推して知るとしてクジャを追跡しようにもこちらには飛空艇に対抗できるような移動手段がありません。蟲のままで造ったヒルダガルデ2号はアレクサンドリアに移動しただけで大破したし、その程度のモノしか造れないのなら3号を新造するなんてもっと無理、まずは飛空艇の前にシドを人間に戻さないと…。何か手は無いものか、と悩んでいると大臣オルベルタが何か知ってる可能性のあるトット先生を呼んでおいたらしく、後ろからエラそうなおヒゲの鳥人間学者が登場します。まずは挨拶、そして場にガーネットエーコがいない事に気付いて「もしや……!」と想像を悪い方向に走らせますがジタンの説明で一安心。と思ったら、エーコがうるさく後ろから走ってきます。

エーコ :たいへん! たいへん !たいへ〜ん!

ジタン :エーコ、何をさわいでるんだ?

エーコ :ガーネットが…… ガーネットが……

ジタン :えっ!? ガーネットがどうかしたのか?

死因は何ですか?

(鈍器のような物です)

まぁ、あの勢いだと飛び降り自殺とかしそうなんですが、さすがのFFもそこまではやらないでしょうねぇ…。

エーコ :……ガーネットが しゃべれなくなったみたいなの……

予想外の展開にジタンスタイナー、それに着いたばかりのトット先生ガーネットの様子を見に行く事になり、その影響でメンバーの半数を欠いた会議は一次中断となります。エーコの後を追って客室に向かうと…そこにはたしかに言葉を失ったガーネットがいました。トット先生の診断によると心労が重なって失語症が発動してしまったようで、治すには時間が必要だと言われてしまいます。今はガーネットの傍にいるよりもシドを戻す方法を探すのが先、そう思ったジタンガーネットとその姿を見て崩れているスタイナーエーコに任せ、トット先生を連れてシドのところに戻りました。んで、シドトット先生に人間に戻る方法を聞くもののあまり良い答えは返ってきません、一応、心当たりがあるようですが…、

トット :まあ……書いてあったのは確かなのですが、おもしろおかしく書いている書物でしたので あまり信用できるものでは……

シド :ふむ……命に関わるものブリか?

トット :いやいや、3つの薬品を調合したものを 直接からだにかけるだけですので、 失敗したとしても何も起こらないと思われます。

その方がヤバくないですか?

塩酸&硫酸&王水とかの混合液だったらどうするんでしょう、 跡形も無く溶けてしまいそうですよ?そりゃぁ、効果も明かではない謎の薬品をいきなり飲む、よりはまだ浴びる方がマシかもしれませんが…、どっちにしたって危険でしょう。

ジタン :おっさんが死ななかったら何でもイイさ!

シド :他人事だと思ってメチャクチャ言うブリな

まぁ、「死ななかったら」って条件付けしてるだけマシだと思いますけどね。そして、ジタントット先生に教えられた薬品を探して街に飛び出して行きました。

ジタンが3種の薬を探して街に出る頃、劇場区にあるタンタラスのアジトでは修理作業が進んでいました。

マーカス :シナさん、とんかち取って欲しいっス

シナ :えっと、とんかちは……

<周囲を見るが…見つからず>

シナ :ちょっと待つずら 探してくるずら〜

マーカス :シナさん、持ってるじゃないっスか?

シナ :こ、これずらか? これは絶対にダメずら、マイトンカチは貸せないずら!

マーカス :そ、そういうもんっスか?

シナ :そういうものズラ

もしかして…手と一体化してるッ?

だって、ホラ、隣で作業してる某3兄弟は”鋏の手先にガスマスク”って凶悪なデザインしてるから、別に金槌標準装備でも全然問題無いんですけどねぇ。まぁ、もともと人間の顔してないし…。ってな事をやってるうちにジタンが劇場区に登場、目的はシナが持っていた”ふしぎな薬”です。エアキャブの駅から出るとネズミ人が話しかけてきました、記憶をさかのぼってみるとブルメシアで崩れ落ちる巨像から助けた夫婦のようですね。あれからの事を聞いていると「約束だったな」と、後ろで遊んでいた子供達を呼び寄せて紹介してくれました。…って、5匹もいますよ? もう立って歩いてしゃべってますよ?

さすがネズミ!

(1ヶ月で1周期です)

あの日からそんなに月日が経ってるようには思えないのですが…、この調子ならブルメシア人種の復興も(世界の人口増加問題も)すぐですね。ブルメシアの復興に燃えるネズミの夫婦と画面端で「ちゅ〜ちゅ〜」と言いながら狂ったように踊るネズミの子供達に別れを告げたらタンタラスのアジトへ、あっさりとシナから”ふしぎな薬”を受けとって次を探します。他の区画に移動する前に今度は駅前にあるアトリエへ、住人の許可を得て探索し見事に”あやしい薬”(と、ついでに”ラピスラズリ”)を発見します。んで、今度は商業区へ移動、奥の広場で道具屋だったお姉さんから最後の”きれいな薬”もGet! これで必要な素材は全て揃いました、急ぎ城に戻ってシドにブッかけるとしましょう。

ジタン :待たせたな! 3つの薬はこのビンの中に 言われたとおりの比率で入れてあるぜ!

トット :では早速ためしてみましょうかな。 大公殿、よろしいですかな?

シド :う、うむ ひと思いにやってくれブリ!

ジタン :……別に殺そう、ってワケじゃ ないんだけどな

シドが覚悟完了したところで薬剤投与開始ッ、トット先生シドに頭から薬品をブッかけるとブリ蟲だったシドの身体に変化が………、

ジタン :おおっ!

シド :……ん? 何か様子がおかしいケロ?

ジタン :……ケロ?

よく見ると、さっきまで王座にいたブリ蟲が姿を消したものの、今度はその代りにカエル(やっぱり反重力デザインなヒゲ付き)が座ってやがりますよ?しかも、1番の責任者であるハズのトット先生はヒゲを撫でながら「……ダメでしたか」とかなり他人事のように振舞ってらっしゃいました。そして、ちっとも好転しない状況に業を煮やしたシドガエルは、もう何としてでもクジャを追ってヒルダを奪還する事を高らかに叫びます。

シドがめでたくカエルになってしまったところで皆を再召集し、先のガーネットの一件で一時終了した会議を再開です。ほんの少し会わなかった間に蟲から蛙になってしまったシドを見て一同は驚きますが、そんな事はさておきシドはアレクサンドリアからの脱出に使った船でクジャを追うと告げました。しかし、ジタンに「どこへ行くつもりなんだ?」と問われてシドは返答に困ります。どうやら、怒りにまかせて出発を決定したものの、どこへ行けばクジャがいるのかのアテは全く無いらしいです。どこに向かったものかと悩んでいると、クジャと共に行動していた黒魔道士人形の事が気にかかるビビは黒魔道士の村へ行ってみようと提案、全くの無関係と言うワケでも無さそうなのでとりあえずの目的地はそこに決定します。

スタイナー :ところで…… 姫さまはどうなされますか?

ガーネット :……

エーコ :ガーネットも行くって!

ジタン :大丈夫なのか? ムリしなくてもいいんだぜ?

ガーネット :……

エーコ :エーコがいっしょだもん 大丈夫よ!

なんだか、ガーネットはもうすっかりゴン太君しゃべり(ンゴンゴ)を体得してしまってますねぇ。目的地が決まったところで会議は解散、「準備ができたら港に集合」を聞いて部屋を後にしました。一方その頃(ATE開始)クイナは街でひたすらにピクルスを食ってました(ATE終了)。すでに、さっき薬を探しに街へ出た時に買い物は終わってるので、ジタンはまっすぐに最下層は水竜の門へ向かい船に乗り込みます。

ジタン :へえ…… よくここまで整備されたもんだな……

? :ま、待っていたアルよ!

ジタン :ん?

<甲板を見渡すと、そこにはクイナの姿が>

ジタン :クイナじゃないか! どうしたんだ?

クイナ :ワタシ、ジタンたち待っていたアルよ ミンナに会うために旅を続けたアルよ!

ブランク :やっぱりこいつも仲間だったのか? 変な奴もいたもんだな……

それは誤解だッ!

(むしろ”仲魔”です)

こんな、参戦した次の瞬間にはモーグリを食おうとして戦線離脱したヤツの事なんて、今までに1度たりとも思ってませんよ?

クイナ :マダイン・サリから山を越え海を越え 地下水脈までも流れ流れてここまできたアル!

…普通は死ぬってば

(普通じゃなくても死にます)

もしかして「地下水脈までも」部分は、トレノで身投げした後の事を言ってやがるんでしょうか? う〜ん、たしかにスゴい行動力なんですけどねぇ、敵を生きたままに調理して食ったりするし…クイナの復帰はさておき、ジタンはタンタラスの一員であるブランクまでもが同行する事が気になって質問すると、後ろから蛙シドが「自分が依頼した」と説明しながら登場します。当然のように”しゃべるカエル”に驚くクイナ、その感想は…

クイナ :食べられるアルか……?

一国の主を食うな!

いくら今はカエルだからって、その前は蟲だったからって、この反重力ヒゲの生物はリンドブルム城の主ですからねぇ…。さあ、全員そろたところでいよいよ船は出港、北の大陸にあった黒魔道士の村を目指すのでした。

 

Step 23

・アレクサンドリアから強奪した船を駆って北の大陸へ、深い森の中にある黒魔道士の村へ向かいます。今回からはふくろうを追ったりしなくても良いらしくアッサリと村に到着…ですが、あれだけいたハズの黒魔道士の姿がちっとも見当たりません。不審に思いながらも奥の墓場へ進むとやっとの事で1体(288号)発見、ビビが他の黒魔道士人形の所在を問うと「クジャについて行った」と教えられます。自分達には活動時間が限られている事を知って、延命のためにクジャに従っているのだとか。驚いたビビは「クジャの仕打ちを忘れたの?」と続けますが、から返ってきた答えは「しょせん僕らはそういうモノなのかもしれない……」でした。黒魔道士288号の諦めにも思える言葉に衝撃を受けたビビは、残る2人がいると言うチョコボ舎へと走っていきます。そこでは、ちょうど2人の黒魔道士人形に見守られてチョコボが卵から孵っていました。さっきの諦めたような言葉とは反対に新しい命の誕生を無邪気に喜ぶ姿、ソレをみて自分の気持ちがよく解らなくなったビビは入り口の所までやってきた黒魔道士288号に向かって自分の”想い”をぶつけます。すると、ビビの気持ちが通じたのか、さっきは「仲間を裏切る事になる」と口を閉ざしていたクジャのアジトについて教えてくれました。さぁ、黒魔道士人形達を再び人殺しの道具にさせないためにも教えられたクジャのアジトへ、ヤツを成敗に向かいましょう。

・船に戻って今度は大陸の東側へ、流砂の中にあると言うクジャのアジトを目指します。…って、あれ? 流砂が流れ込んでる穴は4つもありやがりますよ? テキトーに飛び込んでみるとアントリオンの住居だったらしく戦闘に突入してしまいました。う〜ん、「この穴はハズレ」って意味ですかねぇ? 気を取り直して次の穴に飛び込んでみると、またアントリオンが…。結局、正解の穴を発見したのは4回目(最後の穴)でした。…って、3回連続でハズすとはもしかしてかなり運がイイ(マイナス方向に)ですか? 穴に入ったところでブラックアウト、次に気が付くとジタンシド蛙と共に見た事も無い部屋に閉じ込められていました。

? :フフフ……やっとお目覚めのようだね

ジタン :そ、その声は! クジャ、おまえだな?

クジャ :また会えて嬉しいよ、ジタン

ちっとも嬉しくないです

キサマのような変態電波野郎なんかには全然会いたくないです。って言うか、このゲームのキャラでわざわざ会いたいヤツなんて1人もいないですよ? 「他の仲間はどこへやった?」と暴れそうにジタンクジャは部屋に仕掛けられたトラップを発動、ジタン達の命は完全にクジャが握っている事を見せつけられます。そして、今の立場を解らせたところで、

クジャ :まあ、どういう状況か分かってもらえたところで、 ちょっとおつかいを頼もうと思ってるんだよ……

そう言うのは友好的な関係にあるヒトに頼むモノですよ?

クジャ :とりあえず他の仲間の命の保証はしよう…… 引き受けてくれるかい?

ソレは”脅迫”と言うのです

”おつかい”の駄賃が仲間の命とはねぇ…。今のままでは何の対抗手段もないのでしかたなく引き受ける事にして、1人と1匹はクジャの言葉に従って部屋を出ます。

ジタン :シド、すまねえが他のみんなのことを頼むぜ

シド :うむ、ワシに任せておけケロ!

…カエルに頼るなよ

まぁ、余裕が無いのは確かですから、ネコの手だってカエルの手(前足だけど)だってなんでもイイのでしょう。さらに聞こえてくるクジャの声に誘導されてジタンが黒魔道士人形達の間に立つと、転移の魔法をかけられてクジャの部屋に飛ばされました。そして、「ウイユヴェールにあるグルグストーンを取ってきてくれ」と”おつかい”の内容を知らされます。何故に自分で行かないかと言うと、ウイユヴェールには魔法を禁ずる結界が張ってあるからだとか。たしかに、クジャ軍団の編成を見るとどれも魔法に頼ったヤツしかいませんからねぇ。さらに、「キミひとりじゃ無理かもね……」とバカにしながら仲間を3人連れて行く許可を出しやがります。まぁ、アレです、せっかく”魔法が使えない”って教えてくれてるんですから物理打撃系のキャラ(スタイナーフライヤサラマンダー)でも連れて行きましょ。って言うか、この3人とジタンはもともとウチの戦術核メンバーだしな。んで、選んだ3人の名をクジャに伝えるとジタンの時と同じように声で誘導してクジャの部屋へ転移させます。遠征メンバーが合流したらさらに転移で屋外へ、そこにはたしかにヒルダガルデ1号がありました。そして、飛空艇に載ってウイユヴェールのある失われた大陸へと向かいます。

・大陸間移動中のヒルダガルデ1号、残してきた仲間の事が気になるジタンは飛空艇を操縦している黒魔道士人形にクジャが本当に信用できるか聞きますが何の返答もありません。すると、後ろからゾーンソーンが出てきました。

ジタン :て、てめえら……!! ブラネの次はクジャの手先になったのか!?

ゾーン :人聞きの悪いことを言うでおじゃる!

ソーン :こっちが悪人みたいな言われ方でごじゃる!

そのツラはどう見ても悪人です

<拳を震わせて怒るジタン>

ゾーン :あ、余計なことは考えない方がいいでおじゃるよ

ソーン :仲間の命は保証できないでごじゃる

その言葉はどう考えても悪人です

さらに、2人は黒魔道士人形達が命を惜しんでクジャに従っている事を笑いますが、ジタンはそれを聞いて「自分たちのハッキリした意志のないおまえたちも大差ないぜ」と切り返します。そして、言い返されて悔しがる2人はさておき、ジタンは到着までに一休みするべく船室へと戻りました。

・さて、長かった空の旅も終わってようやく失われた大陸に到着、邪魔するヤツを指先1つでダウンさせながら入り組んだ渓谷を抜けてウイユヴェールへと進みます。ちなみに、ここまで来てから気が付いたんですが、今のメンバー中に誰1人として魔法の使えるキャラがいないので本当に対魔法結界が張られているのか確認する方法がありません。まぁ、もともと殴ってばっかりの編成だったおかげで何の問題もないんですけどね。街の少し手前で何故かモノを売っているモーグリから装備を買い込んだらいよいよ突入…ですが、入り口のところにある巨大な扉は閉ざされた状態でやがります。んで、とりあえず押してみたジタンが「こんなでっかい門なんて開けられるワケないぜ……」と言いますが、その次の瞬間には何もしてないのに勝手に扉の方からまるで来訪者を歓迎するかのように開いてくれました。中には謎の装置がいっぱい、スイッチを起動させたり、飛空艇発展の歴史を見せられたり、惑星”テラ”の栄枯盛衰ぶりを見せられたり、トドメに部屋の壁いっぱいに巨大な人面が付いた夢工場(ドキドキパニック)でさっき見せられたテラの文明についか語られたり、もう何がどうなってるのか全然解りません。って言うか、何でココにもスティルツキンは先回りしてやがりますか? しかし、今は仲間の命がかかっているので、謎は謎のままにターゲットを探しましょう。過去の記録を聞き終わったら今度は謎装置に乗って地下深くへ、そこでやっと目標物を発見できました。しかし、”グルグストーン”を手にしようとすると揺れが起こって敵機襲来、この建造物のどこに空間的な余裕があるのかは解りませんが戦闘機のようなモノが現れて戦闘開始です。んで、ビビがいないとスタイナーの剣技がほとんど無い事にやっと気付いたり(普段は素殴り)、回復はフライヤの”レーゼの風”が唯一の頼りだったりしながらも全力の打撃攻勢で撃沈、ついに問題の”石”を手にしました。そして、残してきたメンバーを思ってジタンが「早くみんなのところへ戻らないとな……」つぶやいたところでミッション終了です。

・場面は移って残されたガーネット達へ、”おつかい”メンバーに選ばれなかった人達はまだそれぞれの個室(デストラップ付き)にいました。エーコがこの監禁状態を嘆いていると、あいかわらずクジャが声だけで登場します。

クジャ :ジタンは今、キミたちの命のために、 僕の言うことを聞いてくれているんだ。 でも、僕は人との約束を守るのが嫌いでね……。 おまけに、ジワジワと人をいたぶるのが大スキなんだよ

う〜ん、ヤバいですね、これだけアレな要素がくっついてるとイイ加減にアウトのような気がしますよ? さらに、部屋のデストラップをこのアジトの中にある砂時計と連動させたので、残り10分くらいで砂時計を止めないと部屋の床が無くなって困った事になるんだとか。

クジャ :さようなら…… 愛しいもどにおろかな者たちよ。 ハハハハハハハハ……

エーコ :え〜っ!? 誰か助けてよ〜!!

でも、みんな揃って捕まってるので誰も助けてくれる人なんていません。まぁ、”人”じゃないのならいるんですけどね

シド :おのれ〜クジャのヤツめ! よっしゃ! ここでワシがやらねば誰がやるケロ!

ってワケで、ジタンの遺言にも「みんなのことを頼むぜ」ってありましたし、ここは大公としての威厳を示すためにも頑張りましょう。ちなみに、この時に初めてシド蛙がアップで画面に映りますが、どう考えてもカエルにヒゲ(反重力)は異様な光景です。邪魔な黒魔道士人形達が去ったのを確認して隣の部屋へ、もういきなり目の前に砂時計の鍵が置かれてやがりました。鍵のすぐそばにいるバケモノに気付かれないように、ゆっくりゆっくり近付いて見事に奪取成功です。んで、今度は隣にある天秤にテキトーな重りを乗せたらシドがその傾いた天秤軸を上を歩いて砂時計のところへ、さっき取ったばかりの鍵で反転させてトラップの解除を完了します。う〜ん、なんだかカエルの為に鐘が鳴りそうなくらいの大活躍ぶりですねぇ。きっと、温泉タマゴでヘビに変身できたり、寿司を食いたい博士のためにワサビを取ってきたりするのでしょう(もうそう)。エーコ達が個室からでて無事を喜んでいると、ミッション成功したシドが隣の部屋から帰ってきました。んで、シドと合流したらジタンの帰還を待たずに自力での脱出を目指して先に進みます。手当たり次第に燭台へ放火してまわったり、光る珠を調べてはアイテムを接収したり、各地点に残されたヒントのおかげで特に仕掛けに困ったりもせずに先へ。わざわざ侵入者にも理解できるようなヒントを残しまくってるあたり、もしかしたらクジャって本当はスゲぇバカですか? ちなみに、仕掛けには困らないんですがウイユヴェールに打撃戦闘キャラを全部送ってしまったので、ココに残っているのは魔法がメインのキャラばっかり…。しかも、普段から鍛えてないのでレベルもアビリティもかなりヘロヘロ、ボス以前にただの雑兵を相手にするのも一苦労です、やれやれ。んで、苦労しながらも最上階で最後の燭台に火を灯すと、

? :防御システムニ反応アリ! 侵入者ヲ発見シマシタ! コレヨリ、侵入者ヲ排除スルタメ、 監視モードカラ、攻撃モードニ変更シマス!

エーコ :な、何なの? クジャの声じゃないわ! 何よ! 隠れてないで出てきなさいよ!

ってワケで、謎の石盤みたいな防衛システムが登場して戦闘開始ッ! その直後に防衛システムは防御プログラムを走らせます。

防衛システム :宮殿内ノ妖紅珠ヲ検出中……

しかし、何故か能力の向上にことごとく失敗しました。

防衛システム :妖紅珠ニヨル性能ノ向上ニ失敗シマシタ

…もしかして、妖紅珠ここに来るまでに取り尽くしてきた光る珠の事ですか? そんな重要なモノを、わざわざ素の侵入者なんぞの手に届くような場所に設置してたワケですか?

これを”構造的欠陥”と言います

何て言うんでしょうか、ホラ、洗濯機の濡れやすい場所に電子部品が配置されててすぐ壊れる、とかと同じ事ですよ。まぁ、ひらたく言うと「設計者(たぶんクジャ)はかなりバカ」って事なんですけどね。って言うか、そんな大事なモンならもっと隠せよッ!。防衛システムの能力向上を偶然にも全て防いだものの、リフレクを使いやがるおかげで主砲であるビビの魔法がなかなか当てられません。ついでに、クイナは今までに何も”たべる”で体得していないし、ガーネットエーコなんかは宝石装備さえしてないので召喚獣を呼べません。ってワケで、かなり強引ですが通常打撃による殴り倒しを血行です。

クイナ - フォークで刺して374点

ビビ - 杖で殴って147点

ガーネット - ラケットで打って120点

エーコ - 笛で殴って15点

かなり気の長い話ですねぇ…

…まぁ、回復は2人も白魔法が使えるだけあって心配無用なのが救いでしたけど。延々と打撲が続いた後にようやくの勝利、回復力が過剰なおかげで緊張感も何もなくってアレな戦闘でした。う〜ん、相手が最終防衛システムだったらスターバスターで撃ち滅ぼされてましたな(妄想)。そして、撃破に成功したら足元に浮き出た転移法陣でこのエリアから脱出します。

・一方その頃、ウイユヴェールより飛空艇で戻ってきたジタン達は館内にドックから転移法陣で戻ります。すると、何故か出る時にいた場所とは違う転移法陣へ移動し、そこからクジャが声でジタンだけが部屋に来るように誘導しました。部屋に入ってクジャと対峙するジタン、とりあえず仲間の無事(ダウンさせられてるけど)を確認して一安心です。んで、外で残された遠征組の3人が待っていると、近くの転移法陣に防衛システムを退けたエーコ達が現れました。居残り組が脱出してきたからにはもうクジャと交渉する必要なんて無いので、ビビを先頭にクジャを思惑を阻むため全員で部屋に乱入します。…が、何故か最後尾にいたエーコだけはいきなり目の前で扉が閉まって外に残され、そこにソーンゾーンが後ろからこっそり忍び寄ります。部屋の中では全員の登場でクジャの”ニセ人質作戦”は失敗、1対7になって一気に勝負が着いたかと思われましたが、その時、部屋の外からエーコの悲鳴が聞こえます。

(エーコ) :キャーッ!! 何すんのよー!!

ジタン :エーコ!

(シド) :このシド様が助けてやるケロー!!

(ゾーン) :何でおじゃるか、このカエルは?

もしかしたら、エーコが持ち運んでたのでしょうか? シドも一緒に締め出されてたみたいですね。

(ゾーン) :カエルなんて、こうしてやるでおじゃる!!

(シド) :…… ムギュ

ガーネット :……

ジタン :やっぱりダメか……

まぁ、カエルだからねぇ…

今回こそカエルの為に鐘は鳴らなかったようで、アッサリやられてしまいした。んで、この事でクジャへの警戒が切れてたら魔法で”グルグストーン”で奪われます。奪った石を持って転移法陣で逃げるクジャ、シタン達も後を追おうとしますがもうその法陣は作動しなくなっていました。仕方なくさっき使った法陣からドックへと向かいますが、その時にはもうクジャ一味はヒルダガルデ1号で飛び立った後でした。

ジタン :ちくしょう! 逃げられちまったか!

シド :ジタン、ブルーナルシスで追いかければ まだまだ追いつける距離じゃケロ

…イヤな名前の船だな

ここで初めてアレクサンドリアからの強奪船の名前が判明したワケですが…、”ブルー”で”ナルシス”なんてイヤすぎですよ? この悪趣味な名前はやはりクジャの命名なんでしょうかねぇ…。 すぐさまクジャの宮殿を後にして、船を駆ってヒルダガルデ1号の追跡開始です。

・逃走するヒルダガルデ1号を追って閉ざされた大陸へ、雪と氷の非常に寒そうな地帯です。んで、クジャを追いながら船上で話をするジタン達。

ブランク :何だか変な建物に向かってったぜ

フライヤ :いったいあの先に何があるというのじゃ……

ジタン :あいつが何考えてんのかなんて わかりたくもないが…… それにしてもどうしてエーコを?

ロリコンだからです

(ペドフィリアかもしれませんが)

う〜ん、露出狂でナルシストでサディストで、さらにロリコンですか? かなり極まってますねぇ…。それとも、一角獣の角から霊薬でも造る気ですか? って、冗談はこのくらいにしておきましょうね(もし本当だったら恐いから)

シド :よくはわからんケロも…… あのおじょうちゃんも召喚獣を使うケロ?

そんなモノは使いませんよ?

って言うか、使わせません

あんなエフェクトが無駄に長いモンをいちいち使ってる程にヒマじゃないんですよ。ウチの召喚士様方は1つもアビリティとして体得していない上に、普段から宝石も装備させてませんので。って言うか、それ以前に戦線に出してるのは打撃キャラのみだし…。そして、最悪の想定”エーコからも召喚獣抽出”を頭に置きながらも、それを阻止するために雪と氷の大地へと上陸しクジャが向かった謎の建造物へと進みます。

 

Step 24

「氷の洞窟の時も思ってたんだが…半袖衣装のジタンにとってココは寒くないのだろうか?」などとアホな事を考えつつ、雪の大地を進んで謎の建造物”聖なる地 エストガザ”へ進入します。んで、中にいる司祭から「黒魔道士軍団に女の子が連れられて行くのを見たが、ヤツらはココで何も事件を起こしてないので黙って見送った」とか言うアホな話を聞いたら、そのクジャ軍団を追ってこの先にあるグルグ火山にジタン達もまた向かいました。しかし、ココでメンバーチェンジが発生、黒魔道士人形達の事が気になるビビが強制参加になったので残る2人はスタイナーフライヤの騎士系に。あいかわらずの回復無視な超絶打撃系の編成ですビビの魔法は完全に使う気ナシ)。さて、火山のくせに何故か家屋が点在してるグルグ火山ですが、いきなり壁をブチ壊して登場する赤竜にバイオハザード気なドキドキ感を与えられつつ、完全に枯れてしまっている古井戸を通ったら最下層にてようやくクジャ達の姿を発見します。まずは遠巻きにジタン達が様子を見ていると…、ソーンゾーンが謎の儀式でエーコの体から召喚獣を取り出そうとしますが失敗していました。驚いて乱入しようとするガーネットを止めたジタン、戦力外通告の出ているのガーネットをそこに残して抽出作業を止めるべく駆け寄ります。んで、失敗続きのおじゃる丸ズが「これ以上はエーコの体がもたない」とクジャに伝えますが、焦るクジャエーコの生死はともかく召喚獣の抽出作業続行を命じました。そして、クジャに命じられたようにソーンゾーンが作業にかかろうとすると、倒れているエーコからモグが飛び出してエーコを守ろうとします。おじゃる丸ズが一瞬ひるむものの「殺してしまえ」とクジャの叱責で再びエーコに向き直りますが、その間に立ち塞がるモグが「エーコ、いままでありがとう」と言った後で光りを集め始めたら戦闘突入です。

モグ :エーコ! テラホーミングを唱えるクポ!

エーコ :わかったわ!

モグの呼びかけに応じてエーコが召喚魔法を発動すると見た事も無い巨大獣が登場、何だかもうよく説明できないくらいに豪華なエフェクトを延々と見せつけられた後でソーン&ゾーンを瞬砕しました。やっとジタンが駆けつけるものの、もうその場にモグの姿は無く道化師2人組も倒れた後です。

ジタン :エーコ、大丈夫か?

エーコ :エーコは大丈夫……。 エーコ知らなかったの…… モグが召喚獣だったなんて……

ジタン :そうだったのか……

<光がはじけて”約束のリボン”に>

エーコ :モグ……

あぁ、きっとあのリボンには解毒剤入りのピアスがくくられていたり、「シィィーザァァー!」とか泣き叫んだりするのですね(妄想)。まぁ、近いうちにエーコが「これからはこの角で”風”だけを感じてものを見よう」とか言ったりするかもしれません。…って言うか、よく考えたらアレです、

食われてなくて良かったですね

初対面の時にクイナが「うまそうアル〜」とか言いながら追っかけてたので、もしあの時に本当に食われてたらこの”まさに歯車的砂嵐の小宇宙で圧倒的破壊空間”をもたらすグレイトな召喚獣も手に入らなかったワケですよ。

まぁ、もう2度と使いませんけど

たっぷり15秒はあるんじゃないですか? エフェクトが長すぎですってば…。そのモグが召喚獣に化けたのを見て立ち去ったハズのクジャが戻ってきました。どうやらさっきの光景を見て何かを思い付いたようですが…、いつもの調子で1人勝手にわけのわかわないことをゴチャゴチャとしゃべり続けるのでちっとも理解できません。ビビクジャに詰め寄ると結界ではじき飛ばされ、「君たちの相手はこの双子でじゅうぶんだよ」の言葉を残してクジャは撤退、ビビも単独行動でさらに後を追って奥へ進みます。んで、残されたジタン達が呆気に取られていると、さっき新召喚魔法で倒されたハズのソーンゾーンの身体に異変が起きて戦闘突入ッ! 2人が1つにくっついた異形の物体 が襲いかかってきます。開幕攻撃で食らった”ウィルスけむり”(どんな煙でしょう?)のおかげで戦闘終了時にAPも経験値も得られはしなかったものの、あいかわらずの打撃編成だったおかげかさしたる苦労も無しに粉砕します。ちなみにこの異形の物体、道化師だった頃にかぶっていた帽子と同じような頭部造型になってるんですが…、もしかしたら最初から帽子の中にも中身が詰ってたんでしょうか? もしかしたら、あの手も服の袖がダブついてたんじゃなくって鳥類のように中身が詰ってたんでしょうか? そんなどうでもいいツッコミはさておき、双子にトドメを刺すとちょうど後ろから黒魔道士人形を連れたビビが戻ってきます。ジタンが話しかけるとクジャは去り際に、黒魔道士人形の延命は無理、と言い放って逃げたんだとか。ただクジャの言葉を信じて悪いとは知りつつも従っていた黒魔道士人形達、その落ち込みは激しく何もしてやれないビビはせめて傍にいる事を選びました。黒仲間達の所へ戻るビビの背中を見ながら「絶対許さねぇぞ、クジャ!!」と叫びます。すると、それに対応して奥の方から謎の声が、扉を開けてみると中には無駄豪華な衣装を身にまとった女性がいました。

謎の女性 :あなたは……ガーネット姫? ガーネット姫ではありませんか!?

ガーネット :……

ジタン :この人、誰だ? こんな所に知り合いか?

<遅れてシド登場>

シド :おお! 愛する妻ケロ!! ヒルダ、やっと見つけたケロ!!

ヒルダ :カエルなどに妻と呼ばれる 覚えはありませぬ!!

シド :ワ、ワシじゃ、シドじゃケロ!!

<カエルを観察するヒルダ>

ヒルダ :そのヒゲは…… まあ、あなたなのですね!!

…やはりヒゲなのか

たしか、ガーネット達と最初に会った時も「そのヒゲは…」って言われてたっけ。まぁ、アレだけ個性的(反重力的)なヒゲなら解りやすいでしょうけどねぇ。モグを失った怒りからかエーコはすぐにクジャの事をイロイロと聞き出そうとしますが、それはさておき、まずはやっと見つかったヒルダ后を連れてリンドブルムへと帰るのでした。

・やっとリンドブルムへと戻ってきたヒルダ様、とりあえずはシド大公(まだカエル)と2人で語り合います。そして、シドがもう浮気をしない事を条件に呪いを解いて人間の姿に戻してくれと頼むと、「でも、今度浮気しようとした時は、ブリ虫じゃ済ませませんからね!」と強烈なクギを刺しながらシドを抱き上げると封印解除(レリーズ)、部屋中に光があふれて次の瞬間には謎のヒゲオヤジがカエルの代りに立っていました。う〜ん、自分のかけた変化の魔法だけでなくカエル薬の効果も同時に解いてしまうとは、さすが”奥様は魔女”ですね。

シド :おお…… ついに人の姿に戻ったケロ! これで3号機の建造に 本格的に着手できるブリ

ヒルダ :……

…ちっとも口調が人間らしくないシドはさておき、視点はジタンに移動します。客室のベッドで兵士に起こされたジタン、伝えられたようにヒルダ様からクジャについての話を聞くべく会議室へと向かいました。リフトに乗って最上層へ、会議室に入ったジタンはそこでビビ達の姿と玉座にいる謎のオヤジを目にします。

ジタン :誰だ? あのオッサンは?

フライヤ :……シド大公殿だそうじゃ

ジタン :……相変わらず失礼なやつ……。ゲホッ!ゲホッ! 相変わらず失礼なヤツじゃ!

ジタン :おっさん、まだカエルの言葉が抜けてねえな

シド :う、うるさいケロ!

……ダメだこりゃ

まぁ、まだまだカエルに魂を引かれているシドはさておき会議が始まります。しかし、この時に前回と同じくガーネットがいない事に気付いたスタイナーガーネットを探しに街へ飛び出します。さらに、シドクジャを追撃する3号機を完成させるべくドックへ。全員参加ではなくなってしまいましたが、疲れるほどクジャの独り言に付き合わされたヒルダ様からその内容を聞かせていただきましょう。

ヒルダ :……クジャはこの世界を利用して 強大な力を手にしようと企んでいるようです

ジタン :強大な力? そんなものを得てどうしようってんだ?

ヒルダ :わかりません…… それにクジャはこの世界の人間ではないらしいのです

ジタン :何だって?

ヒルダ :クジャは、自分の生まれた世界のことを ”テラ”と呼んでいました

フライヤ :異世界、”テラ”か……

ヒルダ :”テラ”とこの世界は 輝く島と呼ばれる場所で結ばれているようです。……ですが、輝く島から そのまま”テラ”へは行けないようです

ジタン :じゃあ、どうすればいいんだよ?

ヒルダ :……この話にはまだ続きがあります。 ふたつの世界をつないでいる場所は 封印されているらしいのですが、 封印を解くカギになる場所があるとも言っていました。

ジタン :それはどこなんだ?

ヒルダ :忘れ去られた大陸にの北にある古城、だと クジャは言っていました

要約すると、クジャはオーラロードを通ってバイストンウェルに召喚された聖戦士、って事でか(妄想)。まぁ、んなアホな考えはさておき、各方面から恨みを買っている変態-ナルシス-電波-ロリコンなクジャを追撃すべく、とりあえずは謎の古城(歴史上の発見者に倣ってイプセンの古城と勝手に命名)へと向かう事になりました。

・会議室で驚愕の事実が明かされていた頃、ガーネットを探しに街へと飛び出したスタイナーはまだその姿を発見できていません。そして、街をさまよった果てに流れ付いたのは劇場街、そこにはアジトの修理を進めるタンタラス団の姿がありました。バクーに「そんな悩んだツラして何でもねえわきゃねえだろ?」と問い詰められたスタイナーガーネットの捜索について打ち明けると、バクーの命令でタンタラス全員が手伝ってくれる事になり修理作業を放棄して街へと散って行きました。

・会議室で驚愕の事実が明かされていた頃、スタイナーともう1人、席を外していたシドは3号機の建造に取りかかるべきドックにいました。機関長がすでに機関部を完成させてくれていたので、必要なのは船体だけ。少しでも時間を短縮したいシドは「ブルーナルシスの船体を流用する」と作業員達に告げて完成を急ぎます。

・さて、会議室のジタン達に話を戻しましょう。イプサム…じゃなくってイプセンの古城に向かう事が決まったものの初号機はクジャの手に、弐号機は大破(修理予算で国が1つ傾きます)、零号機は存在しません、唯一残っていた船も3号機の建造に徴収、ってワケで移動手段がありません。とか考えていたらいきなり後ろからスタイナーが走ってきました、タンタラスを総動員して街中を探したけれどガーネットの姿はどこにもなかったんだとか。リンドブルムにいないなら行き先は1つだけ、唯一の心当たりがあるジタンは「すぐに連れて戻るから」と言って飛び出します。んで、タンタラスの一団を引き連れて向かった先はまだまだ復興の終わらないアレクサンドリア。イロイロと探してみたものの、予想に反してガーネットの姿はどこにもありません。しかし、その代りに何故かベアトリクスを発見します。ガーネットが失語症になっている事、ついでに行方不明になっている事を話すと必ず立ち寄っているハズの”あの場所”を教えてくれ、さらには「ガーネット様のお力となるように……」と”ガーネット”を渡してくれました。教えられたようにジタンがあの場所、ブラネの墓に向かうと…どうやってリンドブルムからここまで移動したのかは知りませんがガーネットの姿を発見です。ジタンが声をかけるとちゃんと返事が返ってきました、もう失語症は克服できたみたいですね。まだ少し落ち込み気味のガーネットにさっき預かった”ガーネット”を渡して勇気付けるジタン

ジタン :その宝石はね…… 最初はどこにでもある石ころだったんだ。 だけどその石ころは、こう願い続けた……。 『私は輝きたい!』

……アホですか?

(脳波に異常があります)

しかし、このわけのわからない演説でガーネットも何かを決心したようです。

ガーネット :ねえ、ジタン……。 また、あの時のあれを 貸して欲しいんだけど……

ジタン :あの時あれって?

ガーネット :あの時……わたしに大きな 決意をさせてくれた……

と言ってガーネットジタンから一瞬でダガーを奪い、「今までのわたしを覚えていてね……」と言い残して走り去りました。そして、ガーネットはいきなり髪に刃を当ててザクッと断髪してしまいます。

残念、切腹じゃないのか…

いあや、まぁ、ヒロインキャラがいきなり腹ァ切るゲームなんて見た事ないからチョイと期待したんですけどねぇ、本当に残念です。この間にリンドブルムでは待望の3号機が完成、いきなり髪が短くなって帰ってきたガーネットに驚く仲間はさておき、異世界テラへの手がかりを得るためにエリン(theブリ蟲マスター)の操縦でイプセン(イプ〜)の古城へと向かうのでした。

 

Step 25

・やっと飛空艇を駆ってイプセンの古城へ。ちなみに、この飛空艇には操縦手まかせのオートドライヴがあるので移動は楽です。んで、古城へ到着、なんだかとっても奇妙な造型をしてやがりますが、そんな事は気にしないで封印のカギを求めて潜入する事にします。しかし、ココでいつものサラマンダーの反発グセは発動しました。みんなと一緒に動こうとするジタンに対して「個人行動の方が早い」と、どちらが先に封印のカギを見つけられるかで勝負しようと言ってきました。ジタン達が負けたらこの集団から抜ける、とまで宣言されては負けられません、抜けたサラマンダーの代りにビビ(対ボス戦-魔法剣要員)を投入し人選から外れた3人を外に残して城内へと突入します。何故か通常攻撃が異様に弱くなってて苦労しながら、非常に見辛い構造の城内を踏破すると床も壁も光っているいかにも重要そうな部屋へと到着しました…が、そこにはもうすでにサラマンダーの姿がありました。

サラマンダー :遅かったじゃねえか 勝負は俺の勝ちだな

ジタン :……で、封印を解くカギは見つかったのか?

サラマンダー :多分あの壁がそうなんだろ? 調べてみたが細かいことはわかりゃしねえ

それでイイのか?

封印のカギかどうかも解らないのに、勝手に勝った気分にならないでくださいよ…。「次に会うときは敵同士かもな……」と言い残して立ち去るサラマンダー、怒るスタイナーをよそにジタンの方はあっさりと見送ってしまいます。まぁ、あんまり役に立たなかった爪オヤジの事はさておき、封印のカギに繋がるらしき奥の壁を調べてとりあえず謎文字の書かれた4枚の鏡を回収しました(何に使うかは謎だけど)。そして、回収作業が終わって部屋から出ようとすると、いきなり空間に謎の蟲っぽい生物が「カガミ モドセ」と言いながら出現しますが、そんな忠告を聞き入れるハズもなく戦闘に突入します。ちなみに、この城内の特殊フィールドのおかげで打撃部隊は役立たず化していたので、ただひたすらに待機してビビだけが魔法(”〜〜ラ”までしか覚えてない)を使いまくる、ってな時間効率の異様に悪い戦闘法でした。んで、帰りには急に落とし穴が発動するようになた城内を抜けて外で待つ仲間の所に戻ると、何故だか先に行ったハズのサラマンダーがまだ出てきていないとの事。さっき一方的に宣言された別れ話は無視して、ジタンサラマンダーを探して1人で城内に戻ります。城内を探していると「う、うう……」と情けない声を出しているサラマンダーを発見、位置関係から考えるに落とし穴にハマって足を痛めたようですね。何故に自分を助けたのか理解できないサラマンダーですが、それはともかくジタンに連れられて城から出ます。

・さてと、ココで情報の整理をしてみましょう。城の奥には4つの鏡があって、しかも、そこの壁には世界地図を模したような絵が描かれていました。そして、鏡の方にはジタンにしか理解できない謎の文字でそれぞれ場所を指定するような言葉が刻まれていました。さらに、空間転移してきた謎の蟲は今際の際に「1つは全て、全ては1つ」と言い残しました。ってワケで、壁画にあった場所を鏡の言葉から割り出して、4ヶ所の全てを同時に探索する事になりますが…、

エーコ :え? いつもみたいに みんなでいっしょに行くんじゃないの?

ジタン :ああ、4ヶ所を同時に攻略するのさ…… 2人ずつおろしていって同時に封印を説く

エーコ :ふぅん……あ、ねえねえ! だったらエーコは最初にガーネットと行く!

ソレだけはやめてくれ…

コイツは自分達の戦力を知った上で宣言してるんでしょうか? 常識的に考えて、武器が笛とラケットな魔女ッ子チーム(召喚は覚えさせてない)なんて即死確定なんですけど…。しかし、リーダーであるジタンは2人を信頼しているのか、あっさりOKを出して2人を水の祠に送り出してしまいました。んで、今度は火山の中にある火の祠へ向かいます。

整備員 :このままじゃ オーバーヒートですよ!

ジタン :もう少しだ、 もう少しだけ頑張ってくれ!

フライヤ :ジタン、これ以上近づくと危険じゃ! 火山の熱でエンジンがもうもたぬぞ?

そんな所に生身で突入ですか?

どう考えても祠に入る前に燃え尽きそうな気がするんですけど…。しかし、そんな事は微塵も気にした様子を見せずジタンの指示でマグマダイバーなフライヤサラマンダーが火の祠へと向かいました。そして、次は風が吹き続ける谷にある風の祠へ。ビビが強風にあっさりと飛ばされそうになるものの、重装甲なスタイナーが防風壁として先に立って祠へと向かいました。さらに、最後は揺れ続ける大地にある地脈の祠へ残ったジタンクイナが潜入します。

ジタン :それじゃ、行くとしますか……

クイナ :ジタン、ワタシと行きたかったアルね!

ジタン :……ま、なんつーかその…… 残り物にあたったというか……

クイナ :照れなくてもいいアル!

ソレだけは勘弁してください

って言うか、よく考えたらオマエはもうビビと式を挙げただろうがッ! 適当にあしらって先に進むといきなりにインディージョーンズ的にトラップが発動してミンチにされそうになりますが、どうにか突破して鏡の設置をするらしき部屋へと到着しました。台座に鏡をセットするといきなりアンデッド感あふれるバケモノが現れます。

土のガーディアン :クジャは8匹のネズミが来ると 言っておったはずだが……?

ジタン :おもてなしの準備でもしてくれてたのか? そりゃ悪かったな、たったふたりで!

クイナ :でもワタシたちふたりで すべてたいらげてしまうアルよ!

土のガーディアン :そうか、他の場所へも同時に…… 無謀なことをするネズミもいたものだ……

ジタン :やってみなきゃわかんねえだろ?

クイナ :食べてみなきゃわからないアルよ?

土のガーディアン :貴様等のような下等な生命が テラへと向かっていったい何とする?

ジタン :わかんねえ野郎だな…… 行ってみなきゃわかんねえだろ?

クイナ :食べてみるまで本当の味はわからないアル!

クイナ、…オマエは黙れ

でも、あまりに食べたそうだったので”たべる”を使ってみましょうか、せっかくだから。すると初めて見る「もっと弱らせないと食べられないアル!」の文字が…、

…コイツって食えるのか?

ボス扱いなのに? って言うか、見るからにアンデッドで身体に悪そうなのに? とりあえず、ジタンで適当に削ってから再挑戦すると今度は無事に食べました。いやぁ、クイナが初めて青魔法を体得しましたよ。まぁ、コレが終わってみんなと合流したらもう2度と出撃する事はないでしょうけどね…。んで、ジタン達がアンデッドの踊り食いをしていた頃、その他3箇所に向かったメンバーもそれぞれに戦っていました。フライヤ&サラマンダー組は火のガーディアンに説教を食らわしてから撃破、ビビ&スタイナー組は動きの速い風のガーディアンを危険なコンビプレイで撃破、戦力不足が心配されたエーコ&ガーネット組でさえもトラップゾーンを駆け抜けた先で水のガーディアンに打ち勝ってたようですね。最後に、任務を完了して祠から出たエーコは「……ジタンのこと……スキ?」とこの機会に前から気にしていた質問しますが、ガーネットが返答に困っているうちにお迎えが来てしまってうやむやにされてしまうのでした。さあ、各地の祠に派遣していた全員を回収したらいよいよ輝く島へと向かいましょう。

・輝く島への航行中、甲板を通るジタンにサラマンダーが話しかけてきました。

サラマンダー :ひとつだけ教えてくれ…… 何がおまえをそう動かしている?

ジタン :さあ……どうしてだろうな?

サラマンダー :わからないで行動しているのか?

ジタン :『わからないから行動している』かな? 『わかる』ことは面白い……でも、 『わかっている』ことはつまらない、だろ?

この言葉を聞いたサラマンダーはついにジタンには勝てない事を悟ります。んで、そんな事をやているまに島上空へと到着、「計器類に異常が」と言う操縦手に突入を指示して自分達は甲板へと出ました。飛空艇が近付くと島の上空には光の壁が出現しますがそれを突き破って内側へ、すでに甲板に出ていたジタン達は多くの光と共にオーラロードに導かれてテラを目指します。

 

Step 26

・テラに到着して周囲を見渡すジタンの目の前に、いきなり謎の老人が転移してきます。そして、イロイロとわけの解らない事を言ってから「見てくるがよい…… このテラの姿を、貴様が何者かを……」と残して消えました。その事に驚いていると後ろからガーネットがやってきます、全員ちゃんとテラまで来れたみたいですね。さっきの老人については後で考えるとして、合流して先へと進みます。すると、また謎の人物が目の前に登場、ジタン達を導くかのように奥へ奥へと少しずつ進むのでその誘いに乗って後を追いました。

ジタン :キミは一体……

謎の少女 :……あなた、何も知らないのね

ジタン :!?

謎の少女 :ついて来ればわかるわ……。 あなたが何者かも、ね……

そこで話を切ってさらに奥へと向かう少女を追うと、謎の建造物ブランバルに到達します。

謎の少女 :おかえりなさい……

ジタン :!?

謎の少女 :ここがあなたのあるべきところ……。 その身を捧げる時を待つところ。 そう……ここが……

なんだかテラに来て以来はさっぱり理解できない話ばかり続いてるんですけど、ココにはそっち系のヒトしかいないんでしょうか? その時、崖のしたから浮上してきた飛空艇にかつてマダインサリを破壊した”眼”を見て取ったガーネットがいきなりダウン、仕方が無いのでジタンはどこかガーネットを休ませる事のできる場所を探してブランバルに足を踏み入れるのでした。

・休める場所を探してブランバルの中へ、すると、そこにはジタンと同じ髪と同じシッポを持つ者ばかりがいました。

ココは猿の惑星ですか?

さっきから続く謎会話、それに続いて同じ姿のヒトがぞろぞろと、…”テラ”って何でしょうか? まぁ、そんな事よりも早くガーネットを休ませる場所を確保しなきゃなりません。手当たり次第に話しかけると、妙な返答ばかりが続くもののどうにかベッドのがある部屋の事を教えてもらえました。全員でそこにガーネットを運び込むと今度はエーコが薬を探して外へ、でもやっぱりここの住人は妙な反応しかしやがりません。んで、エーコが1人騒いでいると後ろからさっきの謎の少女が登場し、「地下研究所で待ってる……」とエーコジタンへの伝言を頼んで立ち去りました。結局、薬を探せないまま部屋に戻るとガーネットが自然復帰して一安心です。部屋を出ようとしたジタンはさっきの少女を言葉をエーコに伝られ、1人で地下研究所に向かいます。そこには、培養槽に浮かべられたシッポ持つ者と、ジタンをココに呼んだ謎の少女が待っていました。そして、少女の口から衝撃の新事実が明かされます。テラがガイアを吸収しようとしている事、ジタンはここで生まれた事、ジタンを含めたここにいる全員はガーランドの手によって造られた事、どれもあまりにいきなりでワケのわからん話ばかりです。しかし、一瞬でそれら全ての事を理解したジタンは、少女に先導されてただ1人で元凶であるガーランドの待つパンデモニウム城へと突入します。その直後、ガーネットに頼まれてジタンを探しに出たエーコが少女のもとへ、ジタンが1人きりでパンデモニウム城に向かった事を聞くと慌ててみんなの所に戻りました。んで、パンデモニウム城に到着したジタン、少し進むとテラで最初に会った老人が姿を現しガーランドだと判明します。そして、ジタンを誘って少しずつ城の奥へ。その間に、クジャもジタン達と同属であり言ってみればジタンの兄であり、クジャを送り込んでガイアを乱しテラとの融合を早めようとした、と告げられました。う〜ん、何だか知りませんがココに来てから話の展開速度が異様に速くなってますねぇ、そろそろ終わりなんでしょうか? その後、ガーランドにガイア乗っ取り計画を手伝うように言われるものの当然に却下、すると「その身よ、新たなる魂を迎える器となれ」とガーランドの術にかかってジタンはダウンします。

・その頃、ガーランドに打ち勝つ力を求めてクジャもテラにその姿を現します。

クジャ :もうすぐだ…… もうすぐあの力が僕のものになる……。 ク、ククク…… 待っていろガーランド、そして……ジタン!!

そう言うと天を仰いで狂ったように笑いました。いや、もう、狂ってるのは十分に解ったんで驚きませんけど。しかし、アレです、金髪じゃないのはともかくとして、あの露出っぷりの激しい衣装のどこにシッポを隠していると言うのでしょう? もしかして切りやがりましたか? そんな事をしたら”満月で大猿変化して大暴れ”とかできませんよ? まぁ、そんな事はさておき、コイツの登場でますます話が荒れるのは必至ですな。

・再び話はパンデモニウム城のジタンへ、ガーランドの術によって”自分”を失いそうになりますが救援に駆けつけたビビエーコの呼びかけによって復活します。しかし、自分がガイアを滅ぼそうとしているテラの人間だと知ったジタンは、全てに自分1人でケリをつけるため心配する2人を「うるさい…… ガキは……黙ってろ……」と部屋に閉じ込めるとフラつく身体を引きずるように歩き出しました。さらに、フライヤサラマンダースタイナークイナも1人で戦おうとするジタンの援護に現れますが、やはりジタンは1人だけで先に進んでしまいます。最後に登場したガーネットまでも置いて進もうとするジタンですが、

ガーネット :ジタンがわたしたちを見ていたように わたしたちもジタンのことを見ていた!! ジタンがわたしたちを信じてくれたように わたしたちもジタンのことを信じていた!! ジタンがわたしたちを 守ってくれたように……。 守ってあげたいの……ジタンを……

この言葉でようやくジタンは足を止め、そして、後ろから現れたスタイナークイナの言葉もあってかみんなの力を借りる事にしました。

ガーネット :それじゃ、行きましょう!! ……と思ったのだけど…… あれ? 他の4人は?

ジタン :……もしかして、 閉じ込められちゃったりとか?

自分でやってただろ!

フライヤサラマンダーはともかくとして、ビビエーコは確実にジタンが自分の手で最初の部屋に閉じ込めて置いてきたような気がするのは私だけですか? んなワケで、残りのメンバーを探して少し戻ると4人&&モーグリの姿がありました、ブランバルから同行してくれたんだとか。どうやって持って来たのかは知りませんが何故か売ってくれる武具で装備を整えたら準備完了、奥にいるハズのガーランドのもとへと向かいます。光る橋を渡って、エレベーターアクションを乗り越えて、転移法陣ゾーン駆け抜けてガーランドの待つ最奥の観測室へ。ガーランドの言葉に自分の想いをジタンがぶつけると、「ならば試そうぞ! 死の淵に立ってもその思いを捨てずにいられるか!」で前にクジャも乗っていた銀竜を呼び出してバトル開始。衝撃波でダメージを受けながらも打撃組の本領発揮で撃墜します。続いて、そのままガーランドとのバトルへ突入しますが、波動拳を少し当てられた程度で老人福祉の概念などカケラも感じさせずに叩き伏せました。すると、上空にインビンシブルを手に入れたクジャが登場し、ガーランドとジタン達の間に舞い降ります。そして、ずっとガーランドを倒したがっていたハズなのに、何故かガーランドに加勢するクジャと戦闘に突入しますが…、コイツ、力を得たハズなのに異様に弱いですよ? そう思ってるといきなりトランス、非常に病的な天野的デザインの姿に変形したうえにアルテマ発動 で一気にジタン達を打ち負かします。圧倒的なトランスの力、それはモグが強力召喚獣に変化したのを見て”強い魂があればそれに応じてトランスも強くなる”と気が付いたクジャがインビンシブルに蓄積されていた魂の力を借りて得た力でした。しかも、あまりに強力すぎるのか普通のトランスをは違っていつになっても解除される様子はありません。形勢逆転で誰にも負けない力を得たクジャガーランドを蹴落とし、続いてジタン達の処刑方法を考えますが転落したハズのガーランドの声にクジャの動きが止まります。

クジャ :ふん、まだ何か言いたりないのかい?

ガーランド :魂の器として不適合なおまえをいつまでも 生かしておくよう、私が作ったと思うのか?

クジャ :何が言いたい……

ガーランド :おまえの魂にはリミットを設けてある…… それも、あとわずかの時間だ……

衝撃の新事実、かつて自分が嘲笑った黒魔道士達と同じく自分も”人形”だった事を知らされたクジャは暴走し、その力をもってテラを手当たり次第に破壊し始めました。このままだとパンデモニウム城だけではなく、テラそのものまでも破壊されそうです。危険に思ったジタン達は、クジャの気が自分達に向いてないうちにインビンシブルを奪ってガイアに逃げる事に。しかし、同族達を捨てては置けないジタンは、また1人で無理をしないようにと同行するガーネットを連れてブランバルへ。転移法陣で城を抜けて村に到着すると、表はガーネットに任せてジタンは地下研究所へ向かいます。んで、やはり地下研究所にいた謎の少女ことミコトを説得したらみんなが待つインビンシブルへ、崩れ落ちるテラを抜けてガイアへと生還しました。暴走の果てにたった1人の力でテラを崩壊させたものの、クジャがそれだけで終わるハズはないでしょう。ジタンがフライヤ達と今後の対策を話しあっていると、後ろからスタイナーが「一大事である!」を連呼しながらブリッジから走ってきます。何事かと思ってブリッジに出てみると、

ジタン :なんだ? ただ雲が広がってるだけじゃないか?

ガーネット :ただの雲じゃないの……

ジタン :それじゃあいったい……

ビビ :”霧”だよ……

ガーネット :”霧”が…… ガイア全体を覆っているの……

ジタン :何を……いったい何を 企んでいるんだ……クジャ!?

強大な力を手に入れた挙句に暴走するクジャに復活したイーファの樹、いよいよ終わりの瞬間が近付いてきてるようですねぇ。って言うか、DISC1と比べてこのDISC3が異様に長かったように思うのは気のせいですか?

 

 

 

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