ティアリングサーガ
って言うか、まんまエムブレムじゃん… 戦記
Scene 31
・カトリの危機を知らされてサリア村へと駆けつけたホームズ達、詳しい話をクラリスから聞いてついでに国王夫妻の嘆願も聞いたら火の神殿へと向かう事になります。んで、その道中の遭遇戦、道を塞ぐモンスターどもを粉砕しようとしていたら後から懐かしい人物がやってきました。
ジュリア :ホームズ、私も一緒に行かせて。カトリが危ないのに、道具屋で店番なんかしていられないわ!
ホームズ :そうか、すまねえ。今更って気もするが、気持ちはありがたく受け取っておくぜ。
ヒドイですね
いや、まぁ、能力を確認した限りではリグリア砦で道具屋になった時から進歩してないみたいなんでたしかに”今更”感は福岡ドーム2杯分くらいはありますけど、でも、普通はわざわざ遠路はるばる駆けつけてくれた仲間にそんな事は言わないモノです。その後、予想に違わずジュリアの力なんかカケラ程も借りないでモンスターどもを蹴散らしたらさらに火の神殿に向かってさらに進むと今度はジークの率いるガーゼル軍が道を塞ぎます。
ホームズ :なんだ? 奴らは何者だ?
シゲン :あのセンスのない軍装はガーゼル軍に決まっているだろう
そうだったのか、キバヤシ!!
「捨て台詞に芸が無い」とか「軍装にセンスが無い」とか、シゲンってかなりどうでもよさそうなトコにツッコみ入れてくれやがりますね。次々と出てくる増援を生涯無敵流(自称)のゼノで斬ザ斬と処理しながらボスのクセに何も考えないで突進してくるジークと対峙。その時に「何かしゃべるか?」と思ってかつてリュナン軍で一緒に戦ってた事のあるアーキスをぶつけてみたんですが…、運がイイのか悪いのか、ジークの”デビルスピア”がキュピ〜ンと光ってアーキスに直撃、そして大往生。
烈風の アーキス
2度生きて、そして、2度死んだ男
(ちなみに、エステルを口説くのには失敗した)
(しかも妹の姿は2度と見れなかった)
っつーワケで、せっかく3回しかない蘇生回数のうちの1回を使って生き返らせてやったのにスゲぇ簡単に死亡。でも、まぁ、ジュリアと一緒で”今更”感があふれまくってたし、やり直すのも面倒なんでこのまま死んでてもらう事にしましょう(鬼)。その後、ホームズの”ガトリング竜聖&必殺”が発動してアッサリと撃破して捕虜しますが、そこに魔女ッ子の”姉さん”が現れてジークを連れて逃げ帰るのでした。
Scene 32
・さてさて、ジークの率いるガーゼル軍を打ち破ったら今度は神殿前でまたガーゼル軍との交戦開始〜。とりあえずハーピーとかDゾンビとかがウザかったので”破邪の杖”により一掃し、こっちが沼地形に移動力を奪われてるところにボコボコ飛んで来ては魔法をブチかましてくれやがる魔女ッ子部隊とかボスが使う問答無用のMAP全体攻撃魔法に苦労しながらもどうにか神殿に接近します。んで、激戦の末にどうにか撃破&制圧。その後、シゲンからガーゼル軍の実情(ただ洗脳されてるだけで罪はない)を聞かされてチョイとアレな気分になりながらも、やっぱり「邪魔するヤツは指先1つでダウンさ〜」って気持ち(殺られる前に殺る)を固めて神殿の中へと進むのでした。あぁー、死ぬかと思った…。
・しかし、アレですね、MAP全体攻撃魔法って悪鬼のようですね(破邪の杖もそれに近いけど)。アレこそ真の”MAP兵器”でありハイメガランチャーとか光のツバサ(ガンダム最大パワー)の比ではありませんよ? 言い換えるなら死の灰とかベルリンの赤い雨と同じですよ? と、ココまで来てから随分と昔にイベント起こさずに取り逃した(らしい)自軍用全体攻撃魔法の事を考えてスゲぇ後悔するのでした、やれやれ。今の勢いで難度のインフレが続いたらクリアできるかどうか疑問です…。
Scene 33
・激戦を重ねてようやく到達した神殿の中、そこにはやっぱりガーゼル軍があふれてました。んが、これもやっぱり”破邪の杖”(最近はコレに頼りっぱなし…)でザクッと消してから突撃してどうにか撃破。聖剣の刺さった台座を守っていたボスもホームズがガトリング攻撃を叩き込んで死刑、復活してもゼノが斬って死刑。はい、おしまい(超々ダイジェスト版)。そして、クラリスに言われたままにホームズが錆びた聖剣を引き抜くとリングに反応して聖剣の真の姿を取り戻します。
ホームズ :な、なんだよ、これは!?
クラリス :聖剣サリアが蘇ったのです。あなたの勇気と、カトリ様の愛によって……
頭オカシイ人ですか?
勇気はともかく、いきなり”愛”って言われてもねぇ…。でも、まぁ、そんな事を気にしている場合ではないので聖剣を手に「やってやるぜ」(断空我的に)と気持ちを新たに先に進み、古代文字で描かれた壁画の意味をクラリスから聞いて、「足手まといなんだ」と彼女を1人で帰らせ、そして、儀式が進められているハズの邪神の祭壇目指して地下深くへと降りて行きます。
Scene 34
・ホームズが聖剣を手に入れて地下に進んでいた頃、リーヴェの王宮にはセネトの帰還に伴ってイロイロと裏が見えてきました。んなワケで、覚悟を決めたバルカはリーヴェ王宮の守りをジュリアスに任せて父王を成敗しにカナンへ戻ります。そして、今度はリュナン軍。ラゼリアの奪還には成功したものの、まだリーヴェ王宮が帝国の支配下にあるうちは戦争が終らないので王宮奪還に向かって進撃を開始し、途中でエルンスト将軍率いる防衛部隊との交戦開始〜。
結果から先に言いましょう
死ぬ程大変でした
って言うか、死にました
(リベカとレニーが)
砦からは増援が際限なく続くし、目の前の高台にいる砲台部隊は誰も手が届かなくて倒せないし、城の後方から出てくるシューター隊はどんどん増えて城の前に砲台大隊を形成してるし、しかも、リュナンはクラスチェンジしたのに馬に乗れないままだし…(主人公失格)。しかし、サンとかロファールとかラフィンとか、もうすっかりテラーナイトと化していた強騎兵のおかげでどうにか突破(”蜂のように刺しゴキブリのように逃げる”作戦)、スキルを見切ってくれる上に盾の補正でバカみたいな防御力になってるエルンストも大昔に民家でもらって以来ずっと突き殺し続けて百殺のクリティカル率+50な”鉄の槍”で撃破、ついでに戦場にふらふらしていたエストファーネ姫も捕獲して「けだもの!」とか「あんたなんか死ねばいい!!」とか散々に罵られながら後方に送ってクリアです。
・戦闘終了後、セネトからの使者としてヴェーヌが飛んできて和平交渉話とそのためにリーヴェ王宮に進軍するのを待って欲しいと伝えます。…が、「リーヴェ王宮を制圧されたままでは休戦などありえない……」と蹴って、そしていよいよ王宮へと迫ります。
Scene 35
・さて、リーヴェの国土回復闘争もこの王宮で最後です。ジュリアスの率いるカナンの防衛部隊はやけに数が少ないのでババッと突撃してササッと散らして、兵舎から出てきた増援も新兵ばっかだったんでザクッと消えてもらって、ジュリアスの持ってる強そうな槍はNPC増援隊な性根の腐った剣闘士達の命と引き換えにヘシ折ってもらって、さっきの大血戦ぶりとは大きく変わってかなり貧弱になってやがりました。ちなみにココ、ジュリアスが剣闘士退治のために拠点を空けてたんで「もしかして、倒さずに制圧したら仲間になる?」とか期待してみたんですがよくよく勝利条件を見たら”リーダーの撃破”だったんで諦めて総攻撃(スゲぇ残念)、飛行系のクセに”見切り”を持ってやがったので普通に削り倒して成敗です。その後、死体をセオドラに渡したり、根性の腐り果てたリーヴェ貴族が勝手に仕組んだエンテと結婚させて国王に仕立て上げる話をあっさり蹴ったり、非常に身勝手なリーヴェの人間に怒りを覚えながらもどうにか国土回復作戦は成功したのでした。
Scene 36
・ようやくリーヴェ王宮を開放したリュナン達、オイゲンがリュナンに先刻のエンテの行為の真意を説いているとヴェーヌがやってきて和平交渉の話を持ちかけます。場所は…ノルゼリア、かつて双方の父親が同じく和平交渉をしようとして灰燼と消えた街。速攻で用意を整えて進軍、荒れ果てた街中にはモンスターが徘徊してましたがそこらへんはテラーナイト隊に任せてリュナンはセネトの待つ館へ、そこでセネトの率いる有名人方に見守られて2人で和平のための文章に調印します。ちなみに、この文章は策士オイゲンが用意したモノなのでもしかしたらカナン側が滅茶苦茶不利になるような文章が隠されているのかもしれません。しかし、やっと和平合意が成立したかと思ったところにグエンカオスに操られた風竜が登場、ついでにどこに隠れていたのかガーゼル軍もワラワラと現れて一気に危機的状況に。すると、エンテがかつてこの街を破滅させた水竜に再び転じて今度はリュナン達を守るために戦ってくれ、”廃墟で戦う2匹の巨大な竜”と言うなんだかとっても特撮映画(円谷)的な展開です。んで、竜同士の戦いに巻き込まれるのを避けて防戦ばっかしてるうちに敵軍の祈祷師がすごい勢いでモンスターを召喚しまくってくれたので一時はどうなる事かと思いましたが、しばらくしたら昔と同じくセネトが飛び出してってネイファを説得。しかし、今や完全にグエンカオスに支配されているネイファはリングだけを兄様に渡して連れ去られるのでした。
・ちなみにセネト軍にいるシルヴァはサンの母親ですが異様に若く見えます。子供の年齢から逆算してどう控えめに見ても30歳は越えてるハズなんですけどねぇ…。
Scene 37〜40
スゲぇ辛かったんで以下略
(手抜き)
…では非常にアレなんで各所のポイントをダイジェスト版で(MAP攻略に要する時間の増大に相反して書く事がどんどんなくなってるんだよなぁ…)。
MAP37 :最初にMAPを見た瞬間にカギが必要だと判明したので速攻でリセットして店で買ってくる。んで、侵攻開始〜。…が、カギを持ってるハズなのに何故か使えない。よく見てみると、街で売ってたのは”扉のカギ”であって”橋のカギ”じゃなかった…、あべし。それと、このMAPはDゾンビが15体も配備されてやがったので真剣に”破邪の杖”が欲しいと思った………(もしくはエンジェルの呪文)。
MAP38 :とりあえず”破邪の杖”。おわり(ウソ)。扉を開けられるのがホームズしかいないので進軍スピードが異様に悪くなったところにボコボコと魔法を叩き込まれるので困った。まぁ、温存してた”ロングボウ”でバリバリ撃ち返したからまだマシだったけど…。
MAP39 :MAP38のリュナン隊バージョン。基本的に同じだけど「”破邪の杖”が使えない」と言うただその1点で絶望的に難度が違う…、ひでぶ。まぁ、扉に関しては最初に間違って大量講習してきたカギが大活躍だったのが唯一の救い。
MAP40 :ラスト。いきなり全員が鉄格子の中にいる上に「外からじゃないと開けられない」とか言われてビビったが、とりあえず某外伝にあった”後続部隊の到着が遅れると先行していた味方が勝手にダメージ食らって死にかけた状態でMAPスタート”とか言う鬼のようなシステムはなくなってたようなのが唯一の救い。でも、鉄格子に囲まれてて動けないのに魔女がワープして撃ち込んできた。さらに、ド根性でボスを倒したのに復活された…。しかも、そのおかげで時間かかりすぎて”ブラックレイン”で殲滅食らった……。その後、かなり死にそうな気分でもう1度やり直し”4人で囲んで叩き切ればOK”と言う事に気付いてどうにか邪神を滅ぼしたのはその1時間後だったと言います(伝聞形)。
んで、感動のエンディング。でも全部文章にすると長いので要約します。
愛
おしまい
感想
はい、終わり終わり〜。いやぁ、前半は微妙にヌルかったんで「コレ、本当にエムブレムですか?」とかナメた発言したりしてましたがやっぱり違いましたね、終盤の某ドラゴンボール的な強さのインフレにも劣らないような難度の超々加速っぷりには驚かされました。っつーか、あの調子だと途中で完全に詰んで、それまでに費やした時間を思って泣きたい気持ちで最初ッからやり直してる人が日本中にいるハズ…。とりあえず、ホームズ編とリュナン編で絶望的に難度が違うのは勘弁してください。それと、戦闘アニメのパターンがSFCの頃よりもヘボくなってるのは勘弁してください(特に騎士系の”ドット避け”としか表現しようのないアレ)。あいかわらず職業選択の自由もなかったしなぁ…。どうせ某外伝寄りにするなら転職無限ループで最強極まってた”村人”も復活させて欲しかったモノです。
それにしても、昔よりも全体的に”スキル”が安っぽくなってるような気が…。そこらへんの普通にやってたら全然使わなさそうなキャラでも育てたら確実に3つくらいは覚えるし、そうじゃなくても青民家で大量に教えてくれるし、しかも”突撃”は通常コマンドになってるし。あんなモンを任意発動にしたらバランス崩れるに決まってるじゃないですか(遠距離で反撃ナシのまま6回攻撃、とか特に)。”見切り”も必殺攻撃までは防げなくなってるしねぇ…。って言うか、100殺星付きヴンダーの必殺率90%ってフザケた数字は何ですか? いや、スゴい確率で即死させてくれるから戦力的には大歓迎なんですけど、でも、それってエムブレム的にはどうなんでしょう? そんなワケで、キャラデータに10個以上スキルがズラズラと並びまくってるのを見たりすると「某聖戦の時のようにもっと希少価値があった方がイイんじゃないかなぁ?」とか思ったりのです。
って、まぁ、文句ばっかり言ってますけどちゃんと楽しんでましたからね? 私は楽しいと思えないゲームをわざわざ最後までクリアする程にヒマじゃないです。でも、とりあえず「わざわざPSで出さなきゃならない程の進化はしてなかったなぁ」と。それが私の感想です。それと、私の中ではこのシナリオ書いた人は”帝国に恨みがあって、反乱軍に参加した事があって、聖剣で暗黒竜を滅ぼした事があって、それでいて愛の伝道者”と言うスゲぇ勝手な人物像が出来上がってるんですが、どうでしょう? だって毎回毎回同じようなシナリオだからなぁ…、きっと心の奥底にトラウマか無意識的に作用している何かがあるに違いありません(勝手な想像)。
ちなみに、今作では以前と比べて無駄に女性キャラの胸がデカくなってたような気がするんですが…コレって何かの陰謀ですか?
あぁ、それと、”島大陸”って結局なんだったんですか?