暴れん坊天狗
メルダック
まずはストーリーを
21世紀を目前にした199X年アメリカに
正体不明の凶星が接近していた。
本土に近づくにつれて、
それは邪悪な生命体へと姿を変え、
合衆国の全てを覆い尽くそうとしていた。
生命体(ダークシード)の発する妖気により
人々は皆、亡者と化し、人々は「心」を失っていた。
「心」の残ったわずかの人々は、捕らわれ監視された。
自由を願う人々の祈りが、
海を越えて、平和の守護神、大和の国の天狗のもとにとどいた。
己の霊力によって大天狗の面をつくり出し、
それを自由と平和を奪回するため、
アメリカ本土へ飛ばしたのであった。
待ち受けるのは、
完全にコントロール不能となった軍隊、
ダークシードのエネルギーによって異常発生したモンスターなどが、
次々と襲いかかって来る。
刻一刻と合衆国が征服されてゆく。
極めて困難なこの状況を、「大天狗」は救う事ができるのであろうか。
<マニュアルより>
・理解してもらえましたか? ようするに意味不明です。何故”大天狗の面”なのでしょう? 何か天狗本体が出てはいけない理由でもあるのでしょうか? 全然説明になってません。
次は、ゲームの内容です
ゲームが展開する部隊はアメリカです。
リアルな風景をバックに
次々と画面に現れるもの
(ビル、岩山、建築物、車、武装兵、等)を壊滅させていきます。
ある箇所を破壊すると、助けを求める人が飛び出し、
これを取る(救助する)事で、
マイキャラクター(天狗)のライフゲージを増やし、
加えて特殊な攻撃を駆使して、ステージをクリアしていきます。
<マニュアルより>
・どうやらこのゲームの製作者はアメリカを焦土にしたいらしいです。だって”敵を撃破”程度ではなく、”画面に現れるものを壊滅”ですから。
・実際にプレーしてみると、設定が異常な割には楽しめます。ただし、自機が”天狗の面”でショットが”目玉と唾液”ってのを気にしなければ。各ステージには必ず”触れるといきなり死にかけるモノ”が存在するので難易度は少し高いですが、慣れてくると”1万点ごとのライフ回復”等でなんとか復帰できるようになります。また、壊滅しきれなかった障害物に挟まれると1発即死するので注意が必要です。