テイルズ オブ エターニア プレイ日記
Step 9
あなたの知らない世界
・インフェリアからオーラロードを通ってセレスティアに到着したリッド達。あまりの変化に戸惑いながら何故か安全に休めるベッドが完備されている廃墟を抜けて、まずはメルディが育ったアイメンの町へと向かいます。町に入るとメルディが住人を紹介しに連れてきてくれるのですが、自分たちがインフェリア人だと言った途端にいきなり銃を向けられます。びびって腰を抜かすキール、でも、、それはただたんに武器屋のオヤジが自分の作った物を見せてくれただけだったのでした。
物騒なオヤジですね
このオヤジのまだイイとしても、となりのおばさんなんか「爆弾担当のブレンダです」とか自己紹介してるしさぁ…。さて、武器屋の一団(サグラ、ブレンダ、ハミルト)の紹介は軽めにして、後で話を聞きに行く事を約束したらとりあえずメルディの家へ。
リッド :誰もいないのか? 家族は?
メルディ :カゾク? あ、生んだ人達のことか? セレスティアン、10才になったら みんなが自立する
キール :じゃあ、メルディ… ここにひとりで、暮らしてたのか?
メルディ :う〜ん… ひとりが時、あったし、 ふたりが時も、あった
ソレを聞いて何故か気まずくなるリッド達…。まぁ、この歳ですでに同棲経験済みって聞かされればねぇ。いや、メルディの言ってる事だからそのままの意味で正しいのかどうかは謎ですけど。んで、個人のプライバシーはさておき、「疲れたから休む」と言うファラだけを残してメルディの案内で町を見に出ます。しかし、この世界ではインフェリア人は珍しいようで(当然だけど)、行く先々でイロイロと質問したり質問されたり。
町人 :…なんだ? その首に巻いてるのは?
リッド :ああ。 チョーカーのことか
町人 :そんなんで首… 守れるのか?
リッド :別に防具じゃねぇよ。 身分を表すために つけてるだけだ
町人 :身分を表してどうすんだ?
リッド :確かに… セレスティアで つけてる意味はねぇか
まぁ、インフェリアでの身分をこっちのセレスティアで表しても意味無いですよねぇ。やはりココは別世界なのだと思い知りながら話は続きます。
町人 :そのチョーカーとか言う輪。 いらなくなったら、くれよな
リッド :だ、ダメだって、これは!
町人 :つけてる意味はねぇって言ってただろ
リッド :意味ねえけど… 子供の頃からずっと つけてるからな。 今さら、外せねぇよ
う〜ん、きっとアレですよ、リッドは首長族の出身で外すと荷重に耐えられず首が折れて死んでしまうのです(勝手な妄想)。チョーカーの謎が解けたトコロで街灯が雷晶霊を利用している事を聞いたりしながら錬金術工房へ。やはりインフェリア人が珍しいみたいですが、特に頭に石(エラーラ)が付いていない事が気になるようです。
キール :インフェリア人にエラーラはない。 ところでエラーラって、 その…どういう役割なんだ?
ククロル :見ての通り、発光体だよ。 簡易照明さ。あと、暗い場所だと 意思伝達ができたりもするな
そうだったのか、キバヤシ!!
いやぁ、発光していただなんて今までちっとも気が付きませんでしたよ。あのヘロいグラフィックからはそこまで読み取れなかったので。学術的な話ですっかりキールとククロルは意気投合してやがります。んで、一通り話し終えたら次は町の中心にある広場へ、そこにあった晶霊エンジンについての説明を受けていると(誰も質問しなかったけどそもそも”エンジン”の概念を理解しているのだろうか?)そばにいた子供達が近づいてきて、リッドとキールを「メルディの王子様だぁ」と囃したてました。う〜ん、「ひとりが時、あったし、ふたりが時も、あった」り、”王子様”を探していたり、インフェリアに来る前のメルディの暮らしぶりってかなり謎ですねぇ。そして、見慣れぬインフェリア人を前にテキトーに騒いだ子供達は、去り際にポケットステーション用ミニゲーム”エタポケ2”をプレゼントしてくれました…が、
って、ポケステ持ってないんですけど…
っつーワケで、絶対に遊べません。作中のミニゲームよりもさらに意味無いです。とっても悲しい贈り物にショックを受けながらも続いては広場の前にあった武器屋へ、あの物騒なオヤジの店です。こちらの世界はインフェリアよりも随分と晶霊を道具として使う技術が進歩しているようで、晶霊を動力として動く銃”クレーメルウェポン”についてのレクチャーを受けました。説明から考えるに、どうやらこの銃器は晶霊を詰めたケイジを動力としてエネルギー弾を射出するみたいです。
そんなのファンタジアじゃねぇよ…
個人的には魔法機械ってあんまり好きじゃないんですよねぇ。形状が弓かせめてクロスボウならともかく銃だもんなぁ…、この調子でどんどん発展するとよく解らない世界観になりそうで先行き不安です。しかし、そんな余計な心配をしている間も話は続きます。
ブレンダ :もちろんお客様の体格に合わせて、 銃の種類もたくさん用意してます。 このタイプは小型なので、 12才くらいの子供かしらね
リッド :子供までそんな物騒なもん、 持ち歩いてるのか!?
ハミルト :引き出しにしまっておいてどうする? 戦えないじゃないか
ここは合衆国ですか?
きっとアレです、キレた子供が街中で銃乱射して暴れたり、ヘンな投票用紙なんか使うから大統領選挙が無駄に長引いて株価が低下したりするのです(妄想で済んでない妄想)。しかも、店内のショーケースを調べると…、
リッド :この中に入ってるのも クレーメルケイジを 使った武器なのか?
ブレンダ :これは、晶霊爆弾といって 安全装置を外して5秒後に爆発します。 大きな岩も粉々だし 同時に10人は殺せますよ
そんなに殺さないでください
さらにブレンダはあいかわらずの口調で「いつ争いに巻き込まれても生き残れるよう晶霊兵器をおすすめしますわ」とか言ってるし、本当に物騒ですね(武器屋衆が)。この暴力社会っぷりはきっとアレです、時はまさに世紀末であり、よどんだ街角で僕等は出会ったりするのでしょう(ひでぶ)。その後、傍らに転がっていた巨大なケイジについて質問し「それは晶霊鉄道の燃料だ」と説明を受けたり、それに対応してキールが「クレーメルケイジを動力にした列車かあ…」とか思いを馳せてみたり(それ以前に”列車”の概念を理解しているのだろうか?)、そんな感じで一通り話終ったらいったんメルディの家へ引き返します。このまま引き続いて街外れの図書館に向かうキールとメルディとは別れてリッドは家の中へ、暗い中を手探りで灯りをつけると何故か広間のイスにはファラがいました。
リッド :ファラ!? どうしたんだよ? 明かりもつけずに…
ファラ :ううん、別に。 ちょっと… 考えごとしてただけ
リッド :一度にいろんな事が起きたもんな
ファラ :わかんなく… なっちゃったよ。 わたし…どうしてメルディを助けてあげようって 思ってるのかなあ?
まぁ、ココまで来る間にイロイロとありましたからねぇ。空から謎の物体が降ってきたり、もうちょっとで死刑になりそうだったり、大晶霊に勝てないで何度となく殺されまくったり、商人だと思ってたヒトが実は騎士だったり、その王国騎士を叩き伏せてセレスティアに逃げてきたり、どう考えても普通の村人が体験しないような事が本当にたくさんありました。そして、そのおかげでいつも前向きに突っ走ってきたファラにも迷いが出たようで、「レイスの言ってた通り、ただ逃げてるだけなのかも…」とか「なんか、自分がわかんない。信じられないんだ」なとど口走る始末。でも、そこは幼馴染みで付き合いが長くてしかも主人公なリッドがちゃんとフォローします。
リッド :レイスは最後のひと振りが出来なかった。 レイスも迷ってたんだと思うぜ。 あんだけ立派な地位と頭を持ってる レイスだってやっぱり迷ってたんだ。 自分のことを何もかもわかってる 人間なんていないんじゃねえかな? 何が正しいとか悪いとか、そんなの すぐにわかるわけねえもん
そう言ってファラの迷いを解いたのは良いものの、普段とは違う事を言ってテレたのか「それに…ファラが考えごとなんてしてると風車が止まっちまう」と余計な軽口を叩いて、怒るファラを尻目にリッドはベッドに入るのでした。
・翌日、目を覚ましたリッドが2階の寝室を訪れますが、そこにはファラの姿しかありません。どうやらキールとメルディは帰ってこなかったみたいです。んなワケで、無断外泊な人達を捜しに2人して街外れの図書館へ、予想に違わずそこに2人の姿がありました。イロイロな知識を吸収して満足そうなキールと、それに付き合ったおかげでとっても眠たそうなメルディ。2人を探しに来たリッド達がもうすっかり朝になっている事を伝えるとメルディがダウン(ただ眠っただけ)します。んで、メルディを家に連れ帰った幼馴染み3人衆は邪魔にならないように外で立ち話を、その後で家の中に入るともうメルディが起きていて謎の装置に向かって頭を下げていました。
リッド :メルディ! なにやってんだ?
キール :それは?
メルディ :エラーラの電話。 遠くの人と話できるよ
ファラ :それもセレスティアの技術なの?
メルディ :んー。ガレノスが発明。 こことルイシカだけに エラーラ電話あるよ
キール :ガレノス? ルイシカ? わからない言葉だらけだ。 ちゃんと説明しろ
メルディの説明によると、ガレノスはバリルに対抗する方法を研究している人で、これからルイシカの村にいるそのガレノスに会いに行くんだとか。「メルディをインフェリアで送ってくれたりもした」とか言ってるので、おそらくは開始直後のムービーに出ていた老人の事でしょう。それにしても、電気の無い世界から来たリッド達がどうやって”電話”を理解しているのかは謎です。次の目的地が解ったところで、装備と道具を調達したらルイシカ目指して町を出るのでました。
Step 10
列車でGO!
・アイメンの町を出たら平地を歩いて近くにあるアイメンの駅へ、ルイシカに向かってここから晶霊鉄道で山越えです。
キール :これが列車と言うものか!
メルディ :はいな! これ乗って ルイシカ行くよー
謎の声 :行きたいっつって、どこでも行けりゃ、 人生楽だわな… そんなに世の中甘くないわい
<声の方を向くと、そこには駅員らしき老人が>
キール :列車があるのに、それを動かさないとは、 どういうことなんだ?
駅員 :列車はタダで動くもんじゃないわい。 乗りたきゃ、燃料を持ってこい
それって駅員の仕事なのでは?
乗客が自分で燃料を調達しないと動かない列車なんて初めて見ました。まぁ、たしかに言ってる事は間違ってないんですけどね。ってワケで、アイメンの武器屋で見た晶霊鉄道用燃料の事を思い出して町に戻り、武器屋のオヤジに「メルディの王子様だからな」と格安で譲ってもらったら燃料を持ってアイメンの駅へ。しかし、あの巨大な(人間5人分くらいはありそう)燃料用ケイジをどうやって運んだのかはスゴい謎です。ちなみに、町に戻った時にメルディが晶霊エンジンとかエラーラ電話とかを発明したガレノスの弟子だと解って「おまえ、研究者なのか!? うそだ…」とかキールがショックを受けたり、そのおかげで”しょうれいぎし”の称号を得たもののやっぱり昔のままの”たびげいにん?”しておいたりもしました。んで、再びアイメンの駅、あいかわらずヒマそうな老駅員がいます。
駅員 :よしよし、燃料を持っとるな。 それをソケットに差し込めば動くぞ。 勝手に運転してけや
キール :勝手にって… 素人の運転じゃ危ないだろう?
駅員 :なあに。 ワシも運転についちゃ素人だわい。 おまけに最近、目がかすんで、手の震えが止まらん、ときてる
…じゃぁ、何のためにココにいますか?
そうは思っても爺様のスリルドライヴに付き合って死にたくはないので、結局は自分達で運転する事になります。んで、晶霊エンジンに持ってきた燃料ケイジをセットして準備完了、いよいよ出発しようとしていると職務怠慢駅員がやってきて手紙の配達をついで頼まれました。そして、途中にある駅ごとに停止して手紙を届ける(某電車で_GOのパクりみたいな)ミニゲームに突入します。う〜ん、ミンツへ出る時に河下りをさせられたのを思い出しますねぇ。とりあえず、テキトーにやってみると…ファラに「ちょっと! 通り過ぎちゃったよ!」と言われたり、メルディに「あー!駅、過ぎちゃったよー!!」と言われたり、4つある駅のどこにもちゃんと止まれない散々な結果で挙句の果てにはキールに「へたくそ…」とまで言われる始末。まぁ、イイんです、今の目的は「ルイシカに行く事」ですから(イイワケ)。んで、列車が止まったらリッドのシベリア超特急にも負けないような荒々しい運転にすっかり酔ってしまったキールを引き連れてルイシカへと向かうのでした。
・駅から歩いてやって来たルイシカ、しかし、ココはどう控えめに見ても”廃墟”としか形容できない寂れ(壊れ)っぷりです。
リッド :ここで…何があったんだ?
キール :建物が土台から吹き飛ばされている。 想像を絶する爆発があったとしか…
メルディ :これが…極光術
それを聞いたキールは「まだ何か黙ってることがあるのか!?」と詰め寄りますが、うまく説明できないメルディは「ガレノスに会えば全部わかるから」と言い、リッド達は黙って廃墟の奥にある1番大きな建物へ。んで、大声で呼びかけても応答がなかったので、途中にあった謎の装置に興味を持ったらメルディには何か嫌な思い出があるらしくって「ダメー!」とか叫ばれたりしながら地下研究室に降りると、そこには1人で研究に没頭するガレノスの姿がありました。懐かしさからメルディと2人でメルニクス語の会話(リッド達には理解不能)をしばらく続けたら、リッド達の方に向き直って「アタシがガレノスじゃ」と老人語で自己紹介をします。んで、あまりにも聞かなきゃならない内容が多いので、そこから場所を移して火を囲んで今まで謎だった事についてイロイロと教えてもらいました。どう考えても人為的に起こせないハズのグランドフォールの原因はセレスティア総領主のバリルが破壊神ネレイドのフィブリルを得て実現させていて、セレスティアの晶霊術ではバリルに勝てないのでガレノスはメルディをセレスティアに向かわせた、と。ちなみに、今までに何回かメルディが口にしていたこの”フィブリル”って単語、どうやらセレスティア言語で”力”を表す言葉みたいです。いやぁ、英語そのままな”繊維”の意味じゃなくて良かったですね。そして、インフェリアから無事に帰って来たメルディは大晶霊だけでなく見た事も無いフィブリルを持つ人間(リッド)を連れてたワケです。ガレノスはリッドの持つ未知のフィブリルについて「調べさせてくれんか?」と提案し、ファラやキールに説得されてリッドも「…痛いのは嫌だぞ」と渋りながら引き受けました。そして、応接室らしき場所を出たらすぐに地下研究室へ…の前に少しこの建物の中を探索してみる事にして、寝室らしき場所を調べているとワンダーシェフが出現です。
どうやってこの世界に来ましたか?
インフェリアでも同じような人物を見た記憶があるんですけどねぇ…。もしかしたら、DG細胞に侵食される前に脱出したクローンとか? もしくは、謎の覆面忍者料理人”味影”してリッド達を見守り続けてるとか? こっちがそんな妄想にふけっている間に彼は”にがりマーボー”の作り方と1回分の食材を置いて消えました。んで、その後も探索を続けますが何も発見できなかったので諦めて地下研究室へ。裸体をさらして検査を受けるリッドのみ残して他の3人は部屋を出て行きます。
・検査台に裸で縛り付けられたリッドが「我が帝国の科学力は世界一ィィィ!」な研究者ガレノスにあんな事やこんな事をされている頃(ほとんど妄想)、ファラとメルディはさっき謎料理人の潜んでいた寝室で平穏無事に寝ていました。寝ながらファラが自分の両親がすでに死んでいる事を告げるとメルディも同ように「両方ともいない」と答え、少しだけ過去の思い出の話をします。この時、小さい頃のメルディが地下研究室へ向かう途中にあった装置に入っている記憶とか、謎の人物と一緒に宇宙(そら、と読め)を見上げている記憶とか、またわけのわからないモノが出てきてますますメルディが何者なのか謎が深まってしまいました。んで翌日、地下研究室にて3人はガレノスから「リッドには強大なフィブリルが眠っておるはずじゃ」とお墨付きをい頂きます…が、肝心の発動方法は謎のまま。寝ている間に抜き取られたリッドの体液の解析に期待するしかなさそうですね。その間ずっと待っているのもアレなんで、リッド達の方は別行動でバリルを倒す方法を探す事になりました。
ガレノス :それでは、バリルを討つことに 協力してくれるんじゃな?
ファラ :もっちろん!! 世界が危ないのに放っとけないよ
キール :極光術について新たなことが わかったら、教えてくれ。 ぼくも世界を回って、 色々な情報を集めておくよ
ファラ :リッドは、どうする?
リッド :行くしかねぇだろ。 …なんかオレの体も 無関係ではなさそうだしよ
ゲーム開始以来ずっと流されてきた感じのリッドも、自分の体の中に神にも似た力があると聞かされてついに決心したようですね。インフェリア人3人の意思を聞いたガレノスは安心して話を続けます。
ガレノス :良かった…それでじゃ、 バリルの住むバリル城なんだが、 肝心の場所がわかっておらん。 まず情報を集める必要があろう
非常に単純な名前ですね
そう、あまにりそのまんまな名前なんでつい”風雲 たけし城”とかを思い出してしまった事はさておき、ターゲットの所在地が謎のままなんて討伐以前の問題ですねぇ…。とりあえずは情報集めと同じくバリルを討とうとしている同志探しの旅になりそうで、まずは西にあると言う港町ペイルティを目指す事になりました。んで、次の目的地が決まったトコロでガレノスには別れを告げて駅へと向かいます。
・バリルに関する情報を集めるためにルイシカを離れてペイルティへ。とは言っても直接歩いては行けないようで、まずはルイシカ駅から廃坑に向かって列車を走らせます。ちなみにこの路線は、普通に走ってると隣のレールをモンスターの乗った車輌が追ってきて襲われる、と言うかなり恐ろしいミニゲーム(地獄行き超特急)でやがります。しかたがないのでリッド達も爆弾(おそらくは前に武器屋が言っていた「10人は殺せますよ」のアレ)を使って対抗するワケですが…、その間も列車はそのまま走行中なのでなかなか狙いが定まりません。ターゲットに当たる前に爆発したり、逆にターゲットを過ぎてから爆発したり、挙句の果てにはギリギリまで待ちすぎて持ったまま爆発したり(死亡遊戯)、とっても散々な結果で当然のように何度もモンスターと交戦させられて死にそうになりました…。
…隣の線路を爆破してもイイですか?
いや、だってホラ、そうすれば絶対にこれ以上に追撃されないじゃないですか。幸いな事に隣は本線じゃないから晶霊鉄道の運行にも支障が無さそうだし、ね? しかし、非常に残念ながら路面に爆弾を落としまくったトコロで線路が破壊されるワケもなく、その後も引き続いて敵が追ってくるたびに襲われるます。んで、真剣に死にそうになりながらも(ミニゲーム中なのでメニューが開けないから)どうにか追撃を振り切って廃坑駅にやっと到着するのでした、やれやれ。
Step 11
地底探検隊
・死闘の果てに追撃を振り切って到着した廃坑駅、また乗り物酔いで動けないキールを横目に列車を降ります。ちなみに、ココは本当に”廃坑”のようで何にも無いどころかいつもの駅員までも見当たりません。んで、周囲の様子を見てファラが一言、
ファラ :地底不覚まで来たはずなのに、ずいぶん明るいね
…ここって地底なんですか?
う〜ん、次の目的地は確かペイルティだったような気が…。どうして港町に向かうのに地底になんか潜ってやがるのでしょうか? まぁ、そんな事は気にしててもしかたがないのでとりあえず話を進めましょう。
キール :…このあたりの岩には 晶霊が含まれているみたいだな
メルディ :そう言えば、 地晶霊が いる場所、明るく光るって ククロルに聞いたことあるよー
ファラ :ほんと!? じゃあ、地の大晶霊に 会えるかもしれないね。 イケる、イケる!
う〜ん、いつの間にやら次の町に向かう前に地の大晶霊を探すハメになってますねぇ。しかし、今の状態(列車戦のおかげでHPとTPとアイテムが尽きかけててオマケに半死と重傷を抱えている)で先に進むのはキケンなので、とりあえず近くにあった安全そうな部屋でキャンプ、食事の時にキールが「表面のやわらかさと、芯の硬さの微妙なバランスが命なんだ」とか海原雄山のように料理にケチをつけてる間に他の3人はとっくに食べ終わってたりしながら、ココが地の底だと言うのをすっかり忘れているかのように楽しく休息します。んで、部屋にあった道具を使って道を塞ぐ岩を爆破したり、スコップを振るって道を埋める土砂を取り除いたり、道具の揃った鉱員部屋を軸に進んで行きます。あぁ、ちなみに、土砂をスコップで撤去する時の会話はかなり愉快でした。土砂撤去初回は、
ファラ :じゃ、任せたわね
リッド :えっ どゆコト?
ファラ :はいコレ
リッド :もしかして、オレがやるの?
ファラ :あたりまえじゃない。 他に誰がやるのよ
リッド :オレ一人?
とか言ってリッドに押し付けた挙句に残りの3人は部屋に戻って寝てたり(ちゃんと状態回復のオマケつき)、2回目の撤去では
ファラ :ここは、リッドの出番ね
リッド :オイオイ、みんなでやるんだろう?
ファラ :はいコレ
リッド :問答無用かい…
ファラ :そんなことないわよ。 早く終るように祈っててあげる
リッド :祈らなくていい… 少しは手伝ってくれ
んで、また他の3人は部屋に戻って寝てたり。う〜ん、これは、なんて言うか、「ヒドさ大爆発」ってヤツですかね? まぁ、イロイロやった後で「…もしかして、わざわざスコップ使わなくても進めた?」とか地形の把握が出来てから気付いたんで、とりあえずリッドには「ご苦労様」ってトコロです。そして、調子に乗って宝箱を開けまくってたら出てきたミミックにたいなのに瞬殺されたりしつつも、リッドの言葉を借りると「ただの棒じゃねえか」な万能カギを使ってリフトを稼動してさらに深い場所へ、目の前に手ごろな空間が広がっているのを見たキールが口を開きます。
キール :… ここは安全そうだな
リッド :キール、 疲れたのか?
キール :いや…しかし、このあたりで 休息しておいたほうがいいかもしれないな。 洞窟はまだ長そうだし
だから、正直に「疲れた」って言えよ…
コイツがキャンプの提案する時って絶対に自分が疲れてる時なんですよねぇ。ファラもその事を解っているのか「…そだね。キャンプしよっか」と賛成してキャンプになりました。いつものように周りに何も無いどころか、今回は地底なので太陽の光さえもありません。んで、リッドが退屈を口にするとメルディが町から持ってきたカードゲーム”ウィス”を出して遊ぶ事になります。。…が、説明を読んだところでルールの把握ができずに惨敗、すぐにボタンを押して途中で強制的に終了させるハメになるのでした。う〜ん、なんだかミニゲームのたびに散々な結果を見ているのは気のせいですかね?
・セレスティアのカードゲームで遊びながらも休憩を済ませたら地の大晶霊を探してさらに奥へ、しばらく進むと目の前に某ムーミソみたいな生物が数匹現れました。どうやらコレが地晶霊みたいなので、大晶霊の居場所を聞き出すために会話に挑戦してみます。
キール :ぼく達は、大晶霊と、話しに来たんだ。 どこにいるか教えてくれ。
<………>
<しばらく考えて>
ノーム :ああ! 大晶霊なら、 ボク達のことなのらぁ
<おもわずコケそうになるリッド達>
リッド :に、鈍いぞ。大丈夫なのか?
キール :まともに話の出来るヤツを探そう
地晶霊達のぼけぼけしたしゃべり方もアレですが、それにまぎれてキールもさりげなくヒドい事を言ってるような気がするのは私だけでしょうか? 会話の後で去っていった地晶霊達を追って進むと、その先には地晶霊の村がありました。しかし、一応は道具屋と食材屋がいるものの、やっぱり「うふふふぅ〜」とか「ぽや〜ん」とか話し掛けたところでロクな答えが返ってきません。話を聞く事は諦めてさらに奥へ、そこでやっと地の大晶霊を発見しました。んで、まずはメルディに説得してもらいますが…緊張しているのか言葉がうまく伝わらず、
ノーム :ふあぁ。 なーに言ってんだか、 さっぱりわかんないんだよねぇ
メルディ :あ、あのな、だから… このクレーメルケイジの中に 入ってほしいよ
ノーム :はーん? なんでボクがそんなせせこましいとこに 入んないとだめなのぉ?
メルディ :えっとー…
ノーム :ボクのすてきな生活壊す人間、ゆるせな〜い
性格、悪いですね
好き勝手言われて、挙句の果てには喧嘩を仕掛けられる始末。もうこうなったら力で叩き伏せて強引にでもケイジに押し込むしかありませんねぇ、覚悟を決めて戦闘開始です。とりあえず、いつものように1対4の人数的優位を盾に近距離でラッシュをかけますが、そこはさすがに大晶霊様ですから時には反撃を受けてしまいます。んで、どんな技なのかと思って画面上部の表示を見ると…
『グレイ鼻』
『鼻沙雨』
って、かなりステキな感じのする名前が出てました。
もしかして、バカにされてますか?
(もしかしなくてもされてます)
う〜ん、いくら外見的に鼻がデカいからって、まさか技の名前にまで付いてるとは…。まぁ、きっとアレです、毎日の日課として鼻に熱湯をかけて油を抜いているのでしょう(芥川的に)。「こんなふざけた名前の技でやられたらさぞかし無念だろうなぁ。 って言うか、イヤすぎ」とか思いつつ必死に応戦はするものの、そのハンパじゃない突進の前に後衛が何度か撃沈されたりしながらもどうにか勝利します。戦闘が終るとケイジの中からイフリートとシルフが飛び出してきました。
イフリート :2000年ぶりだな!
ノーム :インフェリアの晶霊も 協力してんだぁ
シルフ :ウンディーネもいっしょさ!
ノーム :ふあぁ。 そっかぁ。全員集合なんだぁ。 なら、ボクひとりくらい 楽したっていいじゃなーい
性格、腐ってますね
戦闘前の態度とか戦闘中の技とかに加えてさらにこのヒトをバカにしまくったような態度…、できる事ならこの場で切り伏せてやりたい気分です(無理だけど)。ノームがわがまま放題ブッこいてると今度はケイジからウンディーネが登場、なだめてすかしてどうにか説得してケイジに収めてくれました。んで、無事にノームを調伏したらそろそろ地底にも飽きたので小ノームの力を借りて地上へ。
リッド :…ここ、どこだ?
ファラ :ねえ! あそこに家があるよ
リッド :…てことは、 食い物があるんだな。 腹減ったぜ!
キール :他は、あたり一面 海だけか… 海を越える方法は ないんだろうか?
メルディ あの家に行ってみよ! 海が越える方法は、 教えてくれるかもしれないよ
リッド :はい、決定! じゃ、とりあえず行ってみようぜ。 食い物、食い物!!
食いしん坊バンザイ!
そして、他人の話はまったく聞いてないリッドに連れられて海近くにある小屋へと向かうのでした。ちなみに、あのまま大晶霊に関わらずに進んでたらストレートにペイルティへ着いてたんでしょうか? 廃坑駅から先の道案内が全く無かったような気がするんでスゲぇ疑問ですけど…。