クイナといっしょ
・さて、DISC1が無事に終わったものの、途中で先を急いだのである人物の事をすっかり忘れてました。そう、クイナです。あまつさえ主人公群の一員だと言うのに、DISC1ラストのムービーにカケラほどにもその姿を発見できなかったので完全に忘れてました。んなワケで、彼がいるとどうなるのかを、手元にあった途中のデータから検証してみましょう。
ExtraStep 1
・リンドブルム出発直後からリスタート、まっすぐ北上してク族の沼に向かいます。沼地を進むと、今までに説明役として登場していたモグタローとモグジローの姿を発見しました。
ここでやってたのか!
衝撃の新事実です。しかし、今はもう何も聞くべき事は残っていないのであっさりと通過、さらに奥へと進みます。そして、ついにク族の姿を発見!
ク族 :ハラへったアルね……
誰ですか、このエセ中国人は?
そして、近くにいたカエルを捕まえてから再び話しかけると、
ク族 :カ、カエル持ってるアルね!
ジタン :あ、あんた誰だよ?
ク族 :ワタシ、アルか……
で名前決定画面へ移行、そこには”クイナ”の文字がありました。
コイツか、コイツなのかッ!
あぁ、もう、コック帽子に舌が出っぱなしだけでも十分にアレな感じだったのに、その上さらにエセ中国人なキャラだったとは…、かなり衝撃的です。
ジタン :クイナ、このカエルが欲しいのか?
クイナ :欲しいアルよ 欲しいあるよ
ジタン :……じゃあやるよ
クイナ :もらったアルよ! 返さないアルよ
って言うか、いらねぇ!
人間様はカエルなんぞ食わんのですよ、ネズミのフライヤさんなら食べるかもしれませんが。んな会話をしていると、奥からさらに別のク族が出てきました。
クエール :クイナよ、カエルを人からもらうようではおまえもまだまだアルな
オマエもエセ中国人なのかッ!
どうやら”〜アル”はク族の基本らしいですねぇ…。クエールに案内されて沼の奥にある小屋に移動します。
クエール :クイナよ、ここのカエルばかり捕まえていては食の道を極めるのは難しいアルよ
クイナ :でもクエール師匠、ここのカエルは最高あるね。 どこに行っても、ここ以上のカエルなんか見たことないアルよ
クエール :アイヤ〜 ここのカエルだけで満足してるとはまだまだおまえの食の道は遠いアルね
って言うか、カエルで”食”を語るな!
しかも、「アイヤ〜」とか言っちゃったし…、これでエセ中国人決定ですね。この後、外の世界に出てもっとイロイロなもの(含むカエル)を食べるようにクイナを諭すクエール師匠。
クエール :旅の方、このクイナにも、いろんな世界の食を見せて欲しいアルね
ジタン :コイツを一緒に連れてけってのか?
いや、今は勘弁してくれ
って、しまった! 今回は仲間にするのが目的だった……。話を蹴って小屋を出るジタン達ですが、
ビビ :……
ジタン :ビビ、どうしたんだよ?
ビビ :うん…… あのおじちゃん、ボクのおじいちゃんにそっくりなんだ
なぬー!
…”おじいちゃん”って普通の人間じゃなかったの? ビビは気になってしかたないらしく、それを聞くために小屋の中へと戻ります。
ビビ :あの……クワンっておじいちゃん、知ってる?
クエール :!! ……あんなヘンクツジジイなんか知らないアルな
オマエ、知ってるだろ?
しかし、あくまで「知らない」と言い張るクエールにそれ以上は聞けず、諦めて小屋を後にするのでした。そして、今度こそ覚悟を決めてさっきの場所へ、ついにクイナを仲間にします。初期装備を確認してみると武器の欄にフォークがただ1つあるだけ、食器1つで旅に出た裸の大将でやがったので、とりあえずテキトーに残り物の防具を取り付けてギザマルークの洞窟へと向かいました。
・さて、やっとの事でクイナを連れてやってきたギザマルークの洞窟、魔道士人形に”たべる”を使用します。
クイナ :食べられそうにないアルよ!
なぬー!
何でも食べられるんじゃないんですか? まぁ、目の前で同属を食われたりしたら、ビビが恐怖で暴走しそうですけどね。魔道士人形を食べるのは諦めて、今度はザコ戦で試してみました。
クイナ :もっと弱らせないと食べられないアルよ!
なんだか”たべる”ってかなり役に立たないような気がしてきました……。っと、気を取り直して奥へ、いよいよギザマルーク様との戦闘に突入します。いつもの体制で応戦しつつ、適度に弱ったところで”たべる”発動!
クイナ :食べられそうにないアルよ!
コイツもか、コイツもなのかッ!
何だったら食べられるんだよ…。はあぁ、クイナがS2機関搭載型に進化する日はまだまだ遠いようですね。ちっとも敵を食べてくれない哀しみを怒りに変えて勝利、洞窟を抜けてブルメシアへと急ぎます。ちなみに、この洞窟の間にクイナは1回もしゃべってません。
オマエ、本当に主人公なのか?
とっても疑問になってきました。
・面倒なのでガーネット&スタイナーの関所破り編は省略、ブルメシア領に侵入したジタン達の話を続けます。王都を目指しての北上中に近所にあった北ゲートに立ち寄りました。
フライヤ :風で運ばれてくる焼けた臭い……そして血の臭い!
クイナ :花はいいにおいアル いいにおいをかぐアル!!
フライヤ :……あのクイナと申す者の自然な在りよう 見習うべきかもしれぬ
ジタン :アイツの場合、深く受け取らないほうがいいと思うけどなぁ
クイナ :ジタン、この花 けっこういい味するアル!!
って、食うなー!
ジタン :な?
フライヤ :いや、うらやましい限りじゃ
う〜ん、そんなにフライヤも花が食べたかったのでしょうか? 無駄話はここまでにして先を急ぎます。
・雨の中を駆け抜けてやっとブルメシアに到着、民家で拾ったホーリーベルで扉を開けて王宮へと急ぎます。
フライヤ :ビビよ…… おぬし怖くはないのか?
ビビ :う〜〜〜〜〜ん。 だけどボクは……ボクがどんな人間なのかを知りたいんだ。 もしかしたら……人間じゃないのかもしれないけれど……
といつものヤツが発動…ですが、
クイナ :何を言ってるアルね? どこからどうみても人間の子供にみえるアルね!
それは”人間の子供”に失礼です
かなり素晴らしい視力をお持ちのようですねぇ…。もしかして、クワンがビビを育てたのもこのせいなんでしょうか? さらにすすんで王宮への扉の前へ、フライヤがあっさりと飛び去ったのを追って残りの3人も中に入ろうとします。
ジタン :いいや、どっかからスキマを見つけて入って来いよ!
クイナ :きっと王宮の中には食べ物がいっぱいあるにちがいないアルね、かならず後から行くアルね!!
食料を荒らすのはいい
道端の花を食うのもいい
でも
ブルメシア兵は食うなよ?
悪人どもの会話を盗み聞き、ベアトリクス将軍の前口上を聞く間に後ろからビビとクイナが現れたら戦闘に突入です。とりあえず”たべる”発動!
クイナ :食べられそうにないアルよ!
やっぱりね…。今回は防戦に徹して時間切れ、”ストックブレイク”を食らって強制終了させられます。そして、DISC1最後のムービー開始です
…って、あれ? 前と同じヤツですか?
クイナの姿がどこにもない事を含めて、仲間にしてなかった時のムービーと完全に同じものでやがります。コイツって本当に主人公の一員なんでしょうか? ものスゴく疑問です。クイナの姿はどこにも発見できませんでしたが、でも、その代りにある事に気が付きました。
フライヤさん、指が4本しかない…
妙な部分で生物学的に忠実ですねぇ、さすがネズミ! って言うか、だったら最初ッから2足歩行させるなよ…。
・う〜ん、いなくてもほとんど変化無いですね。イベントでのセリフもほとんど無かったし、”たべる”は使い難いし、かなりダメっぽい気が…。他の3人経験値配分量も下がるんでDISC1の間は無理に仲間にしなくてもイイかもしれません。