過去の履歴 2001/2
2月 1日
・要旨の提出とかダウン休みがやと終った木曜日にもなって今週初めての研究所、先生に朝の挨拶したら「アァん? テメぇ何様のつもりだァ?」って顔をされたような気もしますがこっちは別に研究所員でも何でもないただの学生なのでそんな事は関係ありません。昼前になってやっと来た相方と一緒にキャベツを刻んで、残ったキャベツは昼食時にラーメンの具にして、「いつも帰るの早いなぁ」とか遠回しな嫌味を言う先生に残ったキャベツ1玉を「お土産にドウゾ」と押し付けて、そして3時頃には撤退してました。ちなみに、先輩様は「2月からちゃんと実験するからね〜」と言いつつ無連絡欠席でやがります、やれやれ…。う〜ん、やっぱりコレって”見捨ててもOK”って合図なんでしょうかねぇ?
2月 2日
・今日もまた朝から研究所へ。イオン交換水で作った味噌汁を飲んで気力を補充したら実験開始、いつものように朝の準備が終ってからやってきた相方といっしょに淡々黙々と作業を進めます。ちなみに、先輩様は「昼過ぎには行くから」と電話通告してきたらしいですが、そんなセリフはもう私も相方も全然信じてません。”信長の野望”的に表現するなら忠誠度が10以下になった武将のような感じです。んなワケで、実験が終了次第に「もうちょっとでそっちに着くからね」と電話してきた先輩に「あぁ、そうですか。じゃぁ、僕らはもう帰りますんで」とか返答してさっさと撤退するのでした。
2月 3日
・今日は面白いメールをいただいたので、ココに公開してみるコトにします。
Received
from nsk44321 (ppm2060.noc.kaga.nsk.ne.jp [210.161.182.154])
by p2272.nsk.ne.jp (8.9.3/3.7W-20000722) with SMTP id NAA08029
for <[email protected]>; Sat, 3 Feb 2001 13:26:18 +0900
Message-ID: <000901c08d9d$05b984c0$9ab6a1d2@nsk44321>
From: "=?iso-2022-jp?B?GyRCPVBFUyEhMGxJVxsoQg==?="<[email protected]>
To: <[email protected]>
Date: Sat, 3 Feb 2001 13:51:48 +0900
MIME-Version: 1.0
X-Priority: 3
差出人 :出途 一夫
お前が死ね!!!
…ワケわかりません。 最初に言っておくと、このヒトとはちっとも(現実世界、掲示板、メール、あらゆる状況で)面識ないです。通常日本語的に判断するとこちらのアクションに反応して返してきたように考えられますが、「死ね!!!」とまで言われなきゃならんようなコトをやった記憶も書いた記憶も無いので判定不能であります。しかし、何で今さらゲオの方のメアドなのか…ソレが最大の謎だったりして。いやぁ、映画って本当に面白いですね(水野晴郎的表現)。
・上のヤツで何だかとっても気分がアレな感じですが本日は”節分”、某聖人の名が冠されつつもその実は菓子屋の陰謀な某日よりはよっぽど日本人にとって大切な行事です。ってワケで、巻き寿司を恵方に向かってかじったり頭だけ残してイワシを食ったりした後で、弟と2人で家の前にて「鬼は外ォォォ!」とか「って言うか、オマエが出て行けッ!」とか言葉を交わしながら熱く激しくマメを投げ合ってました(バカ)。あぁ、ちなみに、いくら豆でも全力で投げられるとさすがに痛かったです。
2月 4日
・母上様の体調がよろしくないので、家事を軽減するためにひさしぶりで家族揃って外食です。んで、「餃子1日100万個」な某中華料理店でテキトーに食い散らかしてから、衣料品を見たいと言う弟に引きずられて近くの大手スーパーへ。
弟 :この紫のフリースいいなぁ
私 :この黄色は? 黒マジックで色塗ってピカチュウ仕様にすれば完璧
弟 :…紫
私 :もしかしてヤ○ザにでもなる気か?
弟 :……やっぱ紫
私 :…コイツ、もうすでにヒトの話を聞いてねェな
きっとアレです、彼の頭の中には平安京エイリアンが住んでいて紫は「高貴な色だ」と言う坊さんだか貴族だかの概念で汚染されているのです、たぶん。その後、珍しく一致団結した家族全員の反対意見「○クザみたい…」によって紫を断念させられた弟君は残念そうに売り場を立ち去りましたとさ。
2月 5日
・いつものように朝から研究所へ。1週間ぶりに存在を確認した先輩と一緒に何回やっても埋まらない誤差(25倍)について検討してましたが、どう考えてもオカシいので思い切って先生に聞いてみました。
先生 :と言う事は…全部やり直しだな
おもいっきり「マジですか?」と聞き返したくなりましたが、普段から冗談も言わないでつまんなさ大爆発な先生がこの期に及んでギャグをかますハズもなく、ただこの一言でアッサリと過去半年分の実験を卒論の締め切りまで残り2週間チョイになったこの時期にやり直す事が決定です。いくら途中でサボりまくってたとは言っても単純計算で10倍速くらいの動きをしなきゃならんワケで、明日からは”必死”(文字通り、必ず死ぬ)で実験するハメになるのでした…、やれやれ。
2月 6日
・今年度最後の実験大安売り期間、初日。朝から夕方(9〜19時)まで先輩と2人でキリキリっと実験してました。まずは実験材料を買いに店へ、最近の天候のおかげなのかすっかり高級品になってしまったキャベツを9個も購入したらレジで店員に「オマエら何者なんだ…」って目で見られましたが、そんな些細な事を気にしてる余裕はないのでそのまま何事も無かったかのように店を出ます。ちなみに、今回の購入代金は消費税合わせて2500円くらいのハイスコア。ついでに言うと、”キャベツ×9”としか書かれていないレシートを見たのは初めてです…。んで、実験素体の買出しを終えて研究所に戻ったらいよいよ作業開始、短距離走の選手が息を止めたまま走り抜くのと同じように全力でラッシュをかけて一気に終らせます。う〜ん、こんな暮らしがまだ2週間くらい続くのか…、死ねますな。
2月 7日
・今年度最後の実験大安売り期間、2日目。…ですが、先輩も相方も「体調不良だから…」とかフぬけたコトを言ってて来やがらなかったので、まだまだやるべき事は山ほど残っているのに今日は私ただ1人で作業するハメになりました。こうなったらアレです、真面目にやるのはアホらしいのでテキトーに無理のない分量だけを処理する事にしましょう。とりあえず、実験に必要な物資を揃えたら本戦突入前に昼食を。本日の「何で3人で1チームなのにオレしか働いてねェんだよッ!」と言う荒れた精神状態を癒すため、実験資材(キャベツ)の買出しに行ったついでに安売りの牛肉でも買ってみました。そして、部屋に戻ったら買い置きしておいたうどんダシと薬品棚の塩化ナトリウムでスープを調えてから肉しか入ってない鍋を食うのです。う〜ん、勢いで発作的に造ったモノですがそれなりに食えますね(アクを取り除く方法がないのでスープを飲めないけど)。んで、愉快な食事で良好な精神状態を手に入れたらそのまま夕方まで一気に作業を詰めてどうにか実験を終らせましたとさ。
2月 8日
・今年度最後の実験大安売り期間、3日目。…ですが、朝起きたらもうすっかり昼でした(とても間違った日本語)、ついでに言うと何だか身体の動きが全体的にオカシいです。んで、この奇妙な状況はどう考えても昨日の”10時間耐久1人実験大作戦”以外に原因がなさそうなので、まだまだやり直す必要のある実験項目は山積みになっているものの本日を休み日に制定しました。まぁ、ウチの実験チームは何かあるごとに「体調不良で…」とか言いながらしょっちゅう休みやがりますからねぇ…(私自身も含む)。別に今日ここで私が何も言わずに休んだって文句は言われないでしょう。って言うか、「テメぇらが勝手に休みまくってくれたおかげで計画が遅れてんだから、そんなフザケた反論は全面却下」、そんな感じです。んなワケで、今日はずっと家にいて紅茶を飲み続けながら卒論の文面を考えてながら1日を過ごしました。
2月 9日
・今年度最後の実験大安売り期間、4日目。とは言っても、まともに働いた作業量を換算合計すると1日半くらいにしかならないあたりがとても我々のチームらしい感じですね(ダメな方向に)。しかも、昨日のうちに先輩と相方が実験を進めていてくれたと考えてたんですが、部屋中のどこをどう見ても実験したような痕跡がありやがりません。遅れて登場した相方の「昨日も休んでたから今日が初復帰」と先生の「昨日は来てたぞ?」から考えるに、どうやら先輩様は”とりあえず研究所には来たものの自分1人だったので何もしないで帰りやがった”っぽいです。昨日は私に1人で実験させたのに? 自分1人の時は帰ったんですか? コイツはメチャ許せんよなぁ? ってなワケで、驚愕の新事実を前にして一気に脱力させられてしまったので、残っていた作業を2人でテキトーに処理してから早々に撤退するのでした。う〜ん、もうあんまり時間も残ってないのにこの調子で本当に大丈夫かなぁ?
2月 10日
・今年度最後の実験大安売り期間、5日目。今日は土曜で研究所が閉まってるので学校でイロイロとやる予定でしたが、実験に必要な薬品の一部を研究所に忘れてきてしまったので実行不能に…。「もしかしてアホですか? って言うか、もしかしなくても確定的にアホだなッ」などと思いつつ奥の手として”指導担当の研究員を呼び出して研究所のカギを開けてもらう”を実行しようとしますがちっとも電話に出やがらないので連絡不能、完全に将棋やチェスで言うところの”詰み”です。んなワケで 、本日はすっかり実験不能になってしまい、ずっと家にいて昼寝したり卒論を書こうとして唸ってみたり現実逃避気味にゲームしたりして過ごしてましたとさ。
2月 11日
・今年度最後の実験大安売り期間、6日目。研究所に忘れてきた薬品の代用品を学校で確保できたので実験、と思ったらさらにもう1つ実験に必要な溶液も研究所に放置してきた事に気が付いて実行不能に…。一応、その溶液は学校でも調合できなくはないのですが「溶かしてから冷暗所に2日間安置する」と言うありがたい行程を必要とするのでダメダメな感じです。アホだ…、アホすぎる…。「どうしてこの集団(私も含む)は昨日のうちに気付かなかったのかッ?」などと思いつつ最後の希望を賭けて研究所に直接行ってみますが、守衛さんに頼んだところで医薬用品外劇物な薬品を正規の所員でも何でもない我々に渡してくれるハズもなく作戦失敗。結局、昨日に引き続いて今日も実験できませんでした。う〜ん、この勢いで進むと卒論締め切りまでに必要なデータが揃わないような気が…。
2月 12日
・今年度最後の実験大安売り期間、7日目。でも、あいかわらず実験に必要な薬品が閉鎖中の研究所に取り残されたままなので1工程さえも進める事ができません、やれやれ。この1週間をよくよく振り返ってみると、実験強化期間を謳ってみたものの実働率は最大が3人×7日の21人日(新単位)中でたった5人日。コレは当初理想値の30%以下であり大ピンチな気配が十分に漂っている数字でやがります。しかし、いくら「大ピンチ」であったとしても金の問題ではないのでレイクエンジェルスに頼るワケにもいかず、この状況を解決してくれそうなのは未来からやってきて「う〜ふ〜ふ〜」と野太い声で笑うロボットのくせに鼠に耳をかじられたりして情けなさ大爆発の”ヤツ”くらいしか考えられないような気が…。あぁ、ヤベぇ、コレは本当に詰んだか?
2月 13日
・今年度最後の実験大安売り期間、8日目。いつもより2時間早い7時から研究所に出頭してチョイとだけ試料の準備をしたら、先生の誘導で車に乗って新大阪(の近所、たぶん)にある電子顕微鏡屋へ。オフィスビル街の一角にありながら部屋の中には自社の電子顕微鏡が無造作に2機も並んでる(推定価格合計5000万以上)、と言うステキな会社様です。んで、持参した試料が専門家も謎の思うくらいに汚くてビックリしたりとか、「よく考えたらその試料を造るのに使ったキャベツって室温で1週間くらい放置してたヤツなんじゃ…」とか思い出したりとか、しかたがないので近所の店でキャベツを買ってきてその場で試料生成したりとか、朝から晩までずっと高圧電流により放出された電子線の貫徹具合からくる表面構造を堪能してましたとさ。まぁ、今日のヤツは卒論にちっともさっぱりカケラほども関係ないんですけどね…。
2月 14日
・今年度最後の実験大安売り期間、9日目。研究所は俗世と離れた仙境のような場所なので、聖人の名を借りた菓子屋の陰謀の気配がこれっぽっちも感じられなくて良いです。そして、いよいよ残された活動期間も少なくなってきたコトですし、朝っぱらから一気に11個ものキャベツ(約3000円)を買うと言う狂気の沙汰をブチかまして実験開始ッ! 途中に唯一の楽しみであるクッキングタイムをはさみながら1つずつ確実に作業を進めて夕方には全ての工程を完了させました。でも、これでもまだ必要なデータの半分くらいしか揃わないんですよねぇ…。んなワケで、明日は朝から晩まで、と言うか”そのまま徹夜でGO!”らしいです、やれやれ。
2月 15日
・今年度最後の実験大安売り期間、終末の日。とりあえず朝から研究所へ、ココの恵まれた設備環境でしかできない実験があるのでまずはソレから片付けます。ちなみに、先輩様と相方が当然のように遅刻してきやがったので、朝っぱらから怒りゲージが半分くらい溜まったのは言うまでもありません。んで、昼過ぎに作業を終らせたらいつものクッキングタイムを挟んで研究所から撤退、今度は学校の研究室で最後に残った実験を一気に処理しようとします…が陽が落ちても夜中になっても終わる気配はちっともナシ。この調子で本当に間に合うんだろうか? しかし、こんな危機的な状況にあっても我らが実験チームはノンキなもので、遅い遅い夕食を兼ねてラーメン屋に繰り出したりしやがります。…この調子で本当に間に合うんだろうか? そして、ラーメン屋から再び研究室に舞い戻ったら眠気でミス連発モードに入った頭を無理に稼動させて残った作業を進めるのでした。って言うか、この調子で本当に間に合うんだろうか?
2月 16日
・今年度最後の実験大安売り期間、そして伝説へ(ウソ)。日付変更後も実験を続けますが、3時(丑三つ時)頃から「あ…、時間測るの忘れた」とか「…測定値いくらだっけ?」とかのミスが多発して作業効率が格段に悪くなります。う〜ん、何のために眠いのを我慢してまで作業を続けているのでしょうね? 最後には3人揃って作業中に意識をトばしたりするようになったので、キリの良いところまで進んだらチョイと中断して仮眠を取ります。んで、ひとときの休息が終ったら徐々に明るさを増しゆく朝日の中で半覚醒状態の頭のまま作業を続け、昼前になってやっと全作業が完了。ついに11日間に及んだ最大最後の作戦が終了するのでした。いやぁ、データが間に合って良かった、コレで卒論も書けますね。って、ギリギリまで実験してたおかげで、今度は卒論書く時間が残ってなかったりしますが…。
2月 17日
・卒論提出までもう1週間ないから死ぬ気でやるぜ、1日目。しかし、今まで20年以上も人間として生きてきましたが、”論文”なんてモノを書くのは初体験なのでちっともさっぱり作業が進みません(たぶん一般人はみんなそうだと思うのですが)。んなワケで、余裕がないのを熟知してるハズなのにすっかり昼寝してたり、気分転換にゲームやったら延々3時間以上も遊び続けてしまったり…。まぁ、アレです、人間は追い込まれないと限界能力を引き出せないように唯一神に造られたのですから、コレで良いのです(と自己暗示)。「野球は9回裏2アウト2ストライクから」って諺もありますし、ね?
2月 18日
・卒論提出までもう1週間ないから死ぬ気でやるぜ、2日目。昨日はさっぱり作業を進められなかったので「今日こそは…」と思ってたハズなのに、でも、起きたら何故かもうすっかり昼になってました(ダメ人間)。しかし、1日経って精神の調整が済んだところで論文の書き方が解らないのは変わらず、しかたがないので大昔の発表に使ったヤツをベースにしながら今までの全データをテキトーに組み込んで30分で仕上げます。う〜ん、きっとこんなのじゃ全然ダメなんだろうなぁ。でも、まぁイイか(ちっとも良くありません)。
2月 19日
・リンクに”みさみさファンクラブ”を追加、自分で自分のファンクラブを造ってしまうあたりでかなりステキな感じです。まだ完成直後なので今後の発展に期待。
・卒論提出までもう1週間ないから死ぬ気でやるぜ、3日目。「死ぬ気で」とか言いつつかなりテキトーに仕上げた発表用原稿を持って研究所へ。この締め切りギリギリ2日前になって先生がわざわざ発表会の予行演習を催してくださったので、どう控えめに考えても私なんかよりもこの実験に対して造詣が深そうな先生を相手に発表原稿を読み上げます。んで、先生様の感想は…「あぁん? なにそれ? 全然ダメだ、やり直しだな」でした。どうやら先生様と私とでは日本語のバージョンが違うらしく、動詞の位置とか副詞の選び方とかの細かいモノを含めて全体の90%以上を改装するように申し渡されました。…マジですか? 今から発表までもう残り48時間以下ですよ? ってなワケで、今日からは「必死」(もちろん、文字通りの意味で)モードに強制突入するハメに…。ちなみに、卒論発表用の文章をベースに卒論本体も組み立ててたので、こっちがボツったと言う事は本体の方も全壊です。…卒業…できるのか?
2月 20日
・卒論提出までもう1週間ないから死ぬ気でやるぜ、4日目。本当は朝から晩まで明日に控えた発表用の文章を考えていたかったのですが、今日は月末にある先輩の発表四項練習会だったのでそれに引きずられて研究所へ出頭です。 そして、しばらく休んでばっかりだった先輩のダメさ極まった発表を聞きながら「あぁ、やっぱこのヒトって信用してはいけなかったんだな…」などと大変失礼(でも現状を考えると適切)な評価をくだしつつ、自分の発表原稿作業ができないまま時は流れて夕方に。しかたがないので、ひさしぶりに中身の詰まってない頭を全力でオーヴァードライヴさせて、もう発表前夜だってのに不眠不休の作業をするハメになりましたとさ…、やれやれ。
2月 21日
・卒論提出までもう1週間ないから死ぬ気でやるぜ、5日目。発表当日の朝5時になってやっと原稿が完成し「…1時間だけ……」と思って寝たのが間違いだったようで、次に目覚めた瞬間にはもうすでに発表会に開始時刻になってました。ちなみに家から学校まではどれだけ急いでも2時間くらいかかるので遅刻確定。って言うか、自分の発表順番にさえ間に合うかどうかキリキリのタイミングであり、レイクエンジェルに頼んでも救われようのないレベルで大(むしろDie)ピンチです…。んで、まるで私が急ぐのを妨害するかのように「電車の到着が遅れております」とアナウンスと繰り返す電車に乗って、今まで3年以上登校している中でベストタイムだと思える速度で自転車をブッとばして学校へ。酸欠で死にそうになりながら会場に後からこっそり忍び込むと、何故か発表者全員がスーツ姿でやがります。そこで、疑問に思って先輩に聞くと「常識的に考えて、今日は当然スーツでしょ?」とか言われました。マジですか? って言うか、そんな重要事項は先に伝えやがってください…。思わず先輩をその場に正座させて「”常識”の定義とは何か?」ってな講義を延々3時間くらいブチかましたい気分にはなりましたが、今はそんな余計な事をしている余裕もなく、すでに発表順番の終った知り合いからスーツを強奪して、それでやっと自分の発表順番です。ココまでアクシデントが連続すると緊張なんかしてる余裕さえもなくなるモンですねぇ…、原稿に従ってつらつらと説明してたらいつの間にか終ってたのでした。
2月 22日
・卒論提出までもう1週間ないから死ぬ気でやるぜ、最終日。発表は終ったものの、まだ本体が完成してないので終れません…。夜中ずっと作業を続けた果てに最低ラインで完成したら、昨日と同じミスをしないために完全不眠モードでそのまま研究所へ出頭。先生に検閲してもらったらミスが大量に発見されたもののもう直してる時間もないので、後でこっそり差し替えるコトにして全てをそのままに今度は学校へ向かいます。そして、締め切り時間キリキリで(って言うか微妙にアウト)提出したらその様子を見ていた先輩が一言、「あぁ、ソレな、別に表紙以外は白紙でもよかったの知ってる?」とありがたい言葉をくださいました。マジですか? 最初からソレを知ってたらこんな必死でやらなくても済んだのでは? って言うか、そんな重要事項は先に伝えやがってください……。最後の最後に衝撃の新事実を知ったところでついに卒論が(ひとまず)終了です。あぁ、コレでやっと眠れる…。
2月 23日
・何故か研究所の方で我々学生のために宴を設けてくださるそうなので、テキトー極まったまま一応の提出をしてしまった卒論を打ち直したりしながら過ごして、夕方になったら研究所へ出頭します。んで、なんとも豪華な場所でスキヤキ。「これでもう研究所ともサヨナラだし」とか思って気が緩んだからですかね? 普段は研究所で必要事項以外しゃべらないようにしていたのを解除してココでやってるように”普通に”(毒っぷりを発揮して)しゃべったら「…なぁ、君ってそんなキャラだったのか?」とか「人生の先輩をいじめるのはよくないぞ?」とか、イロイロと言われながらも楽しく飲んで食って過ごします。いやぁ、言いたい事を口にするのって楽しいですね。…しかし、調子に乗って少しばかり口が過ぎたようで、そのまま二次会に連行された挙句に先生方に囲まれ3対1で猛反撃を受けてしまいましたとさ。
2月 24日
・やっと卒論が終ったのでひさしぶりの自由行動、ずっと動けなくてイロイロと物資が尽きかけてた事ですし補給のために日本橋へ。ついでに流紀-さくら萌え君も召集していたのですが、途中のゲーセンで「あぁ、まだ時間あるな」とか思って”ウルトラ警備隊”とかやってたらバルタン星人とかキングジョーとかを撃破しまくって快調に進み、そのおかげで合流時間に遅刻しました(バカ)。んで、2人でバカ話をしながら店をまわって、いつの間にか壮絶に安くなっていたRAMを買い足したり、いつの間にかいっぱい出揃ってたマンガを買おうとしたら予算が足りなかったり、いつの間にか店に並んでたMP3プレイヤーを買おうとしたらやっぱり資金が足りなかったり、もしサイフに十分なだけの銭があったら全部使いそうな勢いでした。あぁ、ヤバい、もう1年くらい無収入でそろそろ資金が尽きそうなのに…。
2月 25日
・卒論で動けない間にY'sに頼んでいたモノを回収するため、ヤツの買い物に付き合って昨日と同じく日本橋へ。特に見るべきモノはなかったけれど、昨日来た時は資金不足で手が出せなかったMP3プレイヤーとマンガと生CDを一気に購入して散財します。ちなみに、昨日のメモリと合計すると2日間で約25000程度の出費、もうすっかり無収入っぷりが極まって昔の貯金を切り崩しながら細々と生きている人間には非常にアレな金額だったりします…。まぁ、金に困ったらレイクエンジョエルスが助けてくれるハズなんであんまり心配してませんけど(ウソ)。
2月 26日
・卒論も終って、物資の補給も終って、やっと一段楽したので家でゴロゴロと無為な時間を過ごします。んで、せっかくだから土曜に仕入れた”デルタフォース3(PC)”でもやってみました。いやぁ、昔からこの手の特殊部隊ゲーをやってみたかったんですが期待に違わず良い感じです。主な作戦内容が”テロリストの排除”なので反抗するヤツは片ッ端から射殺(しかもライフルで超長射程から)、木陰に潜むような卑怯ヤローはバズーカで爆殺。まぁ、あんまり調子に乗ってると間違って人質も死亡させちゃったりしますが…。日本のゲームには絶対にない感覚が楽しすぎるのでしばらくコレで遊び続けられそうな勢いです、愉快愉快。
2月 27日
・学校での卒論は一応の終結ですがそれだけではまだ完全に終ってません、ウチの先生が率いる学会モドキで発表してようやく全てが完了するのです。んなワケで、本日はその最終発表の日…ですが、明け方まで”デルタフォース3(PC)”のネット対戦でガイジンさんとスナイプ合戦を繰り広げていたために寝過ごしました…(バカ)。全力で自転車を駆って電車に飛び乗って会場へ、集合時間にはやや遅刻だったものの今日は私じゃなくって先輩が発表するので何の問題もありません。ただイスに座って話を聞いてるだけでどんどん時間が過ぎていきます。って、まぁ、銃撃戦をやりすぎて寝不足が極まってたので発表会の時間中ほとんど寝てましたけどね。んで、終了後は先生に連れられて豪華な食事会へ突入し、好き放題に飲んで食って優しい暴言吐いて。そこでもうすっかり満ち足りたので先生の自慢話を聞かされるばかりの2次会には参加せずに逃げ帰りましたとさ。
2月 28日
・ひさしぶりに休み日。本当は学校へテキトー極まったままな卒論のを改良修正版と差し替えに登校しなければならなかったりしますが、「雨が降ったらお休みで」とカメハメハ大王の歌にも出ているので問答無用で休みです。んで、眠いのでイヌと一緒に昼寝、後はヒマがあったら”デルタフォース3(PC)”でテロリストの脳天をブチ抜いたりして、まさに”浪費”と表するが最もしっくりくるような暮らしっぷりでした。いや、本当はもっとイロイロとやりたい事があったんですけどね、降り続く雨を見てると気力が減衰するので(ただのイイワケ)。まぁ、たまにはこんな日もイイ…かな?