テイルズ オブ エターニア プレイ日記
Step 4
Jungle Jungle
・エッグベアの襲撃を受けたりもしながら望郷の洞窟を突破、目指すはキールの恩師でありメルニクス語に精通しているマゼット博士の住むモルルの村です。洞窟から草原を抜けたらもルルの村、そこは水溜りの中に巨大樹があると言う不思議な情景の場所でした。んで、その大樹を登って村の中へ、すると店の中で王都に向かったハズのカトリーヌを発見します。どうやら老人に孫(シモーヌ)と勘違いされて足止めを食っているみたいですね、2人の間にファラ介入してカトリーヌが先へ進める話をまとめました。
カトリーヌ :ありがとうございます。 このままずっと シモーヌでいるところでした
…アホですか?
老人の感情に配慮してそうなってるんでしょうが、さすがにそのレベルになると優しいって言うか”超弱気”のような気がしますね。王都へ向かって走り出したカトリーヌを見送ったらさらに樹を登って、その先に居を構えるマゼット博士のもとへ向かいます。んで、博士にメルディの事についてイロイロと相談すると、
マゼット :なるほど… 自称セレスティア人ですか
キール :もちろん、こいつの言葉を そのまま信じているワケじゃないんです。 色々な質問をするためにも、 なんとか会話できないないものかと…
<席を立って棚で探し物をするマゼット>
マゼット :みなさんに これを差し上げましょう
そう言ってリッド達に棚から出してきた何かを渡してくれます。
…ホンヤクコンニャク?
翻訳用の便利道具と言えば昔から相場が決まってますから、きっと青くて丸くてタヌキ呼ばわりされると怒るロボが腹袋に隠し持ってるアレなんでしょう(妄想)。ってアホな話は置いといて、博士が渡してくれたモノは晶霊達と意思疎通をする時に使われる”オージェのピアス”でした。メルニクス語は晶霊達の言語でもあるので、メルディの言語を理解するのにも流用しようと言う魂胆です。でも、いくら道具の力を借りたところで言葉の壁を越えるにはできないらしく、あいかわらずメルディが何を言ってるのかはサッパリ解りません。そうしているうちにメルディがいきなり部屋中を走り回って、何かを言ってから外に飛び出して行ってしまいます。んで、リッド達も後を追って外へ、村人の話を聞いてメルディが向かったモルル村の奥地へと足を踏み入れます。
・いきなり走り出したメルディを追って村の奥地へ。村が樹の上にあるだけでかなり謎なのに、それに加えてさらに植物が生い茂る奥地が存在するなんてビックリです。んで、クモとかハチとかイモムシとか道を塞ぐ蟲を殺傷しながら進むと怪物と対峙するメルディ、その後ろに隠れるクィッキーが見えました。どうやら今回のの突発行動は行方不明になっていたクィッキーを探すためだったみたいですね。やっと追いついたリッド達が乱入して戦闘開始、かなり苦戦はしたものの魔法と気功術の援護もあってどうにか勝ちました。怪物は退治した、メルディも無事、クィッキーも戻った、万事OKって展開ではありますがキールはそう言うワケにもいかず、危険な単独行動をしたメルディを叱り飛ばします。それに対してメルディは「ごめんな…」と予想外に素直に謝りました。…って、あれ? 言葉が通じてますよ? 真剣に心配したから”心の波長”が早く適応したのでしょうか、ピアスの効果でいきなり意思疎通ができるようになってますね。マゼット邸に戻る途中のキャンプ、イロイロとメルディから今まで聞いても理解できなかった話をまた聞かせてもらいます。メルディはセレスティアとインフェリアが衝突する”グランドフォール”を止めるため、インフェリアにいる大晶霊達の協力を求めてやってきたんだとか。う〜ん、何だか平穏な暮らしを望んだリッドの意思に反してどんどん話が大きくなってる気がしますねぇ…。大事件に関わってしまった事に喜ぶファラと新しい研究対象を見つけたキール、さらに、その2人に引きずられてもうすっかり村へは帰れなくなってしまったリッド。3人は引き続いてメルディに同行する事になり、大晶霊の居場所をマゼット博士に聞きに戻ります。メルディから聞き出した内容を博士に伝えると、水の大晶霊の場所を教えてくれた上に世界地図まで渡してくれました。んで、つにでにファラには”解毒功”も伝授してくれる博士。あぁ、これでやっと闇鍋食って全員が毒になっても直せるようになりましたよ。最初に会ってからずっとお世話になりっぱなしで、本当に博士には感謝するしかありませんな。
・マゼット博士に教えられた水の大晶霊の居場所を目指して侵攻、モンスターを蹴散らしながら森の中を河沿いに進むと目的地に到着しました。緑と水のあふれる中を進むと水の大晶霊ウンディーネが登場、「覚悟を決めたら奥まで来なさい」と言い残して消えます。どうやら、下等な人間ごときが大晶霊様の協力を仰ぐためには拳で語らないとダメみたいですねぇ。覚悟も何もここで止まったら話が終わってしまうので、迷わずにそのまま進んで「手加減は…いたしませんよ」と言うウンディーネと対決します。まぁ、アレです、このゲームのシステムだと魔法や技は発動動作中に攻撃を当てればキャンセルがかかって潰せるので大丈夫です。それに、いくらボスであっても1体を4人で狩る私刑型戦闘ですからきっと苦労はしないコトでしょう。…って、あれ? 何回殴ってもキャンセルが効きやがりませんよ?
スーパーアーマーですか?
(むしろハイパーアーマーです)
きっと、「俺は赤きサイクロン」とか」言ったり、ウォッカ飲んで火ィ出したりするのでしょう(モーソー)。 って言うか、戦闘のルールくらい敵と味方で統一しておいてください…。いくら攻撃しても”洗礼の矛槍”を止められずに後衛のキールとメルディが先にリタイア、そして魔法の援護が途絶えたところで今度は逃げながら戦っていたファラとリッドもやられて全滅です。まぁ、”覚悟”はしてたけど、まさかここまで一方的に技を発動されてしまうとはねぇ…。キャンセル不可の上に貫通攻撃なんで、自分で操作しているリッドはともかく回避運動をしない他の3人がザクザク殺られやがります。その後、さっき拾った”チンクエデア”が属性効果が全く効いてなかった事実に気が付いたりしがならさらに何回か全滅。20回以上にも及ぶ再挑戦の最後に、”洗礼の矛槍”の発動前にダッシュで裏に回って攻撃、ってな戦法でどうにかリッドだけが生き残って勝ちました。う〜ん、やっぱりこのテイルズシリーズの戦闘をまだ十分には把握できてないみたいですね…。撃破後、ウンディーネはリッド達の力を認めて簡単にクレーメルケイジに入ってくれました(他の大晶霊の居場所は教えてくれなかったケド…)。んで、このエリアから撤退する途中で虚弱体質のキールのためにチョイとキャンプを、その中で自分達の手に余るこの事件をインフェリア王に報告しに王都へと向かう事になるのでした。
・王都へ向かうため、河を少し戻って途中にあったいざないの密林へ。
リッド :ちょ、ちょっと不気味だな
キール :王都インフェリアへ行くには この密林を通るしかないんだ
一応は海路もあるようですが、エラい人専用で平民には使えないんだとか。…ってコトは、
カトリーヌも通った?
しかも、リッド達と違ってたった1人で? まぁ、このゲームの展開から考えるに中で屍になってる可能性はゼロですけど、もし1人で突破できてたら学士よりも冒険者になった方が良いかもしれませんな。石像をあっちに向けたりこっちに向けたりしながら霧に霞む密林の中を進みます。途中、通路上に死神のようなモノが道に漂ってて、何も考えずに進んでたら接触しまくりました。んで、ザコとエンカウント。…って、あれ?
何でHPが100とかまで減ってますかッ?
発見が遅れた(開始2秒で2人殺られてから気付いた)うえに、「この密林に入る前はMaxの9割くらい残ってたハズなのになぁ?」とか余計な事を考えてたらアッサリ全滅。どうやら死神には触れない方がイイみたいですね…。気を取り直して、今度は切り込むようなダッシュで間を通り抜けます。そうするうちに、石像の向きが全て正位置になったら新たな道が開いて、それに気が付いたクィッキーの誘導で密林の中を流れる河に到着します。そして、いつものようにキールの提案でキャンプとなりました。焚き火を囲んで今後の事を考えるリッド達、大晶霊を集めた後はセレスティアに戻ると言うメルディですが、空を越える乗り物はすでに大破してしまったので今のところは戻る手立てが無さそうですね。さて、十分に休息を取ったらさらに奥へと向かって出発します。
メルディ :風が悪くなったよ…
キール :この密林は死後に行き場を 失った魂が集う場所だ。 気を抜くと、生身の体を 欲しがる亡霊達に 体力を奪われてしまうぞ
…ソレを先に言っててください
やっぱり先刻の全滅は亡霊との接触でHPを大量に奪われてたせいでしたか…。事前の説明らしきモノが全く無いなんて、かなりステキなゲームですねぇ。その後、石像の前に倒れている冒険者(カトリーヌにあらず)を発見し、テキトーにさまよいながら通路上にいた高速で突っ込んでくる敵を全部倒したら密林を突破できました。
Step 5
王立宇宙軍
・亡霊を振り切って密林を抜けたら平原を進んで王都インフェリアへ。「もしかしたら、この世界って単一国家が統一してるのか?」などと余計な疑問を抱きつつ(世界と国と王都の名前が全部”インフェリア”だから)、この世界の一大事を早く王へと報告するために街へ入ります。んで、王都のすごさにメルディがうかれていると、その変な動きに周囲から人が集まってきます。それを見たキールは、
キール :メルディ。 ここからは、突拍子もない動き、 変な踊り、奇声、すべて禁止だ
ヒドいですね
まぁ、今までの行動から考えると全部本当の事なんですが。渋るメルディを説得してどうにか静かにさせたら王に会うために城門へ、番兵に世界の危機を訴えるキールですがちっとも相手にしてもらえずに追い返されます。しかし、この程度で諦めるワケにはいかないので、今度はすぐ隣にあった王立天文台へ。仮にも国家の最高研究施設なんですから、何も解らない番兵と違って話くらいは聞いてくれるでしょう。ってワケで、サッと中に入って偉い人の居そうな上の階を目指します。
リッド :勝手に入って大丈夫か?
ファラ :だいじょうぶじゃなかったら 誰かが注意してくれるでしょ
さすがはファラ、すごく前向きな発言です。って言うか、ただの不法侵入のような気がしないでもないですが…。さらに進んで立ち入り禁止区域にまで侵入すると、さすがに奥から研究員が出てきて止められました。んで、さっきの番兵よりは話を聞いてくれそうな研究員に世界の危機を訴えるキールですがやっぱりダメ、せっかく渡した世界崩壊についての論文も読まれる事無く投げ捨てられます。そして、衛兵を呼ばれそうになったのでその前に撤退。う〜ん、このままだと王に世界の異変を知らせる前に異端者として死刑にされそうな感じですね。しかし、そんな事は考えていないのかキールは次の手を打つためにセイファート教会へ、日頃から空を見ているこの集団になら世界の異変を理解してくれるハズ。教会へ入ってその場にいた大司教ガルヴァーニに世界の危機を訴えます…が、
ガルヴァーニ :この… おおたわけが! セイファート様再臨の吉兆 黒体をそのような厄災に見立てるとは、 なんたる不届き者!
リッド :げ…黒体って めでたいのかよ?
キール :…こういうことか。 大学でぼくの理論が、 相手にされなかったのは…
学問と宗教がまだはっきりと分かれていない不完全な社会、だから信仰に反する理論は受け入れられずにキールは休学処分にされていたのですね。慌てて逃げ出すリッド達ですが教会を出たところでやってきた衛兵に取り囲まれ、世界の破滅を吹聴する異端者として死刑の宣告を受けます。リッドは衛兵に向かって剣を抜きます(あいかわらず装備は剣じゃないんですケド…)が、死刑執行の前になら王と直接話すチャンスがあると見たキールがそれを止めて、全員でおとなしく投獄処分を受けるのでした。
・街中で世界の破滅(ホントの事)を説いて回ったため、衛兵に捕らえられ死刑に処されようとしているリッド達。キールは死刑執行のその瞬間に王へ直訴しようと考えますが…見事に失敗、最後まで深い穴牢の底に置かれたままで王に直接訴えるどころか声さえも届きません。んで処刑開始、穴の中へ大量の水が流し込まれます。
まぁ、こんな所で死ぬワケないんですが
いや、ここでいきなり全滅してキャラ入れ替えってのも海外RPG風味で斬新ですけどね。キールが慌てふためくのを傍観しているとやはり救済処置発動、ファラが排水用のバルブを発見しました。リッドが潜ってどうにか開けようとしますが…完全に水中での行動で力が入らずに失敗です。
リッド :どうしたって開かねえよ!
<周囲を見てキールとメルディがいないのに気付く>
リッド :あれ? キールとメルディは?
ファラ :うん…一足先に、 行っちゃった…
リッド :行ったって、まさか?
天国ですか?
(いいえ、地獄です)
ファラが言うには上からロープが降りてきて2人はソレで先に脱出したんだとか、よく見ると壁には脱出用のアイテムが確かにあります。そして、それを聞いたリッドは自分の努力が無駄だった事を知って沈みゆくのでした…、合掌。
・水責めで死ぬかと思ったらキールの論文を読んだ王立天文台長ゾシモスが助けてくれて一安心。どうやら本当に両世界間の距離は縮まっているようで、有能なキールはその観測の手伝いに借り出され、無能なリッド達は用件が済むまで王城の客室で待たされます。豪華な客室のベッドに喜ぶファラとメルディ、これで王への報告は終わりましたがまだメルディをセレスティアに戻す方法が解りません。んなワケで、大晶霊の収集はともかくとして今度はセレスティアへの帰還方法を探す事になります。そうしているうちに一夜明けて翌日、王からの重大発表会に特別参加許可が出ているらしいので、ヒマそうなお姫様の相手を少しだけしてから会場へ。途中には、花と会話してるヒトとか、より良い死刑方法を考えてるヒトとか、もしかしたらこの国ってかなり腐ってるのかもしれません。んで、広間に到着すると王様のありがたいお話が始まります。まずは世界の危機を伝える王、続いてゾシモスがその原因を説明しますが…、
ゾシモス :原因は… セレスティア人たちの謀略と みなされている!!
インフェリア王 :余はここに、セレスティアの 理不尽な破壊行動に対しての 徹底抗戦を誓う。 …みなの者、戦争だ!!
戦争はともかくとしてどうやってセレスティアへ入るのかと思ったら、”光の橋”ってので両界が繋がっていてそこから侵攻できるんだとか。う〜ん、メルディをセレスティアに返す方法がついでに解りましたね(まだ詳細は謎だけど)。そんな感じで「国民よ、立てよ国民よ!」とでも言いたそうな王の発表会は終りますが、キールはその発表に不満のようです。
キール :…信じられない。 ゾシモス台長! これはどういうことなんですか? グランドフォールを人為的に 引き起こすなんて不可能だと、 昨日、おっしゃっていたでは ないですか!
ゾシモス :キール、おまえなら いずれ立派な学者になることもできよう。 学問もまた王国に準じるということを 理解すればな…
王の望む答えのために理論を曲げた、ってトコでしょうかね? やはり、この不完全な社会において純粋な学者でいる事は難しいみたいです。発表の終了と共に城から追い出されたものの、インフェリア内を航行している船の乗船パスをもらえました。とりあえず、グランドフォールをセレスティアのせいにした王国の助力は望めません。早く村へ帰りたそうなリッドはさておき、また自分達の力で大晶霊を探す事になります。まぁ、せっかく船に乗れるようになので王都を離れてどこか違う街で情報収集してみましょう。んなワケで港へ、キールは模型好きな事が判明したり、そんなキールは12年前にリッドが自分の模型を壊した事をまだ根に持ってたり、ワンダーシェフがあいかわらず唐突に登場してさかななべ(そのまんますぎる名前)を習ったり。んで、ちょうど商業の町バロールへの船があったのでそれに乗る事にします…が、何故かキールは王都に残るとか言い出しやがりました。才能が認められて王立天文台から声がかかったんだとか。王立天文台で働く事が昔からの夢だったキールに同行を無理強いするワケにもいかないので快く見送ってキールはリタイア、ここから先は3人だけの旅になります。ちなみに、親切なキールは別れ際に装備していたモノを全て脱いで行ってくれました。まぁ、そのうち戻ってくるだろうから売らずに保管しておきますけどね。そして、リッド達3人が乗った船はバロールへ向かって出発するのでした。
Step 6
疾風のように
・新しい大晶霊の情報を求めて王都を脱出、船に乗って商業の町バロールへとやってきました。活気のある町並みに目移りしながら歩いていると、いきなり目の前に子供が大勢の大人に取り囲まれている光景が展開されます。それを見たファラは子供がいじめられてるとと思って乱入し1人を殴り倒しますが…、その子供が実は窃盗常習犯で、殴り倒した相手はいつも被害にあってる店のオヤジで、その結果としてせっかく捕まえていた子供に逃げられてしまって、状況をよく把握しないまま割り込んだために困った事になってしまいました。そして、子供に逃げられた代償として店で働かされそうになっていると謎の男が颯爽と登場し、謎の商法知識でもって微妙に法を無視していたオヤジを逆にやり込めてどうにかこの騒動が終ります。
ファラ :あ、あの、ありがとうございました! わたし、ファラと言います。 何かお礼させてください!
男 :私の名は…レイス。 久しぶりに楽しいバカ騒ぎだったよ。 礼を言いたいのは私の方だ
…それって誉めてますか?
ついでに、この瞬間にファラが”むてっぽう”の称号を勝手に得たので、このなんともピッタリな称号に速攻で付け替えてあげました。…って、余計な事はさておき話を進めましょう、リッド達はレイスへのお礼として酒場で食事会を開きます。ファラの無鉄砲ぶりをレイスが哀れんだり、過去の無鉄砲場面をリッドが披露したり、レイスが商人だと判明したり。そんな話の中でレイスが風晶霊の空洞と言う場所がある事を教えてくれました。あまりにそのまんまな名前に飛びつくリッド達。レイスにその場所までの案内を頼みますが…さすがに商人だけあって簡単には案内してもらえません、代償として5万ガルドもの大金を要求されてしまいます。ここで一応は”払う-払わない”の選択肢が出ますが、現在の手持ちが5000ガルドくらいしかないのでどう考えたって払えません。ってワケで、払わないと答えてしまいますがそこはご都合主義が発動、レイスも「ちょうど、もう1度探索に向かうところだった」と特別にタダで案内してくれる事になりました。何か用事があるらしきレイスは合流ポイントを宿屋の前に指定して一時離脱、リッド達も出発に備えて装備や回復薬を整えたりしてから宿屋の前へ。レイスの姿を発見したメルディが抱きつくとリッドの時と同じように謎の光が出ました。今のところはコレが何なのかまだ解りませんが、おそらく後半で何かに絡んでくるハズなので気にしない事にしましょう。いや、このまま何の説明も無く終ったらそれはソレで斬新ですけどね。レイスと合流したら風晶霊の空洞へ…と言いたい気分ですが、宿屋の隣にまだ入った事の無い店があったので先にそっちへ寄ってみます。すると、店内には見覚えのあるような気のする人物が…。
ファラ :カトリーヌ!? あなた 王都に行ったんじゃ…
カトリーヌ :え、えっと、あの はい…王都に着いた つもりだったんですけど
どうやら、王都に向かってモルルを出発したのに何故かバロールに着いてしまった様子。とりえずはいざないの密林を1人で踏破したのではなさそうなので一安心です。
って、こっちの方がスゴいのでは?
モルルからバロールって陸路で繋がってなかったような気が…。ただの学士ごときが船に乗れるワケないし、そもそも乗れるんだったらミンツから船で王都に向かってるハズだし。う〜ん、あいかわらず謎満載の娘さんですね。
カトリーヌ :でも、だいじょうぶです! ここで世界地図を暗記させてもらいましたから。 今度こそ、王都インフェリアに …ピエールのもとにたどり着いてみせます!!
<そう言って店を飛び出すカトリーヌ>
リッド :ほんとに だいじょうぶかよ?
ファラ :世界地図をまるまる 覚えたんでしょ? イケる、イケる!
店員 :…あの。 この地図は バロールの町案内図 なんですが…
あの娘って本当に大学の学士なんでしょうか? って言うか、早くしないとピエールの論文発表に資料が間に合わないような気が…。まぁ、そんな事を気にしてても意味が無いので、気を取り直してリッド達は風晶霊の空洞へと向かいます。
・バロールの町から河を渡って平地を歩いて山の中にある風晶霊の空洞に到着します。大晶霊の姿を求めて中に入ると…何故かそこにはインフェリア兵の姿が。どうやらここは王国が管理する直轄領のようです。このままでは先に進めません、夜を待って不意打ちでもブチかますのかと思っていたらレイスが番兵をアッサリと説得して何事も無く中に入れました。う〜ん、コイツって本当にただのツボ商人なんでしょうか? ちなみに、リッドの技は漢字ばっかり(魔神剣、雷神剣、虎破斬)ですが、彼の技もまた秋沙雨とか風雷神剣とか爪竜連牙斬とか漢字ばっかりでやがります。
開発者は元暴走族ですか?
大昔の某ゲームに”戦国卍丸”ってヒドい名前のキャラもいたけど、今回の名前はファンタジー世界でやってる分だけそれより激しいような気が…。でも、まぁ、十分に強いのでそんな些細な事は気にしないでおきます。んで、テキトーに敵を蹴散らしながら進むものの何回挑戦しても大風の吹き荒れる場所が渡れません、終いには何度となくループを繰り返すうちに戦闘疲労&カマイタチのダメージで全滅したりする始末。そう言えば、いざないの密林の時もこんな感じで全滅してたっけなぁ…。全滅食らったうえにどうやったら風に流されずに先に進めるのかサッパリ解らなくてやる気が急降下、でも、とりあえず諦める前にもう少しだけ周辺を調べなおしてみましょう。フと大風ゾーンにあった岩を調べてみると…レイスが渡り用のロープを張るイベントが起きやがります。
…ノーヒントは勘弁してください
フツーの岩ですよ? 別に色が変わってたりとかもしないんですよ? そんなの気付かないってば…。個人的に怒りゲージがMax(攻撃力1.5倍)になり「南無子、コロス…」な気分になりつつもロープのおかげでやっと大風を突破、その先にあった場所でキャンプする事になります。
レイス :リッド、 君の剣術はたいしたものだな。 …剣の構えが独特だが、 どこの流派なんだい?
リッド :…自己流。 オレ、猟師なんだ
う〜ん、リッドの戦闘技術はそんなにスゴいんでしょうかねぇ?
って言うか、”剣”じゃないんですが…
ついさっきまではモルルの奥地で奪取した剣を使ってたりもしましたが、今使ってるのはバロールの町で買った槍ですよ? まぁ、アレです、この世界では斧だけじゃなくって槍も”剣”のうちに含まれるのでしょう、きっと(もうそう)。ついでにレイスを信用してリッド達がしている理由を話し、今度はレイスが旅をしている理由を聞きます。すると、持っていた”コンパスキー”を取り出して見せてくれました。
ロシア人みたいですね
(コンパが大スキな共産主義者です)
いや、まぁ、コンパとスキーで区切るんじゃなくってコンパスとキーで区切るんだとは思いますけど。どうでもイイ妄想はさておき、レイスは人が進むべき道を示すそのコンパスキーに従って動いているんだとか。道具任せの運命なんてどうかと思いますが、まぁ、そこは個人の自由でしょう。キャンプが終ったらさらに先へ、途中で落とし穴にハマってまた入り口に戻されたりしながらも、やっとの事で大晶霊のいる最深部へと到達します。大声で呼びかけると風の大晶霊シルフが登場し、またウンディーネの時のように力を示す戦闘に突入しました。空を飛んでるので打ち落とすのがチョイと手間でしたが、前の時と違って全ての技を妨害可能なおかげで取り巻きのザコを消した後は一方的な攻撃で勝利。…って、限りなくいじめに近い気がするのは私だけですか? ガキみたいな性格のシルフをレイスが下手に出て説得したら帰還を開始します。 んで帰り道、入り口の所で番兵から何やら耳打ちされたレイスは商談(ツボ)のために一行から離脱してしまいました。ちなみに、去り際にはかつてキールがそうしたように装備を脱いで行ってくれました(彼の装備は変更も追加も一切してないのに)。
スゴい風習ですね
まぁ、アレです、ヤクザな職業のヒトがカタギに戻る時に指を落とすように、この世界では仲間を抜ける時に装備を脱いで渡すのが鋼の掟なのでしょう、きっと(妄想)。んで、そのまま町へ戻ろうとしていると今度はレイスに代わってキールが登場しました。王立天文台をアッサリ追い出されたらしいキールを快く迎え入れて幼馴染み3人組復活です。そして、ついでに大晶霊同士を掛け合わせて新たな術を生み出す技術”フリンジ”と、風のある場所ならどこへでもいける術”エリアルボード”を教えてもらったら残る火の大晶霊を探しましょう。ちなみに、このエリアルボードは風の通らない森以外の地形ならどこへでも侵入できるスグレモノ、河だって海だってへっちゃらです。って事は、もう船には乗らなくってイイんですよねぇ? たった1回使っただけで無価値なゴミクズになってしまった”じょうせんパス”を哀れみながら、次の大晶霊の情報を求めてとりえあずバロールの町へと戻りました。