テイルズ オブ エターニア プレイ日記


 

Step 12

採用試験

ノームの力を得て地底世界から脱出したら、情報を求めて海そばにある小屋へ。でも、とんでもなく荒れた外観で、ちゃんと目標が達成できるかどうかはかなり謎です。

キール :…このさびれ方、 尋常じゃないぞ

リッド :喉乾いて死にそうだよ。 水を恵んでもらおうぜ。 …出来たら、食い物も何か

メルディ :人は住んでるか?

キール :怪しいヤツが住んでるくらいなら、 無人の方が、よっぽどマシさ

ファラ :でも情報はもらいたいよね

リッド :食い物もな!

どうしても食い物が気になるらしいリッドはさておき、とりあえず、小屋の外から感想を述べているだけでは何も始まらないので大声で呼びかけてみることに。

ファラ :すみませーん!

<でも、反応ナシ>

リッド :留守かなぁ

キール :残念だったな。引き返そう

<立ち去ろうとすると、何故か入り口が開く>

リッド :メシだ!

あいからわず食い物が気になっているリッドは別として、入り口が開いたのを「入ってよし」と解釈して中に進みます。

リッド :もしもーし!! どなたかいらっしゃいませんかあ?

<また反応ナシ>

メルディ :やっぱり、留守みたいだな

リッド :メシはぁ?

…ソレはもういいってば

なんって言うか、アレです、ココまで食いしん坊キャラだとは思ってませんでした。完全に予想外です。って言うか、やりすぎです。「入りますよー」とファラが声をかけて不法侵入を正当化し、荒れまくってた外装のワリに内部は立派な建物の中を捜索開始しました。住人の姿はは発見できないままに、豪華なソファの設置されている応接室らしき場所に着きます。んで、メルディがソファに乗ってはしゃいでいるとトラップ発動、催眠ガスのようなモノで全員がアッサリと眠らされてしまいました。

・荒れ果てた小屋に情報とメシを求めて不法侵入をブチかますものの、建物の中には誰もいなくて、当然ながら食料なんかカケラも発見できなくて、挙句の果てにはメルディがソファで遊んでたら催眠ガスで眠らされて…、と冷静に考えるとかなりヒドそうな状況に陥ってしまったリッド達。しかも、やっと眠りから覚めて周囲を調べると元の出口はどこにもなく、その代わりに謎の階段と部屋が目の前に現れます。しかも、階段に続く扉にはカギがかかっていて、それを開けるにはその階に落ちているアヒルのおもちゃを使わなくてはならない、と言う非常に理不尽な謎解きがオマケに付いてやがります。しかし、ココでずっと暮らすワケにもいかないので、ルーレット回したり、鎧の置物を粉砕したり、熱光線で壁を焼いたり(”ソーサラーリング”の本領発揮)、なぞなぞに答えたり、隠し扉を発見したり、石像を動かしたり、壁に飾られてる肖像画の角度を変えたり、散らかってた本を本棚に戻したり、某バイオハザードなカラクリ警察署もビックリなくらいの仕掛けです。んで、謎解きの最後に登場した巨大ロボを叩き伏せて先に進むと、どこがどう繋がっていたのかは知りませんがついに見覚えのある場所に出ました。すると、やっと戻って来れた事を喜んでいるリッド達の背後にいきなりふさふさ帽子をかぶった人物が登場しやがります。

謎の人物 :ご苦労様。 みなさんは合格です

<???>

謎の人物 :アイフリードのトラップを すべてくぐり抜けるとは、 なかなかの体力と知力、 そして時の運でしたね

ウルトラクイズですか?

(司会は福留サンじゃなきゃダメです)

トラップ? 試されていた? まぁ、あの不自然極まりない解錠法(アヒルのおもちゃ)を考えればどう考えたって人為的なワケですが…。話はまだ続きます。

リッド :なんだ、坊主? おまえ、この人騒がせな家の子か?

謎の坊主 :ボクの名は、チャット。由緒正しき大海賊、 アイフリードの子孫です

…誰ですか?

そう言えば、旧シリーズにそんなキャラがいたような気もしますが…、キャラ設定で名前を見たきりなので何の思い入れもありません。例えるなら「水戸のコーモン様がアフリカの奥地で某部族を相手に印籠をかざしても全く効果が無くって、その挙句に捕まって反撃の余地も無いままに食われる」そんな感じです(解り難い例題)。ってワケで、こっちとしては「だから、ナニ?」、って言うか、むしろ賊なら退治してしまいたいトコロ。そんな思考はさておき、チャットは「ボクの性別を考えると、坊主はふさわしい表現ではありませんね」と伝説の鐘の下でときめいた気分で待ってそうな声で遠回しに自分の性別が女である事を伝え、そして、それに続いて自分がアイフリードの遺産を探すために子分を必要としていてさっきのがその採用試験だった事を言ってリッド達に子分として船に乗るように言います。

キール :ふね! 船があるのか!? 見せてくれ!!!

チャット :残念ですが、 子分になってもらわないことには、 見せられませんね

<4人で集まって相談>

キール :お、おい。どうする? 子供のいいなりか?

ファラ :何迷ってんの? 船があれば海を渡れる! ペイルティにも行けるんだよ

キール :うーーん… しかし、宝探しをしている暇は…

リッド :いいんだよ。 船をいただいたら、こっちが主導権を握っちまえばいいんだ

キール :おまえ、悪党だな…

ってなワケで、恥も何も無視してアッサリとチャットの軍門に下り、自慢の船を見せてもらえる事になりました。リッド達の返事を聞いたチャットは絵やらランプやらを触って仕掛けを発動、船のある地下ドックへと案内してくれます。んで、暗かったドックの灯りをつけたらバンエルティア号がその姿を現しますが、これはキレイと言うよりも派手すぎるような気が…。う〜ん、熱帯雨林にいる昆虫が毒を持っている事をアピールするための彩色、とでも言うのでしょうか? そんな事はさておき、先祖伝来の船を前にして語り始めるチャットですがリッド達に話を聞いている様子は全くありません。

リッド :なぁ、チャッ…、キャプテン 早く船の中に案内してくれよ

チャット :…あなた、本当に海賊について理解しましたか?

リッド :したした! 世界中のお宝をかっさらった 大悪党だろ?

そんな事は一度も言ってません

宝と言えば地面に埋まってて鍵のかかった箱に入ってる、ってのと同じぐらいにゴリゴリの固定観念”海賊=悪党”なリッドですが、この御先祖様の場合はゲームやマンガにありきたりな義賊だったようで(それでも法律的には同じ”賊”なんですが)チャットにはすっかり呆れられてしまいます。んで、外からの鑑賞が終ったらいよいよ中へ。機関室には晶霊鉄道のものよりもさらに巨大なクレーメルエンジンが鎮座していました。

チャット :どうです、美しいでしょう? 最大回転数8000ザクス、 スーパーチャージャーにより、臨海トルクは28000エストを 叩き出します。 性能だけでなく、洗練された フォルムも完ぺきと言えましょう。

う〜ん、外観が美しいかどうかの判定はともかくとして、謎の単位で性能を説明されたってスゴさがちっとも伝わらないですよ? でも、御先祖様万歳なチャットはそんな事を気にも留めていない様子で、最後に「機械って…崇高です」と言ったきりエンジンに抱きついて動かなくなりました。

リッド :やばいって。 こいつ、ちょっと変だぜ

キール :個人的趣味の頂点を極め者のみが はまるこうこつ状態だな

話の途中でいきなり機械に抱きついてうっとりしたまま動かなくなるのが「ちょっと」に該当するかどうかは疑問ですが、よく考えてみたらキールがたまに独り言のように晶霊学理論を口走り続けるのにも似たようなものがあると思うのであまり深くは追求しないでおきます。しばらくそのままでチャットが正気に戻るのを待ちますが、いつまで経っても復帰しやがらないのでリッドが「いつになったら出発できるんだ?」であちらの世界に遊んでいた魂を引き戻してブリッジへ、某スーパーロボットの初出動のような無駄にメカメカしい演出と共に注水が始まってやっと海に出ました。ちなみに、ただ停泊している時点で十分すぎるくらいにハデな外観だと思ってたんですが、エンジンが動き出すと船体が光り始めてもっとハデに…。

イカ釣り船みたいですね

だって、ホラ、イカ釣りの船団は衛星軌道から写真でも判別できるって言いますし、きっとこの光で昆虫みたいに引き寄せられてきた船に海賊行為を働いていたのでしょう(妄想)。

キール :で…キャプテン、 アイフリードの遺産探しについてなんだが…

チャット :それはまだ言えません

リッド :はあ?

チャット :あなた方は著しく海賊意識に 欠けています。 しばらく観察しなくては…

海賊意識って何ですか?

きっとアレです、食後のデザートに悪魔の実とか食べて特異能力者になったは良いが反動でカナヅチになったりするのです(妄想)。んで、チャットは様子見をかねてしばらくリッド達に行き先を任せてくれました。ペイルティ行きを告げるとこの船に搭載されているオートドライヴ機能であっさりと航路が決定。手の空いたチャットは機器の点検をしに機関室へ向かおうとしますが、その時にずっと無生物だと思っていたクィッキーが動物だと気付いて大暴れ。

チャット :うわあああああっ だ、ダメだよ、ダメだよ!! この船は動物禁止なんだってばー!

メルディ :なぜか?

チャット :なぜって、ボクが嫌いだからに 決まってるだろー!

メルディ :じゃ、好きになって

まるで緑黄色野菜を食べようとしない子供を諭すような感じでメルディが軽々と受け流したら、それに続いてクィッキーが寝転がってジタバタしているチャットの上に立ちます。

チャット :ひぃぃぃぃ。 無理だよ〜!! どけて、どけて!! わーん わーん

新手の”いじめ”ですか?

そして、クィッキーが離れると「バカー!!」と叫んで勢い良く走り去ります。その姿を見てリッドキールは「ガキはガキさ」などと感想を述べますが、そばにいたファラに「他人のこと子供呼ばわりできる立場なワケ?」と普段の口喧嘩っぷりを蒸し返されてしまうのでした。

 

Step 13

氷の世界

・バンエルティア号のオートドライヴで何の苦労もなしにペイルティへ。進み行くうちに周辺MAPの色が妙に白くなったのを変に思っているとそれは寒さで海が凍っていたでした。しかし、この船は氷にだって負けることのない強度を誇っているらしく、そのまま何の回避運動もないままにバリバリと氷を破壊しながら航行して接岸します。

ファラ :よし、降りてみよ。

チャット :外はとても寒そうですよ

リッド :一緒に行くか?

チャット :いいえ。遠慮します。 ボク、まだ若いんで 命は大切にしたいんです

う〜ん、「海賊意識が足りないからしばらく観察する」とか言ってたハズなんですが、同行もしないでどうやってリッド達の事を知るつもりなのでしょう? 接岸時の衝撃でブッ倒れていたキールを叩き起こしたら、へなちょこ極まるキャプテンのチャットを残して街へと向かいます。しかし、その途中で少し立ち止まっている間に基礎体力の無いキールが凍結してしまったので、しかたなく暖かそうな酒場に駆け込みました。んで、店内に入るとキールはあっさり復帰。店に入ったついででイロイロと話を聞いてまわると、この異様な寒さは近所の氷晶霊が原因なんだとか。晶霊の協力を仰ぐため、この街を救うため、リッド達は問題の氷晶霊が住まうと言う山を目指す事にします。まずは酒場で男から聞いたとおりに防寒具を調達するため登山道具屋へ。その男が先に防寒具代を払ってくれたらしく(街を救う報酬の先払い?)、店の中にある衣装を好きに選びます。ココで何故かリッドが他の3人の衣装を選ぶハメになったのでテキトーに商品棚を物色していると”バニーちゃん”を発見

どんな登山道具ですか?

これから向かうのは極寒の雪山ですよ? って言うか、どこの世界にそんなモノを着て山に挑むヤツがいますかッ? せっかくだからその店長の個人的趣味が炸裂しているかのようなナイスな衣装をファラに手渡してみますが速攻で突き返されてしまいます、残念…。その後もさらに”ししまい”とかまだまだあった変な衣装を選んで怒られたりするのはともかくとして、普通だと思ってガウンを渡したら「なんだか…プロレスラーみたい」とかよくわからない文句を言うファラに手を焼きながらもなんとか全員分の衣装を決定、耐寒装備整ったところで街を出て氷晶霊のいる山へと向かうのでした。

・周辺一帯を雪で覆った異常気象の元凶、氷の大晶霊の済む山へリッド達は防寒具を着込んで向かいます。…が、山の麓にたどりついてみるとソコは今までよりもさらに強い吹雪が荒れる場所でした。しかたがないのでイフリートを召還し、周辺一帯に炎をバラまいて吹雪を鎮めてもらってようやく進めるようになります。んで、登山途中のキャンプ、

キール :寒いと…寝ることすらできないのか…

ファラ :寒い寒いって考えてると、余計に寒くなっちゃうんだよね。 気を紛らわせてみよっか。 ハイ、ダジャレでポン!

リッド :マジかよ? オレ、ダジャレなんて…

ファラ :ふとんがふっとんだ。 はい、次、リッド

リッド :ねこがねころんだ。 おい、次、キール

キール :ボク? えっと…、キールが気をきーる

…寒いですね

余計に寒くなったトコロでキャンプ終了、おそらく氷の大晶霊がいるであろう頂上目指してさらに進みます。道を塞ぐ氷をソーサラーリングで溶かして”熱光線”の必要性を再確認したり、足場が崩れて下に落とされたり、拾った油で氷柱を焼き倒す仕掛けに気が付かなくって1時間近く彷徨ったり、いろいろと手間取りましたがどうにか頂上へ到達するとソコには予想に違わず氷の大晶霊の姿を発見しました。勝手に出てきたイフリートが声をかけてみたもののどうやら我を失っているようで、こちらに気付くと同時に交戦開始です。ちなみにこの氷の大晶霊様はファラと同じ技を使う上に晶霊術まで使いやがる暴れん坊であり大苦戦。何度となく氷結させられたりブッとばされたりしながらもどうにか弱点の炎で焼き切ると正気に戻ったようでおとなしくリッド達に従ってくれる事になり、ついでに氷粒を射出できるという”フリーズリング”も授けてくれました。んで、異常気象も収まったところで街へと帰還します。

・雪山で暴走していた氷の大晶霊であるセルシウスを張り倒して正気に戻し、周辺気候の異常を止めたら街へ。そこはもうすでに通常の活気ある街並みに戻っていました。って言うか、大量に積もってたハズの雪が完全に消え去ってて逆に不自然極まりないんですが…。まぁ、そんな些細な事はさておき、街に戻ったリッド達をガストンが出迎えて街を救った礼としてごちそうしてくれる事になり、案内されるままに酒場の奥の部屋へ入ります。

リッド :あ、あれ? うまいもんは…?

ガストン :まぁ、とにかく座ってくれ。 おまえらに頼みたいことがあるんだ

リッド :だ、だましたな!

食いしん坊バンザイなリッドは無視してガストンの話を聞くと、「バリルを倒すため自由軍シエルシカに参加してくれ」だそうです。リッド達と目的が同じようなのでその申し出を快承すると、今度は自由軍のリーダーに会いに西にあるティンシアへ行く事になりました。んで、自由軍メンバーの証である”ミキアスバッジ”を受け取ったら商談成立、料理が運ばれてきて宴が始まります。自由軍の力を借りられればバリルに手が届くかも、そう思ってたら夜中にメルディがエラーラで救難信号をキャッチします。アイメンの街に何か起ってるようなのでティンシア行きを先送りにしてマズはアイメンに戻る事になりました。

 

Step 14

昔の知り合い

・ティンシアでシエルシカと合流する前にチョイと寄り道してアイメンへ。すると、何故か町は壊滅状態になっていました。住人の事を心配して1人で飛び出したメルディを追ってリッド達も町に入り、かつて言葉を交わした住人達がことごとく物言わぬ死体になり果てている様子を目の当たりにしながらとりあえずメルディの家を覗いてみますがそこに彼女の姿はありません。んで、さらに捜し歩くうちに図書館に到達、中に入ってみるとそこには大昔にラシュアン村で壁をブチ壊して乱入してきやがったヒアデスと、生き残りの子供を庇ってそれと対峙するメルディサグラがいました。

どうやって帰って来ましたか?

そもそも最初の段階でどうやってインフェリアに来たかも謎だったのに、クレーメルクラフトも光の橋も無しに戻ってくるとは…。ある意味で最強かもしれませんねぇ。まぁ、そんな疑問はさておきメルディともどもリッド達ご一行様を葬り去ろうとするヒアデスと戦闘突入ッ! …って、なんだかファラリッドに成す術も無くなく撲殺された昔と違ってエラく強いですよ? 例えるなら、少年マンガにおける超インフレ特急気味な強さの増強のような感じです(理解し難い例題)。死にかけてから急に魔法を連発してくる行動パターンに辟易しながら何とか撃破、するとヒアデスは悪役によくある捨て台詞を残してその場で音もなく消滅しました。とりあえずの危機が去ったところで、ヒアデスの言葉からまだメルディは何か隠し事してるんじゃないかと勘ぐったりしてから、今度は残りの武器屋衆の心配をして走って行ったサグラを追って武器屋へ移動します…が、ブレンダハミルトも、広場にいた双子の片割れも死亡。

サグラ :あっしにもっと力があれば… あっしの武器がもっと強力ならよぉ

と放っておいたら核兵器でも造りそうな勢いで己の力の無さを責めるサグラ、それを見たリッドは「ゆるさねぇ」と1人つぶやきます。んで、結局のところ生き残ったのはサグラと図書館で助けた子供のたった2人。それでも町を復興すると宣言してくれたサグラに「きっとまた来る」と約束したらいよいよティンシアに向かって出発です。

 

Step 15

”自由”の名の下に

・悲しい結果に終ったアイメンへの寄り道を済ませたらティンシアへ、セレスティアで1番の工業都市らしくいたるところに動く歩道やらエスカレーターみたいなのやらがあって、なんだか機械のくでにネズミに耳を食い潰されたとか言うマヌケ極まるエピソード持ちのドラ焼きが大好きな某汎用猫型決戦兵器が製造された未来都市のような感じです(よくわからん例題)。んで、買い物したり回転寿司で大食いバトルしたりしながらアジトを探すもののなかなか発見できず、ホテルで従業員に「アジトってどこですか?」とマヌケな質問したりするうちに街外れに停泊していた船に到達し、そこでガストンから預かっていたミキアスバッジを見たシエルシカの人間が声をかけてくれたのでようやくソレがアジトだと判明します。そして、そのまま奥に進むと暗い地下室に案内されいきなりシエルシカ兵の襲撃を受けるがあっさり撃退、どうやらリッド達の力量を試すためのモノだったようです。撃退後、登場した女性に連れられて作戦室へ、そこで今まで謎だったバリル城が海上にある事とそれが強固な城壁で守られているために侵攻不能な事を聞かされました。続いてさらに奥へ、その部屋の中心には強大な砲台”晶霊砲”が据えられていました。威力は晶霊銃の数百倍なんだとか…、恐ろしい話です。

リッド :す、すげえな。 そんな兵器を使ってもやっぱり、 バリル城門はビクともしねえのか?

アイラ :それが… わからないんです。 最大級のクレーメルケイジに あわせて晶霊砲を作るとなると 大きすぎまして… とても船には乗せられないもので

意味無いですね…

その後に続けて「全体は、家1軒分以上ありますね」アイラが言うのを聞いてさすがにそれはやりすぎなんじゃないかと思いつつさらに奥へ、いよいよシエルシカのリーダーとの謁見です。

フォッグ :おぅ

アイラ :氷の大晶霊を従わせるほどの手並みを お持ちであるみなさんとの対面を 心待ちにしておりました

フォッグ :おぅ

アイラ :みなさんの目的がバリル征伐だと知り、 是非! シエルシカに加わって いただきたいと… それが無理なら、 せめて同盟を結びたいと願う所存です

フォッグ :おぅ

アイラ :戦闘に参加していただきたいのは もちろんですが技術的な知識も ご提供願えないでしょうか?

しゃべれないんですか?

(いいえ、ゴン太君しゃべりです)

でも、そう思ったはしから「というわけだ。バリルを倒し、天下をとろうぜ!!」とか元気に言いやがります。今の発言と風貌その他から考えるに難しい会話がダメなだけのような気もしますねぇ。天下を取るかどうかはさておき、とりあえずバリルを倒そうとしているトコロは同じなので喜んで協力を約束し、今のままでは使い物にならない晶霊砲の改造をキールが手伝う間に残りのメンバーでシエルシカの人間なら誰もが居場所を知っていると言う雷の大晶霊を回収しに行く事になりました。例によって脱ぐ(装備を渡す)キールと、それと交代に同行することになったフォッグ。そして、大事にしているペットのミアキス(ネコもどき)の世話をアイラに頼んだら雷の大晶霊を調伏すべくシエルシカのアジトを後にしました。

・アジトを出たら船へ。…とは言っても、何故かシエルシカ所有の船ではな、くいつものバンエルティア号です。

フォッグ :おぅ。 よろしくな、坊主

チャット :性別的に考えると、ボクを坊主と 呼ぶのはふさわしくありません。 それから、名前はチャットです。 バンエルティア号の所有者なので、 今後はキャプテンと呼んで…

フォッグ :おぅ、チャットな。よっしゃ

チャット :だいたい、リッドさん達は ボクの子分であって、あなたの…

フォッグ :ダレが運転すんだ? 俺さまか?

全然聞いてねぇ…

まぁ、「性別が”坊主”じゃない」ってのくらいは聞いてるかもしれませんが。それにしても、チャットの扱いが随分とぞんざいですね、自身の認めさせようとする言動とそれに従わない周囲の行動の対比が愉快です。まだまだ頑張って反抗したそうな船長様を動物で牽制して出発、強固な城門に守られたバリル城を横目に雷の大晶霊のいる遺跡に進みます。んで、到着したらまずは入り口にある石碑を読もうとします…が、その間にフォッグが遺跡の扉を殴って殴って力技でこじ開けてしまいます。後を追うと何故か黒コゲになって戻ってきますが一瞬で復活し、今度は全員で中に入ります。さすがに支配者が雷を司ってるだけあって中のトラップも高圧電流が随所に張り巡らされているので道が見えてるのに進めなかったり、氷粒で火を消す事に気付かないで無駄に詰まったり。仕掛けが背景と同化してたりノーヒントだったりするのはいい加減に勘弁して欲しいものです(毎回それにダマされて無駄に詰まる自分にも問題がありますけど)。途中のキャンプにてがんばり続けているメルディをみんなが好きな事を確認したらさらに奥へ、やがて床中に電流が走っていてとても先の扉まで行けそうにない部屋をに到達しました。

リッド :この部屋なんだ?

ファラ :うかつに動くと あぶないかもよ

フォッグ :俺さまにまかしとけ!

<サッと踏み出して骨が見えるほどハデに感電>

フォッグ :おぅ、わかったぞ

リッド :?

フォッグ :こりゃ、甘くはねえ

そうじゃないだろ…

電流が弱いのか、それともフォッグが強いのか、どっちなんでしょう? って、レントゲン的に骨が見えるほどの電流が「弱い」ワケないんですけど…。んな些細な疑問はさておいて、とりあえずその電流をどうにか静める方法を探して別の部屋へ。途中で拾った珠を途中で発見した装置にセットすると何かが作動した様子で、その後にさっきの電流部屋に戻るって見ると少しはマシになってました。んで、テキトーに床を踏んでるうちに開いた扉をくぐって到達した最深部、そこに雷の大晶霊の姿がありました。しかし、どうやらコイツも正気ではないらしく謎の言葉を発した後に説得のヒマもなく戦闘突入です。ひさしぶりの接触ダメージのおかげで連携が切られたりとか、空飛んでるからフォッグの技が全然当たらなかったりとか、死にかけると使ってくるサンダーブレードのおかげで大逆転の全滅食らったりとか、いろいろと苦戦させられましたがどうにか撃滅に成功しました。戦闘が終了してもまだ正気に戻りやがらない雷の大晶霊様を前に困っているとケージの中からセルシウスが登場、ヒントだか何だかよく解らない言葉を少しだけ残して戻ってしまったのでとりあえず部屋中を調べてみる事に。するとスロットマシンのような仕掛けが起動したのでメルディの言葉にあった順に揃えようとしますが、メルニクス語表記のスロットなので全部同じ”謎の記号”に見えやがるおかげでなかなかうまく揃えられません。しばらくやり続けてどうにか揃えはしたものの、もし正解スロットがホールドされる方式じゃなく”間違えたら全部揃え直し”だったらあと3時間くらい(目押しを完全に体得するまで)はクリアできてなかったかも…。スロット成功後、ようやく正気に戻った手のかかる雷の大晶霊様は「キョウリョク、スル、デス…」となんだかとってもロボット口調のセリフを残してケージの中へ。インフェリアとセレスティアの根源大晶霊達の調伏が終わったところで今度はレムとシャドウが登場し、目の前で空中2身合体を発動して”エクスカリバー”(エクスカリパーとは違います)を授けてくれました。

ファラ :なんかすごそうな剣!

メルディ :はいな! きっと、バリル、倒せるよ

<フォッグ、少し考えて>

フォッグ :おぅ! そうか!! 俺さまの天下も近いな

違うってば…

なんって言うか、とんでもないボケオヤジっぷりですねぇ。とりあえず、コレでようやくミッション完了したので海を渡ってティンシアへと帰ります。

 

 

 

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