テイルズ オブ エターニア プレイ日記
Step 16
決戦
・遺跡の探索が完了したらティンシアへ、アジトに戻るとそこにはバリル城戦を前にシエルシカ一般兵が集まっていました。
リッド :ひゃあ! すげえ人!! シルエシカの兵士って こんなにいたのか?
フォッグ :おぅ!
ファラ :すっごーい! フォッグ、人望あるんだ!?
リッド :実像が知られてねぇだけなんじゃ…
さりげなく失礼なセリフを吐いたところでフォッグは離脱、いつものように装備を全部脱いで渡してくれます。
渡されても装備できないんですけどね
装備くれるのはイイけど、誰にも使えない武器を渡されてもなぁ…。まぁ、防具の方はまだ使いまわしが可能なので許すとして(エラそう)、さらに進んでキール達のいる晶霊砲ドックへ。もうすっかり改造が完了したらしき砲身を見上げながら遺跡での出来事を報告します。それを聞いて協力的すぎる大晶霊達にアイラが疑問を抱いたので、ファラはバリルが陰で進めているグランドフォールについて教え、その事をシルエシカのメンバーに伝えるかどうかの判断は任せました。その後、
アイラ :うちのボスは…?
ファラ :地下倉庫でみんなに 祝福されてますよ
アイラ :無事でしたか… よかった
リッド :無事も何も… 不死身だったぜ
と、遺跡での無敵っぷりを伝えるもののアイラには驚く様子がなく、どうやらあのボケオヤジ加減とか高圧電流直撃でも何事もなかったかのように生きてるのとかは日常茶飯事のようであります。さて、大晶霊の回収も完了し巨大過ぎて使い物にならなかった晶霊砲の改造も完了したところで、今度は決戦に備えてバンエルティア号にも晶霊砲の取り付けを。取りつけ作業には一晩かかるらしいので、その間に身体を休めるためにホテルのチケットをもらいます。んで、特にやるべき事も無いのでアジトを出てホテルへ。
メルディ :あれ? そーいえば チャットはどこか?
リッド :ドックで晶霊砲取り付け作業の監督でもしてるんじゃねぇか? なんてったって バンエルティア号のキャプテンだからな
その言葉のワリには今までちっともキャプテン扱いしてなかったような気がするのは私だけですか? って言うか、主人公キャラの一員のハズなのに「そーいえば」って扱いはヒドいと思いますぜ? まぁ、あんな小生意気なガキは好みじゃなかったりするので気にしないことにして、ホテルへ直行、エレベーターに乗って上の階にあるスイートルームへ上がります。そして、明日のバリル城侵攻を前に「明日の戦いが終わったら もう一度、この豪華な部屋に泊まろうぜ。 …みんなで無事に帰ってきてさ」とやや感傷的とも取れる会話を交わしてから早々と眠りに就きました。その夜、昔の夢で村が破壊される映像を見たリッドは眠れなくなったのでファラとメルディが眠る隣の部屋へ。婦女子の眠る部屋へと侵入する行為は一般に”夜這い”と呼ばれるのですが、何の躊躇もなくソレを実行してしまう主人公はひさしぶりに見ました。しかし、部屋に侵入してみると何故かメルディの姿はありません。
残念でしたね
…とか言う余計な話はさておき、いなくなったメルディを探しまわった挙句に屋上で発見し、そして”おもいで”について語る2人。リッドが珍しく真面目に話しているのを聞き終わったら後ろからこっそりやってきていたファラは2人にバレる前にそのままこっそり帰りました。
・決戦当日、ホテルを出たリッド達がバンエルティア号の待つドックに向かうと、もうそこにはチャットとフォッグがいました。
フォッグ :おぅ! 準備が出来てんなら、 早く船に乗り込め。 アレを決行するからな
チャット :バリル城侵攻作戦!
フォッグ :そう、ソレ!
自分で言えってば
決戦を目前にしてまだ能天気っぷりの激しいフォッグを見て、
ファラ :…アイラさん、どうやら フォッグにはあのこと 言ってないみたいだね
フォッグ :おぃ! 聞いてんぜ。 天下取るついでに 世界を救っときゃいいんだろ?
順番が逆です
統治すべき世界もないのに天下取ってどうしますか? 「こいつの頭の中でどんな変換が行われたら、そんなワケの解らん解釈になるんだろう?」と理解に苦しみつつもバンエルティア号に乗船し、後ろにシルエシカ艦隊を率いてバリル城へと海を進みます。んで、到着したバリル城、こちらの侵攻を察知していたようで迎撃用の艦隊がすでに展開していました。
チャット :敵が見えてきましたよ!!
フォッグ :おぅ! これよりアレに備えるぜ!
チャット :艦隊戦!
フォッグ :そう、ソレ!
だから、自分で言えってば…
まぁ、いい加減慣れたのであんまり気にならなくなってきましたけどね、えぇ。すると何故かココで操舵担当をリッドに任せて艦隊戦に突入。どうして乗船メンバー中でもっとも船の操縦に長けてそうなチャットに任せておかないのかがスゲぇ謎ですが、そんな事はさておき艦隊戦のミニゲームを逃げ回って時間切れでクリアするといよいよ城門に晶霊砲を叩き込む事に。リッドの「晶霊砲、充填開始!」のセリフに続いて「充填率120%」とか「波動砲で撃て」とか言った……かどうかは知りませんが、とりあえず発射した晶霊砲の1撃は城門に大穴を穿った挙句に謎の大炎上。何がどうなったらただのエネルギー砲を城壁に当てただけで爆発するのかは理解不能なんですけど、きっとアレです、全ては弾丸に使われた晶霊様のおかげだと言う事にして無理矢理にでも納得しておきましょう。粉砕した城壁の間から城門前に上陸し、「バリルの前で会おうぜ」と言って部下のもとへ向かったフォッグを「一緒に行った方が絶対に楽だと思うんだが…、やっぱコイツはアホですか?」なとど思いつつ見送ったら、それに続いてリッド達も城内に進みます。んで、テキトーに雑魚を蹴散らしながら氷粒やら熱光線をバラまいたり、道に立ち塞がってた巨大ロボを粉砕したり、意味のさっぱり見えない暗号を機械に向かって発声したり、微妙に敵が強かったのでキャンプ地の前に張り付いて鬼のようにレベル上げに励んだり。そうするうちにいよいよバリルの待つ玉座へと到達しますが…、そこにあったのはバリルは生きていなくてすでにミイラになっていました。事件の張本人とおぼしき人物が死んでいるのにどうしてグランドフォールは続いてるのかとリッド達が混乱していると、後ろから「バリルは死んだ」とまるでニーチェか何かの格言のようなセリフを吐きながら謎の女性シゼルが登場しやがります。ちなみに、このシゼルは衣装がゴテゴテしてて紅白歌合戦での某コバヤシサチコ女史を連想させてくれるのできっとラスボスに違いありません。そして、きっと3段階ぐらい変形するに違いないのです(スゲぇ偏見)。まるで知り合いかのようにメルディと言葉を交わしたシゼルは「物質世界を見限った」などとありふれたカオスワールド復帰論を振りかざして、いよいよ戦闘突入かと思った頃に後ろからやって来たフォッグの率いる自由軍をただの1撃で粉砕してしまったのでもうどこにも話し合いの余地はなくってバトル開始ッ! …しかし、開幕直後に回避不能の大技エターナルファイナリティを叩き込まれた挙句に追撃食らって即全滅(この間5秒くらい)。
やりすぎですね
「そんなんだったら戦闘画面にせずとも何か表現方法があったんじゃなかろうか?」と思ったりもしますが、きっとスタッフの方々はあの気合の入りまくった大技を早く披露したくて辛抱たまらなかったのでしょう。戦闘を抜けてシゼルがトドメの極光術を放とうとしたところに今度は後ろからレイスが登場、さっきのフォッグ達よりはまだ役に立ってくれそうな予感です。闇の極光術を発動するシゼルの前にリッド達をかばうかのようにレイスが割って入って極光壁を発動、両方の力が激突して大爆発を起こします。
・光と闇の極光術の衝突によりバリル城は大爆発、ついでにシゼルは空を昇って界面にある黒体の中へ消えました。むぅ、極光術は極めると空を自由に飛べるのですか? タケコプターいらずで便利ですね(違う)。一方、リッド達の方はどうなったかと言うと、あれだけの大爆発の爆心地にいたにもかかわらずただ城の外までフッ飛ばされただけで全員無事、…かと思ったらレイスだけは瀕死の状態でやがります。駆け寄るリッド達にセイファートキーを渡し、真の極光を知るためにガレノスに会えと伝え、そして「大切な人を守れ。 極光術は… そのためにあるんだ」と最後に言い残して死亡(リタイア)。どうも理解力の限界を超えて事件が起こりまくってるので大変なんですが、両界の衝突までにあまり時間の残されてない今は死人が出たところで立ち止まってるヒマもなく、もう2度と動く事の無いレイスの身体に軽い別れを告げたら船に戻るのでした。
Step 17
真実を求めて
・バリル城に行ったら倒すべき相手のバリルはすでにミイラ化しててこの世にはなく、その代わりに出てきたシゼルはただのカオス理論を振りかざす狂信者かと思ったら極光術も使いこなす才女(奥様は魔女)で、その力の前に成す術も無く抹殺されそうになったリッド達を助けようとしたレイスは極光の力を持ってしても死亡。う〜ん、ギアが一気に1速から5速ターボにブッ飛んだような感じの話の急展開っぷりに全然整理が追いつかないんですが、もしかしたらラストが近いんですかねぇ? 船上でメルディとシゼルの話しぶりが気にかかっていたキールがそのコトについて質問すると驚愕の事実が発覚、実はバリルとシゼルがメルディの両親であり、だからこそメルディは必死でグランドフォールを食い止めようとしていたのでした。そんな物語の核心に関係してそうな話を聞いたらルイシカへ、ガレノスに会ってレイスの事を聞くと、セイファートキーに導かれてガレノスのもとを訪れ、極光術を体得し様とセイファートの試練に挑み、そして、自らの意思でリッド達を助けて死んだ、と教えてくれました。極光術を会得できるのはフィブリルを持つ者だけ。極光術を使えたハズのレイスがシゼルに勝てなかった理由は、試練を途中で抜け出してリッド達を助けるために駆けつけたから。その事を知ったリッドはレイスの意志を継いでシゼルに対抗できる唯一の手段であるところの極光術を得るためにセイファートの試練に挑もうと誓います。そうと決まったら早速出発…ですが、シエルシカのメンバーに会いたいと言うガレノスの頼みを聞き入れて試練に向かう前にティンシアへ。航行中にレイスの遺言をガレノスから聞かされたりしながらシエルシカのアジトに行って、アイラに引き合せて対シゼル用技術提携の手筈を整えたら準備完了。船に戻ってセイファートキーの導きにより進路を確認し、セイファートの試練を受けるべくその方向へと向かいました。
・何度もセイファートキーに道を示してもらううちに廃墟のようなセイファート神殿に到着。中に祭られていた銅像を見ながら話をしているとインフェリアとセレスティアで神話が食い違っている事が解ったりして、何て言うか、もう、某MMRとかに調査依頼のハガキを出さないといけないような気分になるくらいにあいもかわらず謎だらけでやがります(どうでもいい疑問)。まぁ、そんな面倒なモンは学者気取りのキールにでも任せるとして、リッドは奥への通路に張られたバリア(力を加えても割れないので某光子力研究所のモノとは違うらしい)をくぐって先に進みました。そして進んだ奥の部屋で”セイファートの使者”を名乗るこの世にあらざる者を対峙するリッド。「何故、試練に挑むか?」との問い掛けにシゼルを倒すためだとか世界を救うためだとか並べてみますが結局はただ「大切な人を守るため」とか言う本当に簡単で大切な答えに到達し、その答えに満足した使者は「…そのまま正面に進み、 心の手で扉を開けよ。」と言い残して消え去ります(忍法-木の葉隠れ)。そして、覚悟を決めたリッドは1歩前に進んで何が起こるか謎だらけの試練に挑みました。光が収まって気が付くとリッドはエッグベアの姿をしていて卵を奪いに来た商人と闘うハメになりますが、非戦闘員が攻撃型モンスターに勝てるハズもなくあっさり撃破。試練挑戦中とはいっても人を殺めてしまったリッド(同族殺し)。正当防衛だと自分に言い聞かせながらさらに先に進むとそこには何故か”リッド達”の姿がありました。どうもこの試練は過去の光景の再現のようで、昔そうだったようにリッド&キールと対戦しあっさりとやられた挙句に肉を食われるのでした。っと、ココで試練は終了。殺す者と殺される者を知ったリッドには極光壁が授けられますがこれだけで試練は終らずにまだ続きがあるんだとか、先は長そうです。んで、部屋を出て外で待機していたみんなと合流したら船に戻ってまたセイファートキーを使います…が、今回示された道は”上”でした。界面って事ですか? インフェリアって事ですか? どっちにしろバンエルティア号は波動砲を搭載したとはいってもまだ宇宙戦艦ではないので宇宙(そら、と読め)には行けません。ってワケで、第2の試練に挑む以前に、まずソコへ向かう方法を探すハメになりましたとさ。
Step 18
海賊王
・次の試練のある場所は示されたものの、その指す場所は天。残念ながら現行のバンエルティア号はただの船なのでどうにもできません。しかし、セイファートキーが啓示した以上はどうにかして移動する方法があるハズです(神サマの性格が歪んでければ、と言う条件付で)。ってワケで、諦めずに方法を探そうとメルディが「光の橋みたいなヤツさがすよー」と言うと、それを耳にしたチャットがいきなり「アイフリードの遺産を探しに 行きましょう」などと事態を全く理解していないかのような唐突さで提案してきやがります。
リッド :や、あの…。 今、そんなこと言われてもな
チャット :インフェリアに行かれるんですよね? ボクのひいおじいさんが誰であるか、ご存知でしたよね?
ファラ :アイフリードでしょ? かつて世界を荒らし回った大海賊
チャット :そうです! そして世界中とは、文字通り、 エターニア全部なのです
そう言う大事な事は早く教えて欲しいモンですが…。とにかく、一方通行だった光の橋以外にも大昔から両界を移動する手段が存在するようですね。遺産探しの手掛かりを求めて小屋まで戻る事になりました。んで小屋、大昔からあったと言うオブジェに刻まれた「204、98。 数字の意味を見出し者、遠征の橋に届かん!!」ってヒントをキールがあっさりと座標の事だと見破り、自分が5年以上も悩み続けていた問題をあっさりと解かれてしまって呆然としているチャットを連行して問題の座標位置へと向かいます。
・海賊王の遺産を探しにありったけの夢をかき集めたらGPS(高機動幻想ではない)を頼りに問題の座標へ、そこは内海のさらに入り組んだ場所にありました。んで、船が近付くと壁が爆発して洞窟が出現、どうやら数字を座標として読む解釈は正しかったみたいですね。接岸して洞窟の中に入ると、そこにはルーレットを回すと出た目の数だけ先に進めると言う仕掛けが辺り一面に広がってやがります。
リッド :これって…
ファラ :スゴロクなんじゃぁ…
チャット :さすが! ボクのひいおじいさん! 考えることが違います
そうじゃないだろ…
さすがは大海賊様、このイカレたデザインはきっと風雲たけし城とかを参考にしたに違いありません(妄想)。んで、しかたがないので「…仕掛けのセンスは 遺伝だな」と小屋の時もよく解らん仕掛けがいっぱいだった事を思い出して嘆きつつも先に進むために競争相手もないのに淡々とスゴロクをするハメになり、「オレはじいちゃんのデッキを信じるぜ」とか全然関係ない事を頭の中に巡らせながらルーレットを回します。まぁ、対戦相手がいないとは言ってもマスによっては3マス戻されたり、追尾型時限爆弾に追いかけられたり、宝箱が出たと思ったらモンスターだったり、そんな事しなくてもモンスターが待ち構えてるマスだったり、イロイロと余計な仕掛け満載でスリリング極まるスゴロクでした。って言うか、敵が妙に強かったので3回くらい全滅食らいました…。どうにかゴールへと到達すると眼が不気味に光るアイフリードの像に「よくぞ難関を突破した。 ワシの遺産をさずけよう」と謎の言葉をいただきます。その”遺産”とやらに期待しながら奥へ進むとドックがあって、そこで汎用人型血戦兵器でも作れてしまいそうな勢いの超々テクノロジーによるバンエルティア号の改造作業が始まりました。改装作業終了後、中に入ってみると微妙に部屋が増えてやがります。新しく見る機械にうっとりしているチャットを無視して新設されたアイフリードの像の言葉を聞くと潜水艇としての機能が追加されたんだとか。…って、それじゃ空には行けないような気が。しかし、その後に続いた海底を探索しろと言うのを信じて今度は探索の矛先を海底に向けるのでした。
・非常にまわりくどい”遺産”を残してくれた大海賊様のおかげで海底探査を開始するのですが、地上と違って目標物が少ないうえに地上MAPとは違って探索ポイントが地図に出ないのでスゲぇ大変です。とりあえず、洞窟の近海にあたアイフリードの台座にに行ってみると遠征の橋を起動するのにシルバーケイジが必要だと判明したので世界中(の海底)を巡る大探索を行います。んで、ところどころにあるアジトからシルバーケイジを5つ引き揚げてたところで台座に戻ってセット、するとついに橋が起動したようで近くの海面に謎の光が出現します。んで、船でその光の中に進むとバネルティア号にはVTOLなんか搭載していないハズなのにそのまま真っ直ぐに空へ上昇し、今までどうやってその姿を隠していたのかよくわからないくらい巨大なメカ要塞であるところの”中継基地”とやらに到着するのでした。いやぁ、スゴいですね、こんなのを指して「空にそびえる鉄の城」っていうんでしょうか? とてもファンタジー世界観のゲームとは思えないくらいにナイスな超科学ッぷりですね。まぁ、そんな些細な事を気にするのはホドホドにしておいて、そこで世界を変転させてインフェリアへ。一方通行だと思われていた世界の壁を突き抜けてリッド達は無事に元の世界に帰還します。
Step 19
Royal Blood
・某大海賊様が残してくれた”遺産”のおかげでやっとインフェリアに戻ってこられたリッド達。さっそくセイファートキーに道を示してもらって、光の指す方向を「その方向には海しかない」と怪訝に思うキールをなだめて船を進めます。予想に違わずと言うか、なんと言うか、キールの言ったようにその場所には海しかなかったワケですが、問題の場所は海底にあったので問題ナシ。どうやって海中に庭園を維持しているかの謎っぷりはかなり激しいんですが、もういい加減に何でも疑問に思うのは疲れてきたので無視します。セイファートキーを文字通り”鍵”として扉を開いて中へ、入った部屋で謎の機械を発見するものの動きやがりません。しかたがないので諦めてさらに奥へと進み、リッドはみんなと分かれて1人で試練部屋に突入、その間にさっきの機械をキールとメルディが調べる事になります。そして、肝心の第2の試練ですの方ですが、光に包まれたリッドが気付くと今度は幼い頃のキールになってました。前回がモンスターだった事を考えるとかなりの進歩ですね。両親と朝食を摂ったら誘いにきた”リッド”に連れられて遊びに出かけ、立ち入り禁止のハズのレグルスの丘の前でファラとも合流します。んで、どうやって遊ぶのかと思ったら、中に入ってキレイな石を採ろう、などとファラは言いやがります。
キール :けど、あの扉は カギがかかってて 開かないはずだよ!
ファラ :じゃーん! お父さんのところから、 こっそりカギ持ってきちゃった
キール :け、けどさ、レグルスの丘は 村長さんしか入っちゃ いけないんだって、 いつか父さんが言ってたよ
ファラ :いーの! 村長の娘がいいってったら、 いいんだもん
全然よくねぇ…
スゲぇわがまま娘なんですが、もしもコレを指して”前向きな性格”って言うならソレはかなりの勘違いです。どうしても中に入りたくないキールでしたが、リッドに「どんくさ」だとか「よわむし」だとかバカにされまくるので男として退くワケにもいかず、その場の勢いで「どっちが先に石を持ち帰れるか」などと言う競争をするハメになしました。しかたがないので中へ、この頃のキールは今と違って博愛精神あふれる無抵抗主義者なので(有効な攻撃手段を持たないだけ、とも言う)逃げて逃げて逃げる事しかできません。 って言うか、まぁ、ガキの頃から武器も持たずにモンスターと闘える方が異様なんでしょうけど。途中のキャンプで先行していたハズのリッドに追いついたりしながらどうにか丘の奥にある洞窟へ到着、先に来ていたリッドと並んで石探しをしていると何故か後から村長さんがやってきて勝手に中に入った事について叱られます。子供らしく素直に謝って2人は退場しますが、村長さんが来たついでに奥の封印を見に行くと…何故か檻として機能していたハズの結晶体が粉々に砕け散っていて、そして、いきなり出現した”影”に食われてしまうのでした。っと、ココで第2の試練は終了。「その後の村長がどうなったのか?」と言う疑問に答えないまま、キールが自分の何気ない言葉で傷付いていた事に気付いたリッドに新たな極光術である極光剣を授けます。壁の次は剣ですか…、安直極まった名付け方のような気もするんですが、まぁイイでしょう。試練部屋のすぐ前で待ち続けていたファラと合流して最初に見た謎の機械のある部屋に戻ると、試練を受けている間にキールとメルディが起動に成功したらしく世界の創造にまつわる映像が目の前に展開されます。それによると、まず最初にネレイドの精神世界があって、その後にセイファートが今の物質世界を展開したんだとか。解釈によってはセイファートの方が侵略者とも見れたりするワケですが、それでもリッド達は「順番なんか関係なくて、今のこの世界が好きなんだ」と何としてでもグランドフォールを止める事を宣言し、そして、セイファートの使者が言った残る1つの試練に挑むために海底庭園を後にします。
・海底での試練を終えて船に戻ったリッド達。
メルディ :ふぅ。 久しぶりの太陽って感じがするな。
キール :くつろいでる暇はないぞ。 残る試練はひとつ。 気を引き締めて挑むんだ
チャット :…では、早速ですが、 気を引き締めていただけますか?
チャットの言葉に何事かと思って外を見ると…、いつの間にかインフェリアの軍用艦(衝角付き)に完全包囲されてやがりますよ? どうやら予想以上にチャットの索敵&操舵技能は低いようですね。晶霊砲で粉砕してやればやればイイような気もしましたが、今は人間同士で争ってる場合でもないので素直に拘束されて王の御前に連行されます。偉大なるインフェリア国王に会うのは”異端者”として死刑宣告を受けて以来ですねぇ、とても友好的な応対は望めないような気がしてきました。
王 :来おったな、セレスティアの犬め!
結構な挨拶ですね
何て言うか、もう、いきなりから喧嘩上等な気分全開のお言葉を頂いてしまいました。そして、レイスの行方を聞かれて「死にました」と答えるとリッド達が殺害犯だと思い込んでまたしても死刑宣告が下り、さらに”ありがたいお言葉”はまだ続きます。
王 :今頃、衛兵長ロエンの先導する 晶霊術士部隊がセレスティアに上陸していることだろう。 どんな報復をしてくれるのか、 楽しみよ
本当に王様なんですか?
こんな余計な戦乱を巻き起こすくらいなら某DQシリーズの事あるごとに勇者に助けを乞うしか能の無い王の方がまだマシかもしれません。それを聞いて騒然とするリッド達に「おだまり! 卑しき平民など虫けら以下ですわ」などと追い打つ王妃様ですが、その”虫けら以下”の上にいる王族も大差ないと思うのは私だけですか? どうにかして事態を好転させるために何か言おうとするリッド達に王は「犬は無駄に吠えて、うるさいわ」と吐き捨てて、牢屋に連行する事を指示します。う〜ん、最悪極まった王様ですね。って、もしかしてこの国には”言葉が汚くないと王になれない”とか言う鋼の掟でもあるんでしょうか? そうだ、そうに違いない、そうだったのかキバヤシ!! アホな妄想はさておき場面は変わって牢屋、他の4人とは違ってチャットだけが「どうしてボクが見知らぬ世界で、 無実の罪で処刑されなければならないんですか?」と騒いでやがります。とりあえず、このまま捕まってるワケにも看守をハメで脱出しようとしていると代わりにアレンデ姫が登場、レイスの最期を知りたいと言う彼女に今までの事を話します。すると聡明な姫様は今の世界の状況を理解してくれたようで、リッド達を牢から開放して武装を返し、そして城門から堂々と送り出してくれました。んで、暴走気味の王を説得するのは姫にまかせてリッド達は港へ、その場にいた衛兵を瞬殺してバンエルティア号を取り戻します。やっと自由の身になったところでセイファートキーに道を示してもらうと…またしても指したのは空の上。セレスティアなのか界面上なのかは解りませんが、2度の死刑宣告をくぐりぬけた凶悪犯罪者集団に恐れるモノなど何もないワケで、速攻で中継基地へと昇るのでした。
Step 20
果てしなく青い この空の上で
・ひさしぶりにインフェリアに戻ったら横暴極まった狂王から2度目の死刑宣告を受けたリッド達、しかし、姫の助けも借りて最期の試練を目指して空に上がります。んで、チョイと界面を徘徊するうちにセイファート観測所なる謎の建造物を発見しました。前と同じようにセイファートキーを”鍵”として中へ、内部を探索していると謎の装置を発見しますが機動不能。「試練を受けている間に きっと! 動かしてみせる!!」と言うキールとそれを補佐するメルディを残してリッドとファラは試練部屋へと向かい、ファラの「ぜったい… 帰ってきてよ」を背中に受けながら最期の試練に挑みます。もうすっかりおなじみの使者と言葉を交わしたら試練開始、今回はルイシカが崩壊した日の再現っぽいでリッドはシゼルになってました。まぁ、先の2回(卵熊とか子供キールとか)よりは自キャラが強いから楽なんですけどね。攻撃方法をもってないくせに敵の中へ勝手にフラフラと突っ込んむメルディさんはかなりの曲者だと思います。総領主ビリアルの送り込んだ兵士に完全包囲された状況から脱出しようとするものの、仲間だったハズのヒアデスの裏切りにより失敗。さらに、2人を助けるために出てきたバリルは兵士の一斉射撃により死亡(リタイア)。恨み爆発のシゼルはネレイドの”闇”を取り込んで暴走し、町全体をフォーグラー博士もびっくりなくらいに巨大な闇の爆発が覆うのでした。んで、ココで最後の試練も無事に終了、最後の極光術”極光波”を会得します。後はシゼルを倒すだけ…のハズですが、シゼルの”正義”を知った事で悩むリッド。それを見た使者は「自分の目で見た物を信じ、 自分で選び取った道へと進め」と某ゲルマン忍法の使い手のような言葉を残して、そして消えます。全ての試練を完了して部屋を出たリッドを心の底から誉めるファラと合流したらキールとメルディを残してきた場所へ、やっぱり謎のままだった装置にセイファートキーを挿してみると今まで黒体を守るように周囲を取り囲んでいたセイファートリングが開きます。いよいよ血戦ですね。シゼルのいる黒体を目指して船を進めると、地上のアイラ達もそれに気付いたようでまだ建造中だった晶霊砲を照射、それと同期して界面上のリッド達も船首の晶霊砲を発射するのでした。